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これからのビジネスに必要な「所作」のある世界

こんにちは、KiQ代表の菊地あかねです。私はデザイナーをしながら芸者修行をしていた時期があります。和の文化から所作を学び、「所作とは何なのか」という問いを長年もち続けてきました。世の中には、所作がある人・ない人がいると私は考えています。所作がある人は、自己認識力が高いです。また、相手の心を読み取る力もあります。逆に所作がない人は、自分へも相手へも理解が浅い状態だと言えます。所作を身に付け、自分の可能性を広げることで、あなたはより豊かで深い人生を送れるはずです。私達人間は、どちらかといえば変化への柔軟性の低い生き物です。積極的な変化を好まず、現状維持を基本とする方が、進化の過程で都合がよか...

【後編】KiQのインターンの現場解剖:実際働いてみて感じたプロのデザイナーのレベル感

前回に引き続き、現在KiQへインターンとして参加している学生へのインタビューの後編をお届けします。ーーKiQでの業務は、非言語のテーマが多いです。捉えにくいものも多いと思いますが、それについてはどう感じますか。菊地さんが常に意識している所作などは、インターン前にはほどんと意識することがなかったものだと思います。三沢:インターンさせていただきながら学んではいるけれど、まだ十分に捉えられてはいないなと思っています。所作については自分が無意識でも有意識でもしているものなので、せっかくならもうちょっと上品に、菊地さんを真似て振る舞いたいなという気持ちがあります。働くようになってから、美しい所作へ...

【前編】KiQのインターンと語る:デザイナー志望の美大生がリアルで体験するべき現場とは?

KiQでは現在、二名の大学生がインターン中。どんなバックグラウンドをもってジョインし、業務を行っているのか。ここでどんな学びを得たのか。菊地との鼎談形式で、二回に分けてインターン生の声をお届けします。三沢:インターンを始める前は、仕事としてデザインを請け負った経験は多くありませんでした。個人で仕事を請け負うよりは、インハウスでデザインをしてみたいという思いがあって、大学の就職サポ―トセンターで情報収集をしていたところKiQを知ってインターンに応募しました。始めは希望しているフレックスタイム制で働けるという、働き方に惹かれての応募でした。実際に入ってみて良かったと思っているのは、私は平面的...

【第3話】私が27歳でデザインスタジオを立ち上げるまで

皆さんこんにちは、菊地あかねです。前回に引き続き、クリエイティブのお話を、私自身の経験を元にお話したいと思います。私自身が独立したのは2016年。今振り返ると、本当に無計画でした。独立は大きく分けると、2つのパターンがあるかと思います。1つ目は、デザインブティックや制作会社に勤めて、20代後半で独立する方。2つ目は、30代前半の脂の乗った一番いい時期に、何年か代理店で勤め上げ、会社として独立する方。そのなかで、私は前者でした。独立時期がもっと早い方もいると思いますが、こちらのパターンの方が多い印象です。現代では、クリエイターの数も増えており、ソーシャルメディアなどでお仕事を取られる方も多...

【第2話】私が27歳でデザインスタジオを立ち上げるまで

皆さんこんにちは。菊地あかねです。今日はいつものラジオと前回に引き続きバージョンを変えて、私自身に焦点を当ててお話をします。最近プライベートでいろいろバタバタしていたのですけれども、また引き続きこのラジオも続けていこうと思っているので、よろしくお願いします。前回、私がなぜデザイナーをしているのか、アメリカから日本の花街に渡ったというところ、欧米でのボディーランゲージとかジェスチャーではなくて、日本ならではの所作振る舞いというのが日本にしかなかったということが発見が自分のインスピレーションになっているというお話をしました。20代前半は芸者修行をしながらデザイナーをしていて、数年後にデザイン...

【第1話】私が27歳でデザインスタジオを立ち上げるまで

みなさんこんにちは。菊地あかねです。今日はいつものブログとはバージョンを変えて、私自身に焦点を当ててお話をします。菊地の自己紹介私、菊地あかねはデザインスタジオKiQを経営しながら、アートディレクターとして活動しています。現在は、東京の渋谷を拠点に活動しています。デザイナーとして活動を開始したのは22歳からで、27歳で会社を立ち上げて独立しました。アートディレクターは皆さんにとってはあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、クリエイティブ業界では、割とポピュラーな言葉として使われています。日本と海外では意味合いが違う言葉になりますが、日本では主にビジュアル部分や世界観の方向性を定めてディレ...