「田村ビルズグループ、上場しました!」
2026年3月25日、田村ビルズグループは東京証券取引所「TOKYO PRO Market」と福岡証券取引所「Fukuoka PRO Market」に上場しました。
……と言われても。
就活中の学生の皆さんにとって、「上場するって、そんなにすごいことなの?」というのが正直なところかもしれません。
実は、私たち若手社員も同じでした。
それが会社にとってどれほど大きな出来事なのか。自分たちの仕事とどうつながっているのか。
その意味を本当に実感したのは、上場の日を迎えてからだったように思います。
今回は、2022年に新卒で入社し、入社5年目で上場式に参加した同期3人の目線から、田村ビルズグループの「147年目の節目」を振り返ってみます。
「え、私たちが上場セレモニーに?」
今回、上場セレモニーに参加した2022年入社の同期は3人。
注文住宅に携わる西村さん、採用を担当する秋山さん、そして広報を担当する佃屋です。
普段の仕事はバラバラですが、3人とも新卒で田村ビルズグループに入社しました。
そんな私たちに、田村さん(社長)から上場セレモニーへの参加のお話が。
西村さんは、声をかけられたときのことをこう振り返ります。
「最初は、社員に“西村”が何人かいるので、『西村間違いかな?』と思いました(笑)」
まさか自分が、というのが最初の感想だったそう。
でも、次第に実感が湧いてきました。
「自分が入社してから頑張ってきた会社が、大きな節目を迎える。その瞬間に立ち会えることが何よりうれしかったです。『この会社を選んでよかった』と改めて感じました」
私も広報として、上場セレモニーに向けた準備に少し携わっていました。
だからこそ感じていたのが、「会社が上場するって、こんなに大変なんだ」ということ。人生でこの先もう経験できないかもしれない瞬間に、入社5年目で立ち会わせてもらえることをとてもありがたく感じました。
鐘を鳴らして、初めて実感した。
そして迎えた上場セレモニー。
私が特に覚えているのは、やはり「鐘」です。
上場まで、田村さんが「鐘を鳴らすまでは安心できない」と話していたこともあり、
その瞬間はとても感慨深いものがありました。
少し大げさかもしれません。
でも、その場に立ったとき、
「147年続いてきた会社の歴史を背負って、自分は今ここにいるんだ」
そんなことを感じたのを覚えています。
一方、西村さんが印象に残ったのは、少し違う光景でした。
「鐘を鳴らす瞬間ももちろんですが、周りを見ると、参加した社員のみんなが携帯電話を手に、うれしそうに写真を撮っていたんです。それを見て、『今日は社員みんなにとって喜ばしい一日なんだな』と思いました」
会社にとって大きな出来事であることは分かっていた。
でも、そこにいる一人ひとりの表情を見て、「自分たちの会社にとって、本当に大きな一日なんだ」と実感しました。
そもそも、田村ビルズグループってどんな会社?
ここで少しだけ、私たちの会社について紹介します。
田村ビルズグループの始まりは1879年。
山口県長門市で「田村屋」という小さな商店からスタートしました。
それから147年。
現在は、不動産の買取再販や売買仲介、投資用アパート、新築住宅・リフォーム、不動産テック、産業廃棄物処理など、建築・不動産と環境リサイクルを中心に幅広い事業を展開しています。
こう聞くと、
「147年も続いている老舗企業」
というイメージが強いかもしれません。
でも、私たちはむしろ、
「147年間、変わり続けてきた会社」
だと思っています。
商店から始まり、時代に合わせて扱うものや事業そのものを変えてきました。
現在も福岡へ拠点を広げたり、不動産情報を地図上で管理・共有する「スモ〜ラ」のような不動産テック事業に挑戦したり。
歴史は長いけれど、完成された会社ではありません。
むしろ、今も変化の途中です。
入社した2022年から、会社はどう変わった?
私たち3人が入社したのは2022年。
そこからの4年間だけを振り返っても、会社は大きく変わりました。
私自身、働く仲間が増え、事業領域もどんどん広がっていくのを見てきました。
会社が大きくなれば、当然、社内のルールや一人ひとりに求められることも変わります。
それでも、変わっていないと思うものがあります。
それが、「人」です。
会社の規模が大きくなっても、この会社らしい人の良さや社風は残っている。
そして、その良さを守りながら会社を大きくしていくために、一人ひとりの意識も変わってきているように感じています。
西村さんも、会社の変化を実感している一人です。
「田村ビルズグループとして、お客様の役に立てる事業が増えました。福岡にも拠点ができ、LFBという名前を知っていただける機会も増えてきて、『家族にも自慢できる会社になってきたな』と感じています」
採用担当になって気づいた、「上場」のもう一つの意味
同期の秋山さんは、現在、採用に携わっています。
だからこそ、上場を少し違った角度から捉えています。
「採用において“上場企業”であることは、入社してくださる皆さんだけでなく、そのご家族にとっても一つの安心材料になると思っています」
実際、会社としても今回の上場について、社会的信用力を高め、これから仲間になる人がより安心して挑戦できる環境を整えることを目的の一つとして掲げています。
同時に、秋山さん自身にも変化がありました。
「社会からの信頼や期待が高まる中で、自分の仕事一つひとつが会社の価値に直結していると、以前より感じるようになりました」
そして、こんなことも話しています。
「若手のうちから本当に多くの経験を積ませてもらっていると感じています。自分の成長が会社の成長につながると信じて、これから会社に貢献できる存在になりたいです」
上場したから、急に別の会社になったわけではありません。
でも、自分たち一人ひとりの仕事が「会社をつくっている」という感覚は、以前より強くなったのかもしれません。
上場はゴールじゃない。「147年目の第二創業」
今回の上場にあたり、田村さんが伝えていた言葉があります。
「上場は決してゴールではない」
田村ビルズグループが目指しているのは、上場企業になることそのものではありません。
147年間大切にしてきた考え方を土台にしながら、山口・福岡からさらに事業を広げ、会社を成長させていく。
田村さんは、このタイミングを「147年目の第二創業」と表現しています。会社としても、その後の経営計画発表で上場を「第二創業」の新たなスタートラインと位置づけています。
147年も続いているのに、第二創業。
一見、矛盾しているようにも聞こえます。
でも、私たちが入社してからの4年間だけでも、会社は大きく変わりました。
だからこそ、「第二創業」という言葉が、今の田村ビルズグループにはしっくりきます。
そして私たちも、まだ途中。
では、これから私たちは何をしていきたいのか。
西村さんには、明確な目標があります。
「これからもっと女性も活躍できる会社になっていってほしいです。そのために、私自身がその道をつくれるよう、役員を目指したいと思っています」
入社5年目で、「いつか役員になりたい」と言える。
それも、今の田村ビルズグループらしさなのかもしれません。
採用の秋山さんは、自分自身が成長することで会社の成長に貢献できる存在へ。
そして私は広報として、新しい事業や商品が生まれる瞬間を最前線で知り、それを社内にも社外にも好きになてもらえるよう届けていきたいと思っています。
「田村ビルズグループって、なんか面白そう」
そう思ってもらえるきっかけを、もっとつくっていきたいです。
147年続いた会社に入る、だけじゃない。
2026年3月25日。
会社にとっては、147年の歴史の中に刻まれる大きな一日でした。
でも、上場セレモニーを経験した今、私たちが感じているのは、
「ここからなんだ」
ということです。
147年の歴史がある。
上場企業にもなった。
それでも、新しい事業、新しいエリア、新しい働き方、新しい挑戦は、これからも生まれていきます。
だから、これから田村ビルズグループに入る人は、
「147年続いた会社に入る人」ではなく、
「147年目からの会社を、一緒につくる人」なのかもしれません。
地方にいながら、大きな挑戦をしてみたい。
若いうちから、会社が変わっていく真ん中にいたい。
そんな方にとって、田村ビルズグループが少しでも気になる存在になったらうれしいです。
147年目の第二創業は、まだ始まったばかりです。