2023年10月、スタートアップのエステ会社ANYのマネージャーに就任したのは、美容業界で20年以上の経験を持つ、原友美(はらともみ)さん。
原さんはヘアメイクの専門学校を卒業後、大手化粧品会社に「デパート美容部員」として入社しました。そこでの化粧品販売の仕事を通じて、美容への探究心を深めていった原さんは、結婚と出産を経た後、長年の興味を胸にエステ業界へ転身し、新たなキャリアをスタートさせました。
広範な知識と高いスキルを美容業界で身につけ、その明るい性格と卓越したコミュニケーション能力を活かして、多くのお客様の『美』の追求をサポートしてきた原さん。
そんな原さんが、なぜ、ANYのマネージャー職に興味を持ち、応募に至ったのか。
そして、ANYではどんな価値をお客さまに提供していきたいのか。
今回は、株式会社ANYに仲間入りして1ヶ月弱。明るい笑顔が魅力的な原さんのストーリーをお伝えします。
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【インタビュー/ライティング】
株式会社ストーリーテラーズ
ストーリーライター 栗田加奈子
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『だれでもエステ』のターゲットとしてジョイン
原さんは、『美容業界への情熱を持ち続けたい』という強い意志を持ち、ANYのマネージャー職に挑戦されました。
初めは「40歳を過ぎて、また美容業界に挑戦するというのもどうなのだろう…」という不安もあったそうですが、勇気を出して、新しい挑戦に踏み出した原さん。
それは「ANYの代表中島の夢に共感したから」だと原さんは話します。
(想いを原動力に、違和感をアイデアに【ANY代表インタビュー】 | 株式会社ANY (wantedly.com))
主婦層をメインターゲットとする『だれでもエステ』という新規サロンで、お客様への施術と、立ち上げ業務の両方に全力投球する原さん。「ANYにジョインしてからは、期待通りの環境で、全ての細胞が目覚めるような刺激を受けている」と語る彼女に、さらに深く話を聞いてみました。
美容への探究心から、エステ業界へ
「元々私は、『キレイになりたい』『可愛くなりたい』という気持ちが強い方でした。母が持っていたメイク道具に興味津々なタイプの子どもだったんです。だから美容業界に入ったのも必然と言いますか、運命みたいなものだと思っています」
「好き」を貫き、ヘアメイクの専門学校を卒業した原さんは、メイクの技術を活かせる大手化粧品会社へ入社。その後、結婚・出産を経て、大手百貨店で美容部員としてお客さまと向き合う仕事を始めました。
そこから仕事の幅を広げるため、製薬会社で営業兼インストラクターとなり、西日本エリアで活躍を続けたそうです。
「業界の方なら共感して頂けると思うんですが、美容を知っていくと、より深く、マニアックな部分まで探究したくなっていきます。製薬会社では一般消費者向けの商品を扱っていましたので、次は、プロ向けの商品を扱ってみたいという探究心が抑えられなくなり、エステ業界に転職することにしました」
エステ業界でも情熱を持って仕事に取り組んでいた原さんでしたが、ここで予期せぬ事態が原さんを襲います。
「会社の経営が思うようにいかなくなりまして…会社都合の退職となってしまいました。これは正直悔しかったですね。やりがいもありましたし、気持ちとしては続けたかったですが、やむを得ず退職することになりました」
エステ業界を志半ばで離脱したことが、株式会社ANYと原さんの運命を引き合わせるきっかけとなったのです。
「面接のときに中島とお話をさせていただき、ピュアで柔らかい、安心感のある方だという印象を持ちました。そしてすぐに、『あ、この人の元で働きたいな』と感じました」
そう話す原さんですが、ANY以外にも10社ほど面接を受けたそうです。
「私は元々、転職活動の時はなるべく多くの会社の面接を受けるようにしてきました。その方が、自分に最適な会社に巡り合えるチャンスが広がるからです。今回も10社ほどお話させていただき、一番印象に残ったのがANYでした。
2人の子を持つ親として、私自身『だれでもエステ』のターゲットでもありますし、今までにないエステスタイルを構築していくという環境に強く惹かれました。ここでなら、培ってきた知識やスキルを活かしつつ、さらに成長していけると思ったんです」
幸運にもANYでの就職が決まり、毎日脳をフル稼働させながらやりがいを持って働けていると笑顔で語る原さん。
「入社前と入社後のギャップは特にありませんでした。お客様への施術、スタッフ育成、そしてサロンの立ち上げに関わる諸々の業務をこなす日々は、本当に忙しくて、やりがいに満ちています」
想像通りの忙しさのなかで、想像以上に楽しく働けていると話す原さんは、スタッフの育成だけではなく、自身の成長にも力を入れています。
「楽しく学ぶ」が原さんスタイル
インタビュー中も常に笑顔でハキハキと自分の意見を話す原さん。
元々、人と話すのが大好きなのだと話してくれました。
「常に会話を楽しくしたいと思って言葉選びをしています。言葉のチョイスや会話のリズムが面白さを引き出すと思うので、どんなワードを使うかは常に勉強していますね。それをうまく使えた時は『よっしゃ!』と自分も楽しくなるので、もはやワード研究は趣味と言ってもいいかもしれません(笑)」
とは言え、“楽しい”だけで進められる仕事ではありません。
「新しいエステスタイルの構築に関わることは、楽しいことばかりではありません。ゼロからイチをつくるのは大変だと感じることもあります。それでも、お客様との会話を楽しむことで、常にポジティブに取り組むことができるんです」
自分の強みをしっかりと理解し、「仕事が楽しい」と笑顔で語る原さんに、最後に今後の展望についてお伺いしました。
新しいエステスタイルの構築と、頼りにされる自分を目指して
「この先は、人間的な成長はもちろんですが、ビジネスを通じて色々なことを吸収し、スタッフの教育にも、もっと力を入れていきたいと思っています。『原さんなら安心』と言って、人がついてきてくれるような、そんな人材に成長し、会社にもっと貢献していきたいです」
そう語る原さんの話からは、美容業界への深い愛情と、新しい挑戦への情熱が伝わってきました。
原さんは、この先も楽しみながら成長を続けていくのでしょう。新しいエステスタイルの構築、そしてANYの成功を目指して歩み続ける原さんの、今後の活躍が楽しみです。