今回は、先日私達Food curate lab(フードキュレートラボ)の商品第一弾「Cozy Milk」(糀甘酒)を中心に業務提携を発表させて頂いた、福光屋さんに関してご紹介しようと思います。
福光屋さんは、石川県金沢市にある創業約400年の老舗酒蔵・福光屋さんです。東京にも、東京ミッドタウン、二子玉川に直営店を出されており、店舗はいつも賑わっています。(https://www.fukumitsuya.co.jp)
非常に歴史ある日本酒メーカーで、最も大きな特徴のひとつが、その地に湧き出る「水」。
「百年水」と呼ばれるその水は、霊峰白山の麓に一世紀前に降った雨が地中深く浸み込み、幾重にも重なる貝殻層をくぐり抜ける間に、酒造りに最適な成分をゆっくりと溶け込ませながら、実に百年の歳月をかけて福光屋の蔵に辿り着きます。ゆったりと悠久の時を過ごした水は、まさに自然の恵みとなり、酒蔵の直下150メートルの地中から渾々と湧き出しています。酒蔵にとって水は命といわれるように、この水のために、400年福光屋さんは場所を変えていない、と教えて頂きました。
江戸時代の古地図で金沢城下を見ると、現在も酒蔵を置く石引に、福光屋の標し「打出の小づち」があります。創業以来、職人魂の酒造りを貫きながら、時代ごとの変化を遂げてきましたといいます。(https://www.fukumitsuya.co.jp/museum/)
「伝統は革新の連続」。
この言葉が福光屋さんをよく表しているように感じます。
あくまで基本は変えず、時代の変化をしなやかに受けとめ、日々新しい伝統を創造していく。時とともに変化する人々の価値観や嗜好を敏感に感じとって、時代にあった商品を世に送りだされています。
現在、福光屋さんは革新の取組として「発酵力」や「研究力」を元に新しい、甘酒、化粧品、食品などに取り組まれており、その先の海外戦略も視野に入れ、既にアメリカを始め複数の国に輸出されています。
この度、福光屋さんの専務取締役 福光太一郎さんを私達の先輩からご紹介頂き、「世界中の愛犬の水分補給を、あたらしく。」という私達の事業構想にもご共感頂き、福光屋さんという素晴らしい企業と提携させて頂く事ができました。
このような心強いパートナーの協力を得て、発酵や腸活を基本とした商品を元に、今後の輸出戦略を見据え、一緒に取り組んでまいります。