鳥取県で研究職として勤務し約30年。50代で心機一転！福岡で再就職という大きな選択をしたKさん。
奥さんは快諾だったようですが、周囲の反響は当然大きかったようです。
実は、私たち社員も気になっていた…。どのような経緯で福岡県に？しかも南部の久留米市に？そしてこの丸信を選ぶことになったのかインタビューしました！

現在の仕事は補助金申請のサポート役

丸信では、食品向けのラベルやパッケージの印刷からパッケージの企画、食品衛生に食品表示のサポートと ”食品” 関係のお客さまが多いことから、そういったお客さまに活用できる「補助金」をご案内し、申請などのサポートをする仕事です。

申請経験がある方にはわかるかと思いますが、行政への申請書類はややこしく難しいので、それらをスムースにするのも仕事のひとつです。近年は、電子申請になっているので複雑化しています。それらをサポートすること。また、補助金は申請し採択されれば終わりではなく、その後の経過報告や実績報告といった事務処理も必要です。そういった流れを事前にお伝えすることも重要だと感じながら業務にあたっています。

丸信に就職した経緯

前職での研究の仕事に、自分の中でひとつ区切りがついたこともあり、長い人生を考え、リタイアした後にも何かしら続けられる仕事にチャレンジしてみようと思ったのがきっかけです。

前職で実績と経験があった補助金申請に関わる仕事に興味があり、求人サイトで検索するようになりました。ですが、フリーランスの業務委託が多く、正社員の募集となると東京や大阪といった大都市で、大阪以南での募集は見当たりませんでした。

そんな中、本当にたまたま、福岡県の企業が募集しているのを見つけて応募したのが経緯です。実は、定年後には妻の実家がある山口県に移住することが人生設計にありました。

福岡と山口は海を隔てているものの、以前住んでいた鳥取県と比べれば、移動距離だけでも1/3程度。週末に妻の両親に会いに行く利便性も考えれば、「福岡はいいね！」と、妻も快諾でした。
応募から面接とトントン拍子にことが運び、久留米市に移住が決定したわけです。

移住で大変だったこと

引っ越し作業ですね。持ち家だったため家の売却のやり取りに、新しい住まいを探す作業を並行しないといけなかったため、妻と協力しながら行いました。

新居探しで気を付けたのが、災害に対してのことです。福岡県ではここ数年、大雨の災害が続いていたのをニュースで見聞きしていました。久留米市も水害の影響があっていると知り、ハザードマップを活用して浸水域を確認しながら住む場所を決めるといったことをしました。
このハザードマップの活用は、過去の被害に関わらず、今やどこに転居するにも大事なことだと感じます。

久留米移住の魅力について

自然と都会のバランスが良いところですね。交通の利便性も高いと思います。また、九州と言えば「温泉」と連想するほど、温泉地に恵まれているので、以前も旅行では大分によく出かけていましたが、今からはドライブがてら行けるので、お気に入りを再発掘するのも楽しみのひとつです。

久留米市は高速道路へのアクセスが良いので、車を持っていれば東西南北、九州各地のドライブを満喫できます。また、「医療のまち久留米」というほど、医療施設が多いのも安心できるところです。物価も安く住みやすい街ですね。

まだまだ、知らないことばかりなので、美味しいモノも含めて探索・散策したいと思っています。

社内はアットホーム

入社して感じるのは、社員同士の距離感が近いこと。以前の会社に比べ社員数もかなり多いのですが、アットホームな雰囲気だと思います。上司と部下の距離感も近く、話しやすさを感じます。

普段は接点の少ない、工場の人とのやり取りの際も、忙しい中でも本当にみなさん優しく丁寧に対応してくれます。こういった雰囲気は本当にいいですね。あとは、福利厚生が充実していると感じます。

仕事のやりがい

入って間もないため、実績があまりないものの、サポートがうまくいった時にやりがいを感じますね。また、いろんな補助金があるので、日々の情報収集に学ぶことも多いので、日々、勉強といったところでしょうか。

リタイア後も役立つと考えているので、補助金サポートのスペシャリストになれるように頑張りたいと思います。

インタビューで感じたこと

Kさんのように、ライフスタイルの変化によって住む場所を変えるといった人は増えています。長い人生設計を考えれば、早い決断と行動力で楽しみもプラスできるのは理想的だと感じました。
リタイアする年齢も考え、その先を見据えた転職として参考になるインタビューでした。