【おすすめ書籍】LBP牛越がおすすめする一冊 ~努力論~ | ロングブラックパートナーズ株式会社
こんにちは。ロングブラックパートナーズ株式会社採用担当です。本日から9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。体調管理等、お気を付けください。今回からは、新たな企画として、当社のメンバ...
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こんにちは。
ロングブラックパートナーズ株式会社採用担当です。
前回、パートナーの牛越が自身のおすすめ書籍「努力論」について記事を掲載しました。
当社では、各オフィスに努力論があり、全社員がすぐに手に取れる環境になっています!
ぜひ、前回の記事を読んでいない方は下記からご確認ください。
第二回目は、パートナー永井がおすすめする、
楠木 建 山口周 著 『「仕事ができる」とはどういうことか?』です。
ぜひ、ご一読ください。
本の名称
本の中の好きな一言
この本を読んで、変わったこと
この本との思い出
この本のおすすめポイント
まとめ
「仕事ができる」とはどういうことか? 楠木 建・山口 周
エクセル、外国語、プログラミング――世の中には各種スキルの習得を指南する書籍は数多く存在します。しかし、「センス」というテーマに正面から取り組んだ書籍は、ほとんど見当たりません。その理由は明快です。スキルは一定の手順や方法によって育むことが可能ですが、センスを培うための普遍的かつ定型的な方法論は存在せず、ゆえに「教科書」として成立し得ないからです。
とはいえ、仕事における能力の本質が、スキルを超えたセンスにあることに、多くの人は薄々気づいているのではないでしょうか。
本書は、その「センス」という捉えどころのない概念に光を当て、ビジネスの現場において長らく語られることのなかったその正体を、気鋭の論客である二人が掘り下げて語り尽くした一冊です。
「「要するにこういうことだよな」という抽象化が頭の中で起きて、そこで得られた論理を頭の中の引き出しに入れている。この引き出しがやたらに充実しているというのが、センスのある人ですね」
本書は2人の会話を文章にしたものなので、言い得て妙の例え話や表現がいくつもあり、一言では何とも言えませんが、強いて言えば、上記の文章が「センスのある人」の表現として印象に残りました。センスのある人=ああ、この人がいたら大丈夫だ、といった感覚を周りに与える人という表現もありましたが、問題が生じた場合に、「要するにこういうことだと思う」と言える人。
その人はこれまでの経験における事象と行動と結果を自分なりに整理するクセがあり、新たな問題に直面した際に、その引き出しを無意識に開けて、ある程度の確信を持って、「要するに・・」と言えるのだと思います。
何か明確に変わったことはないですが、モヤモヤしがちな「センスの正体」について、なんとなくそういうことかな、という感覚になります。スキルは書面に記載できるため、求職時はスキルのアピールになります。企業側はどのようなスキルが身に付くかのアピール。
それは必然であり、良いか悪いかの話ではないですが、在職時はセンスについても考えたい。そのきっかけになる書籍だと思います。読み進めるうちに、自分の仕事や日常の振る舞いを振り返り、センスを磨くとはどういうことかを改めて考えさせられるのです。
本書はとある地方都市のクライアントへの出張帰り、電車の中で読む書籍が手許になく、駅構内のコンビニエンスストアに立ち寄った際に、たまたま手にとったものです。
コンビニの書籍の棚は狭いですが、その中で本書が何冊か陳列されていました。要するに、そのコンビニの店長はセンスがいい笑。
1. スキルも大切だということを再認識できる
センスが上で、スキルが下といった単純な話ではなく、どちらが重要なのかはその時々の状況によって異なる、ということが再認識できる。
2. 自分のセンスへの期待が持てる
センスは先天性ではない。場数を踏み、経験を引き出しに入れて、他者から「あなたはここが得意だね」というフィードバックをもらいながら、磨き上げることができる。
3. 主体的な人生へのヒントになるかもしれない
これからどうなるのか「知りたい・誰か教えて」という思考と、これからどうなるか分からないけど「私はこうしたい・私はこう思う」という思考は違う。極論として、知りたくて知れるものがスキル、センスには意志がある。
どのような仕事であっても作業は必要になります。作業をするにはスキルが必要です。エクセル、パワポ、AIツールなどを使いこなし、与えられたタスクを納期通りに行い、そこで得られた社内外からの信頼、知識、出会った人、助けてもらった経験、助けた経験などが複合的に積み重なっていくと思います。
最初は意味も分からないまま手を動かすことになりますが、やがて部分的に理解できるようになり、さらに時間が経つと全体像が見えてまいります。そうすると周囲から寄せられる期待の内容も変化し、事象を抽象化して統合する力が求められるようになります。そして、「要するにこういうことだと思います」と自分の言葉で説明できるようになると、仕事はこれまでとは異なる次元の面白さを持ち始めます。その段階に至ると、自分自身の成長を実感できるだけでなく、他者との対話や協働の中でも新たな価値を生み出すことができるようになるのです。
ビジネスマン人生の一定期間、特に最初の頃は作業が多くていいと思っています。
焦ることなく、そこで得られるものを地層のように積み重ねてセンスを磨く。一方で、センスある作業者=スペシャリストという人生も趣が深いはず。要するに何が好きか、ということだと私は思います。
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