「土木・建築を学んだら、ゼネコンか設計事務所へ」。建築系の学生にとって、それが“王道ルート”かもしれません。
しかし、建築に携わりながら、働き方も大切にできる環境が、当社にはあります。
こんにちは。東京パワーテクノロジー採用担当の藤田です。
今回は、土木建築グループで建築設計を担当する若手社員・田邉さんにインタビューしました。出版志望だったという意外な就活時代の話から、水素製造プラントの大型プロジェクトまで、じっくり聞くことが出来ました。

左:田邉さん 右:藤田
■プロフィール
田邉 海里(土木建築事業部 CNソリューショングループ)
2019年入社。大学は工学部建築学科を卒業。
土木建築事業部で建築設計を担当し、現在は水素関連プロジェクトの専門チームに所属。休日は動物とふれあう時間が癒し。

建築業界は「全然考えていなかった」——意外な就活のはじまり
——まずは学生時代のお話から。建築学科のご出身なんですよね。
はい。大学では建築を専攻し、卒業研究では「ファサード改修事例における計画前後の空間要素変化」をテーマに取り組んでいました。
ただ、実は就活では、建築業界を全然考えていなかったんです。
——そうなんですか!意外です。
僕が学生の頃は、ゼネコンも設計事務所も「残業がすごい」というイメージが強い時代で。それで最初は出版系を志望していました。でも思うようにいかなくて、どうしようかなと考えていたときに、「インフラ系の建築部門なら、建築に携わりながら働きやすいんじゃないか」と発想を変えたんです。
——当社は、どうやって見つけましたか?
求人サイトで検索したら、東京電力グループの当社が上位に出てきたんです。正直、最初は「じゃあ、ここでいいや」くらいの気持ちでした(笑)。ほかにもインフラ系の建築部門はいくつか見ましたが、いちばんしっくりきたのがTPT(東京パワーテクノロジー)でした。
入社の決め手は、「面接が雑談みたいだった」こと
——選考はどんな印象でしたか?
面接というより雑談みたいな雰囲気で。「この会社、雰囲気がいいな」と感じたことが、入社のきっかけのひとつになりました。
——入社前のイメージはどう感じていましたか?
就活当時はそこまで深く考えていたわけではないですが、「少なくとも、無理なく働けそうだ」と感じたのは大きかったですね。建築が嫌になったわけではなくて、当時の業界イメージを理由に外していただけなので。インフラ系の建築なら、建築を諦めずに、働き方も諦めなくていいとそう思えました。

気づけば、水素製造プラントの取りまとめを担っていた
——現在のお仕事を教えてください。
土木建築事業部で建築設計を担当しています。昨年からは水素関連のプロジェクトに携わっていて、今後の成長分野ということで、専門チームも発足しました。いまは新しい案件も動いています。
——どんなプロジェクトですか?
国の補助金事業で、山梨県や東京電力、機器メーカーなどが連携して水素製造プラントを建設するプロジェクトです。当社はプラントの設計・施工を担当していて、最初の約1年が設計、その後数年間施工に携わり、プロジェクトの旗振り役を担っていました。
——田邉さんの役割は?
建築がプロジェクトの取りまとめ役のような立場で、お客さまや県、各メーカー、協力会社と全方位で調整していました。毎日が「確認して、確認して、また確認して」の連続でしたね(笑)。
——大変そうですが、得たものも大きそうですね。
これだけ多くの会社や人が集まるプロジェクトは、そうそうありません。本当にいろんなことを知ることができました。この経験は、間違いなく自分の財産になっています。
「やってみたら設計、面白いんですよね」
——学部卒で設計に携われるのは、実は珍しいですよね。
そう思います。僕の周りでは、学部卒で設計に進んだのはハウスメーカーくらいで、組織設計事務所は大学院卒のイメージでした。当社では、学部卒でも設計に携わるチャンスがあります。
——実際に設計をやってみて、どうですか?
やってみたら、やっぱり設計って面白いんですよね。働きやすさを理由に選んだ会社で、実際に無理なく働けていて、そのうえで設計の仕事ができている。就活のときには想像していなかったです。
——資格などのスキルアップ環境はどうですか?
まずは施工管理技士の取得を目指して、設計をやりたい人はその先に建築士があります。僕もいま、一級建築士を目指して勉強中です。資格学校の受講費を補助してくれる制度もあるので、挑戦しやすい環境だと思います。

使い込まれた一級建築士の法令集。付箋の数が努力を物語ります。
大型プロジェクトの壁と、「人は確実に成長する」という実感
——これまでで、いちばん大変だったことは?
やっぱり水素プロジェクトですね。大型プロジェクトならではの調整や負荷が重なって、正直、しんどい時期もありました。ただ、仕事の進め方を見直しながら、チームで少しずつ良い方向に変えていくことができました。振り返ると、あのプロジェクトが自分のターニングポイントだったと思います。
——乗り越えたいま、感じることは?
「人は確実に成長する」ということです。あの経験をした今なら、大抵のことには対応できる気がします(笑)。
会社の魅力は、なにより「環境」
——会社の魅力を挙げるとしたら?
一番は「働く環境」だと思います。分からないことがあれば、皆さんが優しく教えてくれる。入社してみて、「すごく和やかな会社だな」と感じました。
——現場では、協力会社の方々とのやりとりも多いですよね。
もちろん厳しいご指摘をいただくこともあります。ただ、協力会社さんがある程度固定されているので、顔の見える関係を築きやすいと思います。
「建築には携わりたい。でも、働き方も大切にしたい」人へ
——率直に、どんな学生が当社に向いていると思いますか?
仕事をバリバリやりたい人は、ゼネコンに行くのがいいと思います。「建築には携わりたい。でも、仕事とプライベートは程よく両立したい」——そういう人には、うちはすごくおすすめです。実際、社内にもそういう人が多いですね。
——当社の建築の仕事って、具体的にはどんな建物・工事が多いですか?
当社の建築は、発電所など電力設備の修繕・改修が中心です。新築に多く携わりたい人は、正直、ゼネコンのほうが向いているかもしれません。一方、社会を支えるインフラの維持や、水素のような新しい領域に「建築」の立場で関われる。これは、他ではなかなかできない経験だと思います。
就活生へ——「業務内容だけでなく、誰と働くか」
——最後に、就活生へメッセージをお願いします。
あまり難しく考えなくていいと思います!私はひとつの会社しか経験していないので断言はできませんが、業務内容よりも「誰と一緒に仕事をするか」が、仕事のしやすさを決めると僕は思っています。その点でこの会社は、人間関係に本当に恵まれています。

編集後記(採用担当より)
インタビューを通して特に印象に残ったのは、「やってみたら設計、面白いんですよね」という一言でした。
建築には携わりたい。でも、働き方も大切にしたい。
その両方を、諦めなくていい。
そんな選択肢のひとつとして、当社を知ってもらえたらうれしいです。
土木・建築系のみなさまのエントリーを、お待ちしています!