みなさん、再度記事をご覧いただきありがとうございます!
Sake RDの代表取締役CEOの堤です。
今回はSake RDの創業に至った経緯についてご紹介させていただく2回目のストーリー(後半部分)になります。
以下の構成で記事を作成してます。
1、もともと何をしていたの(大学~創業まで)
2、共同代表との関係は
今回はここから
3、なんで創業しようと思ったの
4、会社名の理由
5、ロゴデザインに込めた思い
6、何をしていくのか
3、なんで起業しようと思ったの
繰り返しになりますが、、
僕はアジアで事業をでかくすることを目指しています。
そのため、MBAを中国の清華大学、MBAの交換留学をシンガポール国立大でそれぞれ選んでいます。
中でも中国を選んだ理由は、アジアで1番大きな市場であるから。
さらに、中国はアメリカに次ぐ、スタートアップへの投資を行っているから。
その中でも中国政府は清華大学に多くの投資を行っています。
そういった背景もあり、MBAに行く際に最も注力していたのがアントレプレナーシップの授業でした。
清華大学での授業でもアントレプレナーシップ関係のクラスを3つ取り、シンガポール国立大学の授業でもアントレプレナーシップ関係の授業を2つ取っています。
在学中にTokyo Otaku Modeという日本のポップカルチャーを海外展開しているスタートアップでもインターンシップを経験しています(あるサービスの立ち上げに関わらせていただきました)。
清華大学のFacebook協賛のEntrerpreneurshipの授業でのプレゼンテーション(150人くらいいます)
NUSのLKYSPP*のValue-Focused Negotiaonsの課外活動の写真
*LKYSPP: Lee Kuan Yew School of Public Policy
Valuer-Focused Negotiationsの授業がMBAの授業の中で1番きつかったです。
6時間の授業でメンバーが14人しかおらず、、コールドコールをかなりの頻度で受けました。。
MBAを通してアントレプレナーシップの授業を受け、起業を考えていたものの、、実際にどうすればいいのか結論が出ませんでした。。
まぁ、MBAとっても実際のところそんなもんです。笑
まずは事業立ち上げの経験を積むことをしようと思い、スタートアップで中国事業の立上の事業責任者として中国事業の立ち上げに従事しました。
その後、ファストリで海外事業企画の経験を積み、約20か国の方々と関わり、海外1か国だけでなくもっと大きな枠組みで働くことの醍醐味を経験し、化粧品メーカーでは、自ら動いて、周りを巻き込み事業を作っていく経験・実績を積極的に積んできました(この時に2回目の中国事業の立ち上げを経験)。
一方で、プライベートではMBAの授業で学ぶことのできなかった法律(ビジネス実務法務検定2級)、貿易(貿易実務検定C級)、知財(知的財産管理技能検定3級)に関する資格を取得したり、継続して中国語の勉強を続けることで、海外(主にアジア、今回はまずは中国)で起業するための準備を進めていました。
転機は2021年の上海出張でした。
コロナ禍ではありましたが3か月間の長期出張の際に、対面で渡辺と劉柳と日本酒のビジネスについてディスカッションすることができたことで日本酒ビジネスに対する解像度が上がり、今回の起業に繋がっていきました。
(詳細はまた違うストーリーでお伝えできればと思います)
4、会社名の理由
Sake RDってなんぞや。
会社名はけっこう悩みました。。
と言いつつも意識したのが、
① 海外の方が社名を見てどんな会社かすぐにわかること
② とはいえ、自分たちの思いを入れ込むこと
①を意識したのが、Sake の部分です。
そりゃそうだと言われてしまいそうですが、、意外と社名を見て何やってるのかわかりやすい会社ってなくないですか?
ちょっとかっこつけて事業内容を連想することができない全く関係のない英語名になっているケースが多いのかなと思います。。どこの会社だとは言いませんが。。
別にかっこいい名前にする必要はないと思っていて、誰にでもわかりやすいということが最も大事だと思い、Sakeを選んでいます。
Sake = 日本酒というイメージが多くの海外の方にあるので、Sake を社名に入れています。
次に、②を意識したのがRDの部分です。
実は社名を意識する前から社内で、再定義という言葉をよく使ってました。
新しいものを作っていくという表現方法にちょっと違和感があって
「俺らが実現したいのって全く新しいものを作るのではなく、今あるものを大事にしながら、事業を作っていくって感じだよね、ん-、再定義していくみたいなイメージじゃない?」
「あー、それいいね!」
という感じで海外の日本酒市場を再定義していこうとなりました。
ただ、社名を「Sake 再定義」とする勇気はさすがになかったので、再定義=Re DefineからRDを取り、Sake RDとさせていただきました。
ちょっとかっこつけてない?って言われるかもしれないですが、、お許しを。。
日本酒の伝統を大事にしつつも各地域での日本酒の楽しみ方を考え、その地域の文化や気候などに沿った日本酒のあり方を新しく提案していくという想い(=再定義)を込めています。
さらに、日本酒の楽しみ方を再定義をすることで各地域の新しい日本酒カルチャーを創っていくという私たちの挑戦を現しています。
5、ロゴデザインに込めた思い
ロゴデザインは渡辺の友人のUさん、Rさんにお世話になりました。中国で一流のクリエイティブディレクターであるお二人に相談して作っていただいています。
大事にしたことが
① シンプルで覚えてもらいやすいこと
② 日本の会社であることが伝わること
③ Sake RDの理念をロゴにも入れ込むこと
利き酒に伝統的に使われる蛇の目のお猪口。
そこに注がれた酒の水面をイメージしました。
利き酒によって輝きを見出すように日本酒の価値を再定義することで、現代のライフスタイルに合わせて最適化し、再発見された酒の魅力が有形無形の波紋となり伝わっていく意思を込めました。
6、何をしていくのか
まずは中国未流通の日本酒を中心に中国で販売をしていきます。
私たちは中国・海外事業を通して、日本酒を販売し、消費体験を向上させることで日本酒文化を普及させ、新しい産業を創っていくことに挑戦しています。
ただ日本酒を販売するだけでなく、各地域のお客様のライフスタイルに合わせた日本酒の楽しみ方を伝えることで 日本酒体験の向上を図り、
「Sakeが世界の食卓に、あたりまえにある明日」
を実現することを目指しています。
今、現在はサービスリリースに向けて準備中であるので多くのことはお伝えはできないですが、、現在、中国・日本の両拠点で積極的に人材採用を進めています!
この実現したい世界観や思いに共感をいただける方々と一緒に事業を創っていきたいです。
まずは話を聞いてみたいなどの気軽なご連絡をお待ちしております!
よろしくお願いいたします!