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なぜ中国?なぜ日本酒?日本文化を海外に発信するSake RDの創業について(1/2)

みなさん、はじめまして!
記事をご覧いただきありがとうございます!

Sake RDの代表取締役CEOの堤です。
今回はSake RDの創業に至った経緯についてご紹介させていただければと思います。


弊社は2名の代表取締役体制をとっております。
1名は私、堤、もう1名は渡辺。


今回は私、堤の観点からのSake RDの創業ストーリーについてご紹介させていただきます。

以下の構成で記事を作成してます。
1、もともと何をしていたの(大学~創業まで)
2、共同代表との関係は
今回はここまで

3、なんで起業しようと思ったの
4、会社名の理由
5、ロゴデザインに込めた思い
6、何をしていくのか

1、もともと何をしていたの(大学~創業まで)

出身は福岡県久留米市で大学進学のために東京に来ました。

大学在学中はダンスサークルに所属したり、日本に来た外国人学生向けにボランティアで生活のサポートなどを行なっていました。と言いつつも、飲んで遊んでがメインでしたが。。

大学院に進学した際にこのサークル活動の延長で、ドイツで半年間留学(インターン)しました。
ドイツ留学中に多くの外国人学生(約80か国から約1,000人の学生がドイツにいたと思う)と触れ合い過ごす中で、

「海外の同世代におもしろいやつらに負けてられない、海外に挑戦していきたい」という想いが強くなっていきました。


大学院修了後、まずは外資系コンサルで仕事をしていたのですが、仕事の8割が英語でオフィスの公用語も英語であったため死ぬ思いで働いていました。



その後、コンサル以外にリクルートで働く経験を積ませていただきました。


リクルートではけっこうな頻度で怒られていました。笑

人と丁寧に接する大事さや当事者意識を持って働く大事さを教えていただきました。同時に、働く楽しさや大変さを学ぶことができた貴重な時間でした。


こういった仕事をする中で自分の中に残っている経験があります。

コンサルで働いている時に日系企業が海外で事業展開をうまくできていない状況を目の当たりにすることが多々あったことです。

うまくいっていない理由の1つが事業を担うことができる人材がいないから。。

英語を話せることができない、現地の言語を話すことができない、現地にコネクションを持っていない、現地の商習慣を知らないなどです。

「海外事業って意外とシンプルな理由で事業ってうまくいかないんだな。でも、これってそんなに簡単に解決できないよな。」ということを痛感しました。

この経験から「じゃあ、自分でその人材を目指したらおもしろくない?」って思ったことがきっかけで、

アジアでビジネスをでかくすることができる人材になりたいなってずっと思っています。

僕はアジアで事業をでかくすることを目指しています。


そのため、MBAを中国の清華大学、MBAの交換留学をシンガポール国立大とアジアで有名かつロケーション的にも意味のあるスクールをそれぞれ選びました。

MBA留学をする前から、アジアで自分で事業をすることを意識した選択を取っていました。

中でも中国を選んだ理由は、アジアで1番大きな市場であるから。
さらに、中国はアメリカに次ぐ、スタートアップへの投資を行っているから。

その中でも中国政府は清華大学に多くの投資を行っています。
そういった背景もあり、MBAに行く際に最も注力していたのがアントレプレナーシップの授業でした。

社会人経験を約5-6年経た後、清華大学でMBAを取得するために北京に渡っています。
それまでは全く中国に関わる人生ではなかったので、最初は全く中国語が話せず苦労しました。
ただ、想像できるかわかりませんが、毎日が新しいことの連続でほんとうに楽しい日々でした。


アジアでの経験を積むために台湾国立大学で開催されたBXAI(Bai Xian Asia Institute)のサマープログラムに参加したり、シンガポール国立大学でMBAの交換留学を経験しました。
*BXAIから奨学金をもらっていました

アジアから見た日本、アジアから見た中国、中国から見た日本など、いろいろと考える機会が多かったです。今でも継続的にこのことについては考えています。


MBAの同級生と初めて集合した際に自分のネームプレートを持って


清華大学校内でMBAの同級生たちとの集合写真



台湾のBXAIのサマープログラムで台湾の民族衣装を着て民族のダンスを踊りました


授業後にNUSのキャンパスで同級生と飲んだビール


ここで全てのことについてお伝えすることはできませんが、
どの経験も内容が濃く、僕の中での最高の思い出です。


MBA卒業後は、上海で中国事業の立ち上げに従事したり、ファストリで海外事業企画に従事したり、化粧品メーカーで海外事業戦略・中国事業の立ち上げに従事したりといろいろな経験をさせていただきました。

中国事業の立ち上げを2回行なったことがある日本人は他にはなかなかいないと思うので、すごくユニークな経験だと思っています。
中国滞在歴4年、中国ビジネス歴7年、日英中のなんちゃってトリリンガルです。


今回のSake RDでの起業は3回目の中国事業の立ち上げになります。

2、共同代表との関係は

私が清華大学でMBAを取得していた際に、北京大学でMBAを取っていたのが渡辺でした。
どちらのMBAもクラスに日本人学生が1人しかいなかったので、最初のうちは日本語を話す機会は渡辺と話す時くらいでしたね。

課題を夜中までやった後に、よく「マッサージ行く?」、「串食べに行く?」と声をかけて2人で五道口(清華大学がある最寄り駅のこと)あたりに出かけて、「大変だよねー、中国の生活おもしろいよねー。」など言いながら過ごしてました。





北京でよく食べていた串と渡辺


北京時代からの付き合いで共通の友人も多く、他のメンバー含めて飲みに行ったり、遊びに行ったりすることもけっこう多いです。

MBA卒業後もお互い中国に残っていたこともあり、頻繁に会ってご飯食べに行ったり、旅行に行ったりするような仲で、ビジネスの話もプライベートの話も何でも話せるような仲です。

昨年も中国の有名な観光地の1つである張家界に一緒に旅行に行っています。


仕事では、お互い何でも言えるような仲なので、

ためらわずお互いの意見をしっかりと言うことができができます。

渡辺が上海拠点のマネジメント、堤が日本拠点のマネジメントをやっていきますが、最初から両拠点長の意思疎通ができる体制を作れることは簡単なようで簡単じゃないのかなと思っています。


あと、渡辺は北京大学MBAを卒業後、北京DACという博報堂系列のデジタルの広告代理店で仕事をしていたため、中国のデジタルマーケティングに精通している数少ない日本人の1人です。

さらに、北京大学MBAの繋がりや中国関係の繋がりを大事に作ってきているのでそのあたりの人脈が豊富な点もなかなかいないのかなと思っています。


詳細は渡辺のストーリーで紹介をしていただこうかと思います。


次回のストーリー(後半)に続きます。

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