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アクセルラボ、1億円の資金調達を発表!今後の取り組みについて幹部にインタビューしてみた

こんにちは!アクセルラボ広報です。
アクセルラボは、住宅をスマートホーム化する「SpaceCore(スペースコア)」を提供している7期目のスタートアップです。

本日4月3日、アクセルラボは、株式会社システムシェアードを引受先とする第三者割当増資により、1.0億円の資金調達を実施しました。シリーズBにおける累計調達額は8.8億円になります。

資金調達に関するプレスリリースはこちら👀▼

アクセルラボ、東京No.1(1)のIT教育を行うシステム開発会社システムシェアードとの資本業務提携を実施。シリーズB累計調達額8.8億円
(左から当社取締役CTO青木、システムシェアード徐代表取締役、当社代表取締役小暮、システムシェアード室井専務取締役) ◆資金調達の資金使途 このたび実施した資金調達は、事業領域及びサービス領域の更なる拡大に向けて、Matter対応の自社開発IoTゲートウェイに係る開発資金及び調達資金に充当する予定です。 ◆資本業務提携の背景と目的 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000033770.html


今回の引受先であるシステムシェアードさんは、システム開発支援やITスクール事業を手掛ける企業さんです。これまでのアクセルラボとの取り組みや、資本業務提携によるメリット、そして今後一緒に取り組んでいくことについて、アクセルラボのCTO青木とシステムシェアード社の室井専務にインタビューしました。


取材は秋葉原にあるシステムシェアードさんのオフィスで行いました!

アクセルラボとシステムシェアードのこれまでの取り組み

――本日はよろしくお願いいたします!
  室井専務と青木さんはもともとお知り合いだったとお聞きしました。

室井専務(以下、室井):そうなんです!青木さんがアクセルラボに入社するより前にいらっしゃった会社で取引があり、その時に初めて出会いました。当時、システムシェアードが開発支援をしていたプロジェクトに、途中から青木さんがジョインされたのですが、ファッションがおしゃれな方がいるという噂が立っていましたね(笑)


(左:システムシェアード室井専務 右:アクセルラボCTO青木さん)

――元々お知り合いだった中で、システムシェアードさんとアクセルラボが取引させていただくきっかけは何だったんすか?

青木さん(以下、青木):ある日、アクセルラボにシステムシェアードの方から連絡があったんですよ。その連絡を受けて、システムシェアードさん久しぶりだなーと思って、「ご無沙汰しています!」と室井さんに一報したのが始まりですね(笑)

室井:青木さんからお話があった時は嬉しかったですよ。2021年の4月ぐらいに連絡があって、もうアクセルラボさんとも2年ほどの付き合いになりますね。

――システムシェアードさんは現在どのような形でアクセルラボに関わっていらっしゃるのでしょうか?

青木:「SpaceCore(スペースコア)」もそうですし、IoTエンジン「alie+(アリープラス)」の開発や、現在進行中の当社にとっては極めて大きいプロジェクトなど、重要な案件をかなり幅広くお手伝いしてもらっています!
alie+のビジネスモデルを本格的に進めるとなると、開発力がかなりポイントになるんですが、自社の開発人材だけではリソースが追いついていないので、安定的に開発人材を供給してもらっています。SpaceCoreは、自社サービスの展開という点においては、開発をはじめ、営業、テクニカルサポート等、各領域、それぞれの体制の構築が大事になってくるのですが、alie+は特に、他社サービスに提供していくという特性上、IoTの提供のみならず、顧客のシステムへのインテグレーション等、多くの開発リソースの確保が必要になります。だからこそ、開発力を持ったシステムシェアードさんにサポートいただくのが重要なのです。



室井:間違いなくIoT領域は今後の需要も益々増えていくと思います。スタートアップ企業は、技術力やアイデアはあるけれども、それをサービスの実現に結び付けられなかったり、品質担保に課題を抱える企業も散見されます。システムシェアードは開発のリソース提供や技術領域でのサポートだけではなく、ビジネス・サービスを一緒に構築していけるようなポジションを築いていきたいと考えています。
大企業やスタートアップ問わず、新規にビジネスを構築していくことは、非常に難しい事だと思います。特に、全てを自社で行おうとすると、大量のリソースの確保が必要になってきます。僕は、ビジネスモデルを考えるという最初の創造と、そのモデルをソフトウェアで形にするという2度目の創造があると思っていまして、新しいビジネスの場合、特にこの両方がしっかりと機能することが大切だと思っています。なので、“餅は餅屋“ということで、サービスに注力する企業、モノづくりに注力する企業がしっかりと同じゴールを目指し、得意な領域でビジネスを作り上げていく、こういった事が重要ではないかと考えています。


――現在システムシェアードさんから約20名ほどアクセルラボにサポートに来ていただいてますが、アクセルラボの開発環境に対してはどういう印象を持っているんでしょう?

室井:僕からすると、現場のメンバーは楽しんで取り組んでいるように見えますね!なぜなら、アクセルラボは他社の開発に比べてチャレンジの回数が全然違うからです。
従来の受託開発では「とにかく期日内でミスなくつくる」ことが求められていましたが、アクセルラボのようなサービス導入フェーズにある企業にとっては、「失敗を厭わず、いかに新しいことにチャレンジし続けるか」というのが最も重視されるわけです。他にも、多くの会社ではある程度成熟しきった技術を中心に開発を行うケースが多いと思いますが、アクセルラボの開発環境はフィールドワークを中心に新しい技術にもチャレンジすることが多いので、システムシェアードのメンバーも成長できるという実感があるのだと思います。

アクセルラボのプロジェクトに入っているメンバーは本当にイキイキしていますし、「アクセルラボさんのサービスをみんなで育てていこう!!」というマインドになっています。


――現場のメンバーにそう言ってもらえると嬉しいです!システムシェアードさんはなぜそこまでノウハウや人材が豊富なのでしょうか?

室井:IT研修事業も行っているからです。今年の4月は全国から3,500人くらいの新卒の方々がシステムシェアードのIT研修にきますよ。いろんな事業会社さんから依頼をされています。期間は3ヶ月〜6ヶ月ぐらいですね。

――そんなに大勢の新卒研修を担当されているのですね。ITのプロ!例えば全くの素人の私が研修受けてもエンジニアになれるのでしょうか?

室井:もちろん!なれますよ!ぜひ一度研修を受けてみてください(笑)


資本提携でアクセルラボはどう変わるのか

――システムシェアードさん視点で、今回資本業務提携のお話が来たときはどう思われましたか?

室井:提携には何の迷いもありませんでした。開発業者と事業会社は切り離せません。アクセルラボさんと一蓮托生でやるための覚悟を持った資本業務提携だと思います。今回の提携によって、開発に対して提案できるソリューションが違ってくると思いますね。

――メンバーへの影響はありますか?

室井:弊社のメンバーはとても喜んでいますよ。基本うちのメンバー、お客さんが好きなんですよ。メンバーからすると、もっと踏み込んで業務できると思っているみたいで嬉しいようです。

ーー今回の資本業務提携を経て、両社ともにどう動き方を変えていきたいですか?

青木:まずは社内の意識改革が必要です。”委託する側とされる側”や、”作業員”というポジションではなく、ワンチームで開発をしていきたいですね。

室井:過剰に役割を区分するのではなく、一緒に動いていくのが理想ですよね。

弊社視点で見ても、開発を委託されることでいろんなチャンスを若手社員にも与えられるので良いことなんです。いかに早く即戦力を育てるかが大事ですが、そこで必要なのが実務経験。若い人は失敗に対して抵抗がないですしね。

青木:うちもエンジニアメンバーが高い頻度で入社しているわけではないので、『新しい文化』が流入しづらいんです。固定して同じ文化でやり続けていると、レガシーな開発土台になってしまう。システムシェアードさんのメンバーに入っていただくことで、異文化が入ってくるんですよね。そういうのがすごくいい。

お互いに知見をためて活かすことでシナジーを生む

――ずっと同じ方に入ってもらった方がナレッジが蓄積されるのかな、と思っていたのですが、色々な会社を経験してもらっている方がいいのでしょうか。

室井:川と一緒で、流れを作らないと沼のように淀んじゃうんですよ。俗人化させず、外に積極的に出すことで、別の企業のプロジェクトで学んだ、新たな技術や文化を持って帰れるような、流れを作っていく。
例えばアクセルラボで1〜2年後にこういう領域のプロジェクトを進めるとなった時に、今のメンバーにそのプロジェクトに必要な技術やノウハウを蓄積できるようなプロジェクトに入ってもらって、パワーアップしてアクセルラボに戻ってくれば、十分にスキルを発揮できますよね。他社のプロジェクトで修行をしてきてもらうイメージです。システムシェアードは年間約500のプロジェクトを担当しているので、それが可能です。
もちろんアクセルラボで学んだ知見が、他の企業でも活用できれば、お互いにとって良いことだと考えています。

青木:システムシェアードさん側でもだんだんとノウハウがたまってきているので、alie+の開発に生かされると思います。alie+を住宅領域以外の他業種に提供することになった時、システムシェアードさんのメンバーで経験値が高い方がいたら、こうやるんだよ、とノウハウを共有できますよね。例えば保険分野や決済分野など、アクセルラボだけで他業種の知見はためられないですからね。

室井:IoTを組み込むことで業界を変えるチャンスは多いと思います。うちでは今までIoTの知見を持っていなかったので、IoT関連の開発依頼はお断りしてきたんです。でも今後alie+に関する知見がたまってくると、そういう開発も支援できるようになるかもしれません。

青木:アクセルラボでも過去、胡蝶蘭の農家に温度センサーを提供し、無人化に成功したケースがありますし、IoTを活用した他業界でのビジネスチャンスは結構あると思っています。過去システムシェアードさんが受託開発をした会社で、アクセルラボとシナジーのある会社もあるでしょうし、アクセルラボのIoT技術がシステムシェアードさんを通して他業界に拡散していく可能性も考えられるかもしれませんね!

――両社ともにシナジー効果が期待できそうですね。
本日はありがとうございました。アクセルラボの開発部門は事業の根幹を担っている重要な組織なので、今後もシステムシェアードさんに力を貸していただければと思います!


〜編集後記〜

室井専務も青木さんも、日本のIT教育やDXに関して話し出すとかなり熱い思いが溢れて出てきました。長年の交流を持つ二人の信頼関係の深さも伺えました。

私が所属している営業やマーケティングの部門にいると見えづらい部分もあったのですが、システムシェアードさんのサポートによって開発組織が強化されていることがよくわかりました。幅広い企業の開発を支援しているシステムシェアードさんから見ても、アクセルラボの事業内容や職場環境が魅力的であることをとても嬉しく思いました。

アクセルラボは、IoTエンジン「alie+」をはじめとして、さまざまな開発を進めています。システムシェアードさんと共により強固な開発組織を作り上げており、各ポジションで採用強化中です。今回のインタビューを読んで少しでも興味を持ってくれた方は、ぜひ「話を聞きに行きたい」ボタンをクリックお願いします。まずはカジュアルに面談で気軽にお話しましょう。あなたのご参加をお待ちしています!


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