ぼくの人生を変えてしまった仕事があります。
それは、東日本大震災の被災地での、復興支援の仕事です。
自分が被災地に関わることになるなんて、思ってもみませんでした。
2011年当時、ぼくはアパレルの「ライトオン」で働いていました。震災当日はちょうど、カタログ撮影のために沖縄にいたんです。だから震災の揺れも経験していません。東京に電話をかけたらつながらなくて、なにが起こっているのかよくわからなくて。
その日は、仕事相手のおばあちゃんの米寿のお祝いでした。三味線をひきながら、居酒屋でみんなでテーブルを囲んでいる横で、テレビではものすごい津波の映像が流れている。そのギャップが強烈で。
なんだか現実味がなくて「遠いところですごく大変なことが起こっていて、自分にはなにもできない」という感覚でした。
2015年、はじめて被災地へ
続きはこちらから・・・