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自ら手を挙げてオウンドメディアの立ち上げに挑戦!「みつける、なりたいジブン」を叶える会社の裏側とは?

皆さん、こんにちは!貯金アプリ「finbee(フィンビー)」広報・SNS担当の野口です。

今年3月、ネストエッグは日本ユニシスとの協業事業である未来データを活用したマーケティングプラットフォーム「Fab-stand(ファブスタンド)」をローンチしました!toC事業の貯金アプリfinbeeだけでなく、データビジネスなどtoB向けの事業も展開中です。

そんな新しい取り組みが進むなか、今回は2019年11月から展開している貯金アプリfinbee以外の事業のひとつ、オウンドメディア運営の裏側をお伝えします。

「かなえる日々を、はじめよう」をコンセプトとするfinbeeへ繋がるメディアとして始動した、オウンドメディア「be-topia(ビートピア)」の裏側をマーケティング部部長・富宇賀にインタビューしました。


「みつける、なりたいジブン」を後押しするメディアとしてスタート

幅広い記事を届けるbe-topiaトップ画面

be-topia(ビートピア) - みつける、なりたいジブン はどんなメディアなのかを教えてもらえますか?

「be-topia(ビートピア)」は、やりたいことが見つからない人、やりたいことを先延ばしにしている人、そんな人たちの背中をそっと押す、提案型のWEBマガジンです。

ーやりたいことが見つからない人の背中を押す...というのは具体的にはどういう意味でしょうか?

「何か新しいことをはじめて、今の自分や生活を変えたい」と思っている人は多いと思うんです。けれど、やりたいことがすぐ見つからない場合もあります。「どう探せばいいか分からない」「そもそも今何がしたいんだろう」と悩んで、そのまま日々の生活や仕事に追われて変わらないまま......という方も多いと思うんですね。

ー知らない世界の情報をお届けすることで「なりたいジブン」探しのお手伝いをするということですね。

「こういうことをしている人がいるんだ」「こんなおもしろい世界や場所があるんだ」と興味や行動を起こすきっかけになる媒体作りをしているので、さまざまな人の「やってみたこと・やりたいこと」にまつわるストーリーやアイデア、あまり知られていない各方面の世界で活躍する方々のインタビュー、おもしろいスポット情報などをメインに配信しています。

やってみた企画やはじめての世界を届ける特集


未経験でオウンドメディア立ち上げに挑戦

ーオウンドメディアの立ち上げは事業計画で決まっていたのでしょうか?

いえ、決まっていたわけではありません。ネストエッグが展開する貯金アプリ「finbee(フィンビー)」のマーケティングアプローチのひとつとして、ゼロから企画提案しました。正直、セオリーとしては立ち上げるタイミングはもっと後だとは思っていたのですが、諸々の事情で一年半ほど前に立ち上げました。

ーそもそもbe-topiaを立ち上げた目的はなんだったのでしょうか?

大きくは2つあります。

1つめは、広告以外のユーザー獲得チャネルを増やすためです。finbeeは銀行口座と連携して利用する貯金アプリなのですが、銀行口座と連携しなくても「おためし貯金ユーザー」として、お試しでfinbeeの貯金機能は利用することができます。当時、動画広告施策が狙い通りうまくいき、順調にユーザーを獲得していましたが、その多くは「おためし貯金ユーザー」でした。

ネストエッグとしては銀行口座連携ユーザーを増やしたいのですが、提携先の銀行がまだ少ないこともあり、広告だとどうしても「おためし貯金ユーザー」比率が多くなります。広告にこれ以上コストをかけても、銀行口座連携ユーザーは期待するほど増えていかないという課題感から、広告以外のアプローチとして、オウンドメディアを立ち上げてユーザー獲得を図っていくことにしました。

そんな方たちへ、自分を変えるきっかけになる情報やインタビュー記事を届けて、新しい自分に出会えるよう背中を押していく「みつける、なりたいジブン」をコンセプトとして、メディア運営をスタートしました。

もう1つは、貯金をする理由・きっかけをこちらから提案する機会を作りたかったためです。

貯金目的が明確であったり、やりたい・欲しいが常にあるユーザーはfinbeeでどんどん貯金目的を作成し、続けていくことができますが、貯金目的が明確にない、ひとつの目的を一度達成したらそこで止まってしまう、というユーザーもいます。

貯金のモチベーションを維持し、finbeeを継続利用してもらうためにも、オウンドメディアのbe-topiaから「こういうおもしろい趣味や世界がありますよ」「こういったアイテムがあるとより人生が豊かになりますよ」と提案することで、ユーザーに「やりたい・欲しい」を見つけてもらい、「これをしたい、これを買いたいからfinbeeで貯金しよう」という流れができるようにしました。

金融サービスのオウンドメディアの傾向として、貯金・投資・資産形成を勧めるお金系の情報をメインに発信するメディアが多いのですが、be-topiaではfinbeeの世界観を踏まえ、今の形にしています。

「かなえる日々を、はじめよう」をコンセプトとする貯金アプリfinbeeの一歩前のステップとして、be-topiaは、なりたい自分、叶えたい夢、やりたいことを探せる場として、ユーザーの皆さんに活用してもらいたいです。


ー運用して一年半程経っていかがですか?はじめての経験で手探りのことも多かったと思うのですが。

立ち上げは外部の制作会社と一緒に行い、その後3ヶ月くらいは運用も一緒にやっていたのでどうにか回せていたのですが、予算の関係もありその後は編集部を内製化しています。内製化したての頃は大変でしたね。僕+αでライターの募集・採用対応から行いそこから順次企画を詰めていって、進行管理もしていたので。正直かなりライターさん頼りになっていましたし、それは今もそうです。本当はもっとライターさんの得意領域を活かした企画や新しいライターさんへの依頼も行っていきたいのですが、なかなか工数を捻出することができなくて……。

前期の目標は「メディアの安定運用」でそこはある程度クリアできたかなと思っているので、今期は新たな企画記事なども積極的に配信していきたいですね。

ーメディア運営には欠かせないライターはどうやって集めたんですか?

be-topiaの問い合わせフォームやTwitter経由、あとマッチングサービスのbosyu(2021年6月30日終了)きっかけでの応募が多かったですね。応募時に企画のラフ出しをしてもらうようにしていたんですが、そこで媒体の特性をうまく理解しているなと感じる方は記事自体もいいものを書いてくれる傾向が強いですね。

今連載中のコラム2本も、応募時のラフ出しで良い企画になると思い、ライターの方と一緒に企画を詰めていったものになります。

ーそうだったんですね。どの特集ですか?

日本の伝統色を紐解いてコラムと一緒に紹介していく「日々色好日」と、過去の偉人の名言やどんな人だったのかを紹介する「今週のことばたち」です。

執筆をお願いしてるおふたりがそれぞれフォトグラファーと脚本家という別の肩書きを持っているということもあり、そこにフォーカスして企画を詰めていきました。

「日々色好日」の担当ライターからは、be-topiaの連載をきっかけに他の媒体でもライターの仕事が増えたとの嬉しい声ももらっています。図らずも担当ライターの「やりたいこと」を後押しする形となったので、そのような形で「なりたい、ジブン」を手伝えたことはとても嬉しいですね。


特集した業界から反響や感謝も、be-topiaの人気特集に

ー反響が高かった記事を教えてください。

反響が高かった記事の1つは、official髭男dismのサポートメンバー経験のあるパーカッション奏者ぬましょうさんの記事です。

「音楽に触れるきっかけを」Official髭男dismのサポートパーカッション奏者・ぬましょうがレッスン教室を始めた理由 | be-topia(ビートピア)人気バンドのofficial髭男dismが紅白に出場した直後の記事公開ということもあり、ファンや多くの方に見ていただきました。

もう1つは、「まずい棒」で有名な銚子電鉄を紹介した記事ですね。

銚子電鉄の新名物!まずい棒は本当にまずいのか!? | be-topia(ビートピア)「電車の修理代を稼がなくちゃいけないので、ぬれ煎餅を買ってください!」の自虐PRで、一躍有名になり、本業である鉄道運輸業ではなく、菓子製造業で登録されている銚子電気鉄道です。なんでも答えますと、社長直々にロングインタビューに答えていただき、日本一のエンタメ鉄道を目指しているストーリーや、調子電鉄の懐事情まで語っていただいた、読み応えがある記事となってSNSで反響をいただきました。


ー話題のニュースの裏側には何がおこっているかというのを届ける記事もbe-topiaは配信しているんですね。特集では何が人気なのでしょうか?

「マイナースポーツ特集」は反響が大きい特集ですね。読者の反応ももちろんありますが、取材をした選手、そのスポーツに携わっている方々も盛り上がったりと予想していなかった嬉しい反響をいただいています。紹介してほしい、と選手の方からご連絡もいただくようになったのでいいサイクルが回っているなと感じます。

マイナースポーツをされている方は、自分がファーストペンギンになって開拓していく必要があった日本での第一人者だったり、他のスポーツでの挫折経験や変遷があって新しい挑戦に挑まれている方が多いので、彼らの挑戦や熱量を文章からリアルに感じることができます。そういう意味では「マイナー」というよりもむしろ「ベンチャー」という方が近いですし、実際に「ベンチャースポーツ」という名称も広まっています。

現在48本配信している人気の「マイナースポーツ特集」

あと、「はじめてをはじめる」は、何かをはじめたい人のきっかけになるのでぜひ読んでもらいたい特集です。なんとなく気になってるけど、何もしないまま数年が経ってしまった……みたいなことって結構多いと思うんですね。僕自身二年程前から革靴作りを始めたんですが、実は始めるまでに一年くらいかかってるんです。

僕の場合は革小物教室の体験をした際の先生がたまたま今通っている革靴作りの教室をご存知で紹介いただいたんですが、そういう「きっかけ」って大事だなと思っていて。

なのでbe-topiaでもそんな「きっかけ」を生み出していければと思っています。

何かに熱中している方のストーリーは、なりたいジブンを探している読者の刺激になりますし、「新しいことをはじめる人を応援する」というbe-topiaの媒体方針ともあっている特集だなと感じています。

その道の第一人者に色々な世界をレクチャーしてもらう「はじめて特集」24本配信中


地方銀行や事業会社など外部と連携して、新しい発信を

ー今後トライしたいことや、be-topiaの展望も教えてください。

直近予定しているものとしてはfinbeeとの連携ですね。be-topiaの記事を読んで「始めてみようかな」「買ってみようかな」と思ったものをfinbee上ですぐに貯金できるようにすることで、ユーザーの利便性をさらにアップすることができると考えています。

ーやりたいことを見つけた気持ちの高まりを維持したまますぐに貯金開始できるので、貯金の継続率や達成率も上がり、ますますユーザーの背中を押すことができそうですね。

夢や目標を後押しするという点で、他の連携や何か施策も考えているのでしょうか?

finbeeはせっかく全国各地の地方銀行と提携しているので、地方銀行への「貯金」以外の支援として、その地域の優れた特産品・工芸品などのアイテム紹介や、スポット情報、何かに挑戦している人・企業を紹介する企画などもやっていきたいですね。若年層にリーチしていきたい地方銀行の要望を叶えていけるような、特集や施策などで連携を強化していければと思います。

あとは読者からの要望を具現化していく企画もおもしろいと考えています。オンラインサロンのような「みつける、なりたいジブンコミュニティ」を形成して商品や、マイナースポーツのように読者発の新しいスポーツ開発をするるのも企画としておもしろいなと。

やりたいことを探して経験したい読者同士で何かを一緒に作り上げる体験は、読者にとってプラスになりますし、交流も活発になるのではないかと考えています。

ー人と企業との繋がりが、より深まり、おもしろい企画が生まれそうで楽しみですね!


やりたい意欲がある人はウェルカムな環境、0→1ができる会社だからこそ「やりたいこと、なりたいジブン」が見つかる

ー今回のオウンドメディアを立ち上げを通して、ネストエッグの環境についてどう思いますか?

新規提案はしやすい環境です。「忙しいから」とか「そんなことやらなくていいから」みたいなことはないですね。finbeeのためになるアイデアであればどんどん提案して欲しいです。僕もそうですが、他のメンバーでも自ら提案した企画をどんどん実施している方もいるので、自身のキャリアの幅を広げたいと考えている人にはマッチする会社だと思います。

僕の話でいえば、もともとプロダクトグロース担当として入社しましたが、マーケティング領域の担当がおらず、課題も色々あったので、手を挙げてマーケティング領域も担当することにしました。そこから現在オウンドメディア立ち上げにまで至っているので、入社時は思っていなかったことが色々できているなと感じます。もちろん、その分勉強しないといけないことも多いし、手が回らないことも多いので大変ですが、そういうことを楽しめる方にとってはいい環境なんじゃないかと思います。

「あなたの担当じゃないから、あなたの仕事じゃないから」ということで、やりたいことができない環境ではありません。「やりたいを応援する会社」なので、事業の課題に対して解決策を自ら提案して実現したいという方は、ネストエッグを検討してみてください。


ネストエッグに興味を持った人にとって、「みつける、なりたいジブン」に出会える会社になるといいですね!ありがとうございました!

最後に富宇賀編集長リコメンド!

「あなたの明日を変えるかもしれない運命の1本」としてbe-topia記事を3本ご紹介!

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新しくスポーツを作っちゃうのがまずすごい。そういえば小さい頃いろんな遊びを考えてたよなぁ。

2雪山・水中・崖の上……極限状態でアイロンをかけるスポーツ「エクストリームアイロニング」の世界に迫る【マイナースポーツ特集#21】

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山頂や海の中、切り立った崖の上など、とんでもない場所でアイロンがけをするスポーツがあるのを知っていますか? そのスポーツの名は、エクストリームアイロニング。イギリス発祥のスポーツで、競技人口は欧米を中心に700名ほど。マイナー中のマイナースポーツです。 ...
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「ばかばかしいことを真剣に」。思わず笑っちゃうけど、だんだん神々しさすら感じる。

3.【はじめての1日店長】店舗を持たず、間借りで好きな店を出す!「1日店長」とはどんなもの? 【はじめてをはじめる #21 】

【はじめての1日店長】店舗を持たず、間借りで好きな店を出す!「1日店長」とはどんなもの? 【はじめてをはじめる #21 】 | be-topia(ビートピア)
今回のテーマは、「1日店長」です。 「自分のお店を開いてみたい」と思ったことはありませんか? 私は、好きな古着のお店や、酒に合うつまみを出す小料理屋なんかをやってみたいなぁと、しばしば空想しています。でも、実際に店を開くというのは甘いものではない。だから、いつも空想止まりでした。 ...
https://be-topia.finbee.jp/life/7876/

1日だけと試しにはじめたことが3年続いちゃうこともある。とにかくやってみようと思える記事。

ぜひ、ご覧ください!

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