働く環境・福利厚生|採用情報|株式会社インテージ
株式会社インテージの働く環境・福利厚生を紹介します。成長とスキルアップを応援する制度、キャリアをサポートする制度、多様な働き方を支援する制度を豊富に設けており、あなたらしい様々な働き方を実現します。
https://www.intage.co.jp/recruit/workstyle/
こんにちは!インテージ人事部採用担当の小山です。
今回は、2023年に新卒で入社した吉田さんに、日々の仕事や成長の実感についてお話を伺いました。エンタメやゲーム、鉄道など、幅広いサービス領域に携わりながら、生活者の視点を大切にしている吉田さん。仕事のやりがいや、インテージで働く魅力について語っていただきました。ぜひご覧ください!
【吉田さんのプロフィール】
・2023年にインテージに新卒入社。
・社会学部卒。
・現在はエンタメやレジャーといったサービス領域において、アドホック調査をメインとしたマーケティングリサーチャーとして活躍中。
―まずは、現在の仕事内容について教えてください。
私が所属している部署では、テーマパークやスマホゲーム、漫画アプリ、鉄道など、幅広いサービス領域を担当しています。クライアントの課題に対して、調査の企画・提案を行い、課題解決を支援するのが主な仕事です。
―扱う領域がとても幅広いですね。
そうなんです。自分が普段使っていないサービスに携わることも多く、最初は戸惑うこともあります。でも、サービスという分野は特に生活者目線がとても重要なため、実際にゲームをプレイしてみたり、周囲のユーザーに話を聞いたりしてサービスの理解を深めるようにしています。また、テーマパークに実際に足を運んで体験することもあります。自分自身がユーザーとして感じたことが、調査設計や提案に活きてくるのは面白いですね。
―クライアントからは具体的にどんな依頼があるのでしょうか。
過去には、ある鉄道会社から「子ども向けサービスの利用実態を知りたい」という依頼がありました。その際には、利用者の行動や意識を深掘りする調査を企画しました。調査結果をもとに、クライアントに向けてサービスの改善や新しい企画の立案につながるような提案を行います。
―これまで印象に残っているプロジェクトはありますか?
高校生を対象にしたキャラクターに関するインタビュー調査です。「この絵柄はなぜかわいいのか」「自己表現に使えるか」など、高校生の視点を知ることができてとても興味深かったです。彼らの言葉から、キャラクターが単なる娯楽ではなく、自己表現の手段になっていることがわかりました。その結果をもとに、クライアントが新しい施策を企画したのもとても印象的でした。
―幅広い領域で日々お仕事されていますが、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
クライアント自身が「本当に生活者に受け入れられるだろうか」と不安に思っている企画に対して、調査を通じてその“刺さり方”を見極めていけるのは、すごくやりがいがありますね。たとえば、新しいイベントやコンテンツが企画された際に、「それがターゲットに受け入れられているか」「どんな人たちがそのサービスを好むのか」といった視点で調査を行うことが多いです。
ユーザー像を深く理解することで、クライアントがプロモーション施策や商品開発に活かせるような提案につなげていきます。
―反対に難しいと感じる点はどんなところでしょうか?
やはり、クライアントの方がユーザーについて詳しいことも多く、知識の差を埋めるのが大変ですね。アンテナを張って、自分で体験したり、周囲に聞いたりして理解を深めています。その点、話が通じ合えたときにはとてもやりがいを感じます。
―改めて、インテージの強みはどんな点にあると思いますか?
モニター数の多さや、大手企業との実績による信頼が強みだと個人的に思っています。たとえば、ゲームに関して対象のユーザーが少ない調査でも、インテージなら対象者が見つかります。品質管理されたモニターであるという点は他社にはない部分であり、さらに深い調査・企画につなげることができるのはインテージならではの提供できる価値になるのではないかと考えています。
―課題に感じる部分はありますか?
調査だけでなくコンサルティングの強化が今後の課題だと感じています。クライアントの根幹に関わるような提案ができるよう、社内でも連携を強めています。
―やはり他部署との連携は多いのでしょうか。
部署によるとは思うのですが、私の部署では連携をとること多いです。複雑なプロジェクトや、クライアントの経営課題の根幹にかかわるものはコンサルチームと連携をとりますし、企画の調査票の画面を作る部署はまた違うところになるので、そういった部分で連携はとっています。
―入社前からもサービス領域に興味がありましたか?
はい。大学では社会学部で教育社会学を専攻し、インタビュー調査も経験していました。そういった経験や学祭の運営を通して、人の声や社会を捉えることに面白さを感じていて、もともとサービス領域にも興味がありました。
就職活動ではメーカー業界もみていたのですが、自分がコンテンツを作るイメージが湧かず、支援する立場で関わりたいと思うようになりました。
―その中でもインテージを選んだ理由は?
関われる業界が一つではなく、様々な業界を見られる点に魅力を感じました。実際、今はサービス領域だけでなく、鉄道や教育など、複数の分野に関われていて、毎日が新鮮です。
―1週間の業務スケジュールは?
週に2回ほどクライアントとのミーティングがあり、複数の案件を並行して進めています。1つの案件は平均で3ヶ月ほど。長いものだと1年かけるものもあります。調査の企画から調査票の作成、結果の報告までを担当します。
―お休みはしっかりとれていますか?
はい。有給は取りやすく、自分の仕事をコントロールしやすいです。リフレッシュ休暇*1ではスペインに行きました。もちろんクライアント先の繁忙期にもよるのですが、お盆時期などと期間が決まっているわけでもなく、9日間の休みを自由に取れる制度はとても良いと思います。長期休暇が取りやすいので、海外旅行にも行きやすいです。ワークライフバランスに関しては大切にしている会社だと思いますね。
*1 採用情報|働く環境・福利厚生
―職場の雰囲気は?
穏やかな雰囲気で、優しい人が多いです。ランチもグループメンバーでよく行きますし、1年目の社員も先輩もいて、バランスの良い環境です。わいわいというよりは、落ち着いていて、でも困ったときにはすぐに相談できる安心感があります。
―入社してからの成長を感じる瞬間は?
最初はクライアントとのやり取りに緊張していましたが、今では自分で提案できるようになりました。クライアントから直接企画の相談を受けることもあり、「吉田さんにお願いしたい」と言っていただける瞬間は、信頼関係が築けていると実感できて嬉しいです。
―スキル面での成長は?
企画力はもちろん、先を見通す力や多角的な視点で考える力がつきました。マーケティングの知識も、書籍よりも実体験から学ぶことが多いです。実際にサービスを使ってみることで、「なぜこの機能があるのか」「どんなユーザーが使っているのか」といった視点が自然と身につきます。
また調査票を作る際には、「クライアントが何を知りたいのか」「そのためにはどんな問いが適切か」を考える力が求められます。
調査結果が出た後は、データを読み解き、クライアントにとって価値ある示唆を導き出すことが重要です。単に数字を並べるだけでなく、「この結果から何が言えるのか」「どう活かせるのか」を考える力が鍛えられます。
―吉田さんのWillを教えてください!
よりサービス領域に詳しい人になりたいです。困ったときに頼られる存在になり、企画を通して踏み込んだ支援ができるようになりたいです。自分の「好き」を言語化する力を活かして、マーケティングの視点から価値ある提案ができるようになりたいですね。
―最後に一言!
自分が好きなものがなぜ好きか、どこが好きかを自分で言語化する機会をつくることはとても大事です。それはマーケティングに繋がってくる部分になります。なぜの深堀、言語化する過程を楽しいと感じる方はこの仕事に向いているかなと思います!
生活者目線を大切にしながら、刺激の毎日の中で自分への成長に確実につなげている吉田さん。
インテージでは、こうした挑戦や成長を支える環境と仲間がそろっています。
少しでもご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ気軽に話を聞きに来てくださいね!