Media Gauge®|スマートテレビデータならインテージ
事前に許諾を得た対象者のスマートテレビの視聴ログを自動で収集し、精緻にテレビ視聴を計測します。数百万の大規模サンプルで都道府県別、市区町村別、性年代別での分析も可能です。
https://www.intage.co.jp/service/services/database/mediagauge/
こんにちは!インテージ人事部採用担当の池田です。
今回は、2023年に新卒入社された今泉さんに、リアルな仕事や成長の話をお聞きしました!
テレビ業界を担当し、営業とマーケティングリサーチャーの両面を役割としてクライアントに向き合う今泉さん。
仕事のやりがいや、入社からの成長について語ってもらいました。
ぜひ、最後までお楽しみください!
【今泉さんのプロフィール】
・2023年にインテージに新卒入社。
・法学部卒で、大学時代は水泳部に所属。
・現在はテレビ業界向けの営業兼マーケティングリサーチャーとして活躍中。
―まずは、現在の仕事内容について簡単に教えてください!
私が所属する部署は、テレビ局、デジタルメディア企業、広告代理店が主なクライアントとなっています。
その中でも私は、テレビ業界(テレビ局)を担当し、営業とマーケティングリサーチャーの両面からクライアントの課題解決を支援しております。
ー新卒からこちらの部署に配属となった今泉さん。配属は希望通りでしたか?
テレビ業界の担当を希望しており、営業職は想像していなかったため、最初は正直戸惑いました(笑)
しかし、製販一体(顧客フロントと企画・分析の両役割を一気通貫で行うこと)でしたので、実際にはマーケティングリサーチャーとしての役割も多く、希望に近い仕事をすることができています。
ー昨今話題となっているテレビ業界ですが、マーケティングの観点から、業界の現状について教えてください。
かつてマスメディアとして大きな影響力を持っていたテレビ業界ですが、最近は若い人を中心にテレビ離れが進み、大手テレビ局でも積極的にマーケティング活動やデータ分析を行わなければならないフェーズに入っています。
逆に言えば、私たちが調査の企画や仕掛けをリードできるチャンスがあり、とてもやりがいを感じています。
インテージのデータを活用して視聴者の実態を可視化し、視聴率を伸ばすための戦略をテレビ局と一緒に考えています。
ーテレビ局のなかでも、どのような領域の支援をすることが多いのでしょうか?
テレビ局の課題は大きく3つ挙げられます。
1つ目は、「番組の中身をどうしていくか」
2つ目は、「その番組をどう売るか」
3つ目は、「番組以外のサービスや商品をどう売るか」です。
クライアントの部署でいうと、マーケティング組織はもちろんのこと、営業や編成など、案件によってさまざまな部署の方と関わります。
ーインテージ内の他の部署との連携はどうですか?
社内での他部署との関わりも多いです。
アンケート調査の際にアンケートを作成してくれる組織や、高度な技術でデータを分析してくれる組織、また、複雑な案件となるとコミュニケーションサービス専門の組織と協働したりします。
一人で裁量をもって進められる部分はありますが、一つの案件を一人で完結させることはありません。部署横断で連携して、コミュニケーションを取りながら、クライアントにとってベストなものを提供できるよう、日々奮闘しています。
ー仕事をする中で、難しいと感じることはありますか?
一番難しさを感じるのは、「クライアントの理解」です。
私たちは業界の外から関わる立場ですので、テレビ局内部の事情や背景を深く理解したうえで、寄り添った提案をすることが求められます。
また、調査の専門知識も必要となります。
実は、私自身文系出身で、入社前は調査に対する不安もありました。しかし、研修制度がしっかりしていて、先輩たちも丁寧にフォローしてくれるので、調査スキルについては自然と身につけることができました。
それよりも、「クライアントを深く理解し、何が本当に必要かを見極めること」にこそ、難しさとやりがいを感じています。
ー具体的にはどのようなサービスを提供しているのですか?
テレビ視聴データと携帯キャリアの会員情報を保有しているため、その2つのデータを掛け合わせて、どの属性の人がどの番組を見ているかを詳しく分析することが出来ます。*1
これにより、単なる視聴率にとどまらないリアルな実態をもとに、テレビ局や広告代理店のマーケティングを支援することが出来ます。
*1:スマートテレビデータ ”Media Gauge”
ーこれまでで印象に残っている案件は?
最近は、新規サービスに関する案件があり、通常の番組に関するものとはまた違った要素があり面白かったです。
データをもとに、サービスの売れ行き予測やユーザー傾向、価格戦略などの提案をしました。競合のコンサルティング会社とのコンペで勝ち取れたことが特に嬉しかったです。
ーコンペもあるんですね!競合と比較した際のインテージの強みはどのようなものでしょうか?
やっぱり、多種多様なデータがあることですね~。
テレビの視聴データによるアプローチもあれば、パネルデータ調査、Web調査、ドコモデータとの掛け合わせなど、いろいろな引き出しがあるので提案できる幅がかなり広いです。
ーそういった強みが入社の決め手にもなったのでしょうか?
そうですね。いろいろな調査ができるという企画における強みに加えて、経営的な強みもあると思います。
インテージは、パネルデータを保有していることが大きな強みで、利益率がかなり高いものになります。そうした既存事業の利益、安定性という基盤があるからこそ、新しい領域へのチャレンジが出来ることが強みだと思います。
また、個人的にはOB訪問で出会った尊敬できる先輩の存在も大きかったです。「この人と一緒に働きたい」と思えたことが、最終的な決め手になりました。
ー1日のスケジュールを簡単に教えてください!
私は朝早めに仕事するタイプなので、8時くらいに勤務を開始し、17時くらいに退勤することが多いです。
午前中はチャットやメールを確認して対応、空いた時間で提案資料の作成などを進めています。
午後は社内のミーティングや、クライアントとの打ち合せが多いです。
ープロジェクトはどのような流れで進みますか?
基本的には、自分たちから仕掛けるというよりは、お問い合わせをいただくところからスタートします。
その後、クライアントと打ち合せをして、課題を整理しながら提案を行い、受注につなげていきます。
案件が決まったら、調査票を作成してデータを集め、集計・分析を経て、最終的に報告を行うという流れです。
プロジェクトの期間はだいたい3週間〜1か月半ほどで、2〜3年目の社員だと、同時に3〜4件の案件を並行して進めることも珍しくありません。
年度末は案件が集中するため、チームで助け合いながらスピード感を持って取り組んでいます。
ーバタバタとした時期もありそうですが…お休みはしっかりと取れていますか?
はい、休みはとても取りやすいです!
今年はリフレッシュ休暇制度*を利用して、沖縄や北海道に旅行に行きました。
同期とも仲が良くて、普段の休日にはごはんに行ったり、一緒に旅行することもあります。
それから、学生時代から続けている水泳も、今でも趣味として続けています。
ー同期以外にも、仕事で関わる方は多いと思いますが、社内の雰囲気や社員の傾向について教えてください。
本当にいい人が多いです!
「いい人」って少し抽象的に聞こえるかもしれませんが、みなさん優しくて、気遣いができて、話しかけやすい雰囲気があります。
仕事中でも「困ってることない?」と自然に声をかけてくれたり、業務の相談もしやすいですね。
上司との距離感も程よくて、特に20代の社員とはフラットに話せる関係性があります。
30代の方はご家庭との両立で忙しそうな場面もありますが、40〜50代の方は家庭も落ち着いてきて、年齢が離れていてもむしろ距離が近いと感じることが多いです。
世代を超えて話しやすい雰囲気があるのは、インテージの魅力のひとつだと思います。
そういった体制もあり、昨年はチームのリーダーがパパ育休を取っていて一時不在になった時期もあったのですが、周囲でカバーし合って、チーム全体で乗り切れたのが印象的でした。
ー入社して約2年が経ちましたが、入社時からどのような変化がありましたか?
1年目の頃は、「クライアントの課題を解決するってすごい!」「先輩たち、かっこいいな」と、ひたすら憧れの気持ちが大きかったです。
ただ、業務に慣れてきて自分ができることも増え、「クライアントのためになる調査って何だろう?」と、視点を持って考えられるようになってきました。
今は、クライアントにとって本当に必要なことから逆算して提案を考える力がついてきたと感じます。
報告の場面で、クライアントがこちらの話を熱心にメモしてくれているときなどは、「役に立てた」と実感できて、嬉しい瞬間です。
ー今泉さんの "Will" を教えてください!
今後は、社内にとどまらず、社外でも活躍できる人材になっていきたいと思っています。
実はすでに、社外向けの取り組みも少しずつ始めています。最近では、とある団体が主催するマーケティング関連のプロジェクトに、アドバイザーとして関わらせていただく機会がありました。代理店の提案資料を見ながら意見を伝えたり、アイデアを出したりと、外の世界との接点も少しずつ広がっています。
また、大学時代にお世話になったゼミで、アンケート調査の研修を実施する機会などもありました。
インテージで学んだ知識や考え方は、実はどこでも通用するものだと感じています。
これからも、インテージで得た知見や経験を社外にも還元していくことで、自分の可能性を広げていきたいと思っています。
業界やクライアントに真摯に向き合いながら、自分らしい成長を重ねている今泉さん。
インテージでは、こうした挑戦や成長を支える環境と仲間がそろっています。
少しでもご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ気軽に話を聞きに来てくださいね!