長く続くコロナ禍で、新しいことを始めた人は多いですよね。
筋トレ、読書や映画鑑賞、料理、庭でミニトマトを育てる……とか。さらに興味は深まり広がって、畑を借りて本気で農業を始めちゃったりもして。
さて2021年、BBQ&Coが始めた”Connect BBQ”。毎回好評で、次の機会を心待ちにしていただいているイベントですが、私たちBBQ&Coの中でも”Connect BBQ”をきっかけに新たなアイデアが育ってきました。
それは、BBQなら「ひとつに融合した兵庫」を表現できるんじゃないかってこと!
“Connect BBQ”の延長線に見えてきた「BBQ&Coが今やりたいこと」をご紹介します。
兵庫県は「五国豊穣」
まずはこの動画をご覧ください!
※オール兵庫のプロモーションムービー
海も山も里もある広い兵庫県。同じ県内でも地形や気候が多彩で、
・摂津(神戸・阪神)
・播磨
・丹波
・但馬
・淡路
の5つの地域からなっています。
日本に「五穀豊穣」という言葉がありますが、5つのエリアそれぞれに豊かな食文化が育まれている兵庫県はまさに「五国豊穣」。
大蔵海岸「ZAZAZA」がある明石市は摂津寄りの播磨にあります。瀬戸内海や明石海峡で育った海鮮が豊富に獲れ、山側にいけば農業や酪農が盛んです。BBQ&Coが運営する「神戸WEST」では、地元産ブドウのワイナリーと朝採れ野菜のBBQを楽しめます。
でも、播磨や摂津の狭い地域にこだわるはもったいない。兵庫県という大きな視野ならもっと食は豊かになります。「さまざまな食材を扱えるBBQなら、1つのシーンでONE HYOGOを表現できるんじゃないか!」と思って作ったのがこのプロモーションムービーです。
BBQでつながる、つなげる。
BBQ場開発にあたり、私たちは「地産地消のベストミックス」「地域経済の循環」を大切にし、志をともにする地元の生産者さんとつながり、BBQを通じて豊かな「食」を再発見できる場づくりに取り組んでいます。
まさに“Connect BBQ”は「つながるBBQ」。BBQ&Coのスタッフとお客様のつながりはもちろん、生産者の方々とお客様をつなぐことができ、私たち自身とても楽しいイベントです。
▼地産地消のベストミックス
大蔵海岸「ZAZAZA」でいえば、明石・金楠水産さんの明石だこ、神戸西区・ベコファームさんの牛、農協のような大規模流通では規格外ではじかれてしまう美味しい野菜やフルーツ、地元ブルワリーのクラフトビールなど、ぜひ知ってほしい食材がたくさんあります。
▼生産者が自由に遊べるBBQ
多彩な地域をConnect!
2022年の夏、「とある団体」が明石に大きな大会を誘致します。その大会を明石に招致するにあたって、成田いわく「コンセプトレスな空間づくりはしたくない」と考えています。
兵庫県の各地から団体に所属するメンバーが集まるイベント会場には、ご当地グルメの屋台やブースが並ぶのが通例です。どこも「自分たちの地域が!」という主張が優先して、いわば群雄割拠。いろいろなものを食べられるのは魅力ながらも、正直、兵庫県全体としての統一コンセプトは見えません。
「モザイク模様の兵庫県が1つになればこんなことができるんだ! というONE HYOGOの姿を表現したい」
と、成田の頭に浮かんだのがConnect BBQの延長線上にある「五国豊穣」を表現したBBQ。
この大会で、各地のメンバーたちがBBQを楽しんだら……なんだか楽しそうです。
実現したらいいな!
「ディスティネーション兵庫」へ。
さらにこの「BBQでONE HYOGO」アイデアはさらなる広がりを見せていて……!
2023年、JRグループ6社と地域が連携して行われる国内最大規模の観光キャンペーン「JRディスティネーションキャンペーン」。2023年は兵庫県での開催が予定されているそうです。先日、明石市の観光協会から「明石の魅力を伝えるために、大蔵海岸ZAZAZAで特別メニューを開発してほしい」とご相談いただいた、代表・成田。
「明石だけに特化するのではなく、ONE HYOGOを体感できるものにしてはどうでしょう」
「”ディスティネーション兵庫”なんだから、県外の人が『豊かな兵庫に行きたい』となってもらいたい。だから、僕たちはBBQを通じて兵庫をつなげていきたい」
「兵庫の素材を中心に売っていくことで地域経済循環が生まれ、バラバラだった兵庫の各地が、共通した生存戦略を持つことができるのでは」
と兵庫融合を推した提案をしていました。
そばで聞いていて、、、「だよね!」と内心激しくヘッドバンギングしちゃいました(笑)。
2022年〜2023年は、私たちBBQ&Coという会社の垣根を越えて、あちこちで、社内外のパートナーと一緒にBBQを通じた「ONE HYOGO」プロジェクトが進行していきそうな予感がします。
乞うご期待です!