私たちMenuMenuが、今一番よく受ける質問は「AI検索に載るにはどうすればいいですか」です。
先日公開されたShopifyのQ2 2026コマースデータを読んで、この質問の立て方そのものを考え直しました。Shopifyの発表によると、同社のECストアフロントへのAI経由セッションは前年同期比197%増。ただ私たちが手を止めたのは、その先の一行でした。
AI経由で来た買い物客のうち、構造化されたShopify Catalogのデータを読んだAIから来た人は、スクレイピングや第三者フィードに頼ったAIセッションから来た人の2倍の率で購入していた。比較相手はオーガニック検索ではなく、AI経由の内側だったのです。
同じAIに載っていても、AIが何を読んだかで結果が割れる。これはECの数字で、Shopifyは飲食店を測っていません。それでも私たちには、見慣れた構図に見えました。
飲食店のメニュー情報は、いまも写真とPDFとグルメサイトの転載で出来ています。誰かが数年前に書き写した価格が、そのままAIの参照元になっている。店主が一番伝えたい「うちの看板は何か」は、大抵どこにも構造化されていません。
私たちが多言語メニューのデジタル化をやっているのは、翻訳の手間を減らすためだけではありません。店の情報を、他人の転載から店の手元へ引き戻すためです。誰が書いたデータが世界に出ていくのか——そこを店主が握れる状態にしたい。
AI検索の話は、まだ確かなことばかりではありません。飲食店で測ったデータは誰も持っていない。私たちも推論を推論として扱いながら進めています。分からないことを分からないと言える人と、この領域を一緒に掘りたいです。
記事はこちらにまとめました。
https://menumenu.life/blog/shopify-q2-2026-ai-referral-structured-data-menu
#MenuMenu #飲食店DX #AI検索最適化 #スタートアップ #福岡