東京で、私たちは何を話したか
2026年4月27日、東京ビッグサイトで開幕した SusHi Tech Tokyo 2026 のパネルセッションに、MenuMenuはパネリストとして登壇しました。49カ国60,000人、750スタートアップ、151セッション。アジア最大級のイノベーション・カンファレンスで、私たちのアプローチを丁寧に説明できる機会をいただきました。
私たちが向き合っている問題
「観光客に読めない、AIに引用されないお店は、存在していないのと同じ」。これは私たちが日々現場で向き合っている、見過ごされている損失の言語化です。訪日外国人4,268万人、その85%がGoogleマップで店を探し、これからはChatGPT・Perplexity・Geminiに直接尋ねる時代へ移行していく。それでも多くの日本の飲食店は、外国語検索でもAI検索でも事実上「見つからない」状態にあります。これは「順位の問題」ではなく、観光客とAIにとっての「認識可能性」の問題です。
3本柱で立ち向かう
MenuMenuはこの問題に、3つの柱でアプローチしています。MEO(地図検索の最適化)では、観光客が実際に打つ多言語クエリでの可視性を高め、AI SEO=GEO(生成AI検索の最適化)では、ChatGPTやPerplexityに引用されるための情報設計を整え、多言語メニュー(ネイティブ監修)では、AIが料理の意味を再構築できる翻訳を提供します。今回のパネルでは、この3つを以前より丁寧に、かつ現場事例とともに共有できた手応えがありました。
なぜ私たちは福岡で事業をしているのか
パネルで「福岡から来ました」と話すと、必ず聞かれる質問があります。「なぜ東京じゃないんですか?」。その問いへの答えを、私たちは一言にまとめています。「福岡は、日本のカリフォルニアだと思っているからです」。福岡市は2014年に国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」に指定され、スタートアップビザ、創業時税制優遇、海外インキュベーターとの結節点が育ってきました。森記念財団の都市ランキングでも世界38位、国内では東京・大阪と並ぶ拠点として注目されています。資金規模も人材プールも米国西海岸にはまだ及びませんが、アジアへの地理的近さ、街のオープンな空気、海外スタートアップとの距離の近さ、行政と民間と大学の連携の密度、そして家族と暮らしながら創業できるライフスタイル——この組み合わせが揃った場所は、日本ではそう多くありません。福岡を選び、福岡で事業を続け、福岡から世界に向かう。それが、私たちMenuMenuのスタンスです。
会場でお会いした方々への感謝
パネル後の通路、ブースエリア、ピッチセッションの合間で、本当にたくさんの方々と話せました。海外投資家、大手食品メーカーの新規事業担当、地方自治体の観光チーム、同業のスタートアップ、そして飲食店オーナーの方々。立場も国籍も違う方々が、それぞれの言語で「この問題は大きい」と頷いてくれる時間は、私たちにとって最高の確認でした。
これから一緒に仕事をする方を、私たちは待っています
SusHi Tech Tokyoの会期は4月29日(水)まで続きます。MenuMenuと一緒にインバウンド × AI検索 × 飲食店の未来を作りたい方、私たちの仕事に共感してくださる方、そして「うちでこんな課題がある」と話してくださる飲食店・自治体・パートナー企業の方——立場を問わず、ぜひお声がけください。この出会いが、良いパートナーシップに育っていくことを心から願っています。
詳しくはこちら → https://menumenu.life/blog/sushi-tech-tokyo-2026-panel-fukuoka-japan-california