社員インタビュー Vol.4
本企画では、さまざまな社員へのインタビューを通じて、仕事内容やキャリア、NeoSphereらしい働き方について掘り下げていきます。
各部門で活躍するPD(プロジェクトダイレクター)へのインタビュー企画。
通信業界未経験からキャリアをスタートし、北陸での基地局建設支援、通信機器ベンダーのプロジェクト、そして現在の通信キャリアプロジェクトへ。20年以上にわたって通信インフラの変化を見てきた細川に、前澤が話を聞きました。
基地局建設を起点に、プロジェクト全体を動かす
前澤
まず、通信キャリアプロジェクト(以下、通信キャリアPJ)について教えてください。
細川
お客様の本部や組織に、私たちのメンバーが入って業務を行っています。
全国各地域で基地局建設を支援するメンバー、本社で業務を取りまとめるメンバー、基地局の仕様や無線品質、工事に関する業務を支援するメンバーなど、担当領域はさまざまです。
現在は社員とパートナーを合わせて90名を超える体制で、全国の通信インフラを支えています。
前澤
通信キャリアPJならではの強みや特徴は何ですか?
細川
長い歴史の中で、基地局建設のプロジェクト全体を管理してきました。進捗管理だけでなく、設計管理、物流管理、無線機のインテグレーション、竣工に至るまで、一連の流れを経験してきたメンバーがいます。プロジェクト全体を俯瞰し、一気通貫で考えることが大きな特徴です。
現在は、お客様自身のプロジェクトマネジメント力も高まっている中で私たちに求められているのは、単に決められた業務を行うことではありません。これまで蓄積してきた経験と専門性を生かし、お客様の課題を捉え、解決策を提案する、よりコンサルティングに近い役割を担っています。
お客様の声を起点に、先回りした提案を
前澤
長くお客様との関係を築くうえで、特に意識していることはありますか?
細川
お客様のニーズを直接聞き、それに先回りして応えることです。
各地域を訪問し、できるだけフェイス・トゥ・フェイスで話を聞くようにしています。実際にお会いすると、オンラインのやり取りだけでは見えなかった率直な意見が出てきます。そうした声を持ち帰り、具体的な提案に変えていくことが重要です。
また、私たちがどのような成果を生み、どのような価値を提供しているのかを、正確に伝え続けることも欠かせません。
お客様の変化に応え続けるために、AIを味方に
前澤
業務の中で難しいと感じることは何ですか?
細川
お客様の進化が非常に速いことです。特に現在は、AIを活用した業務変革が急速に進んでいます。
お客様の業務や取り組みが進化していく中で、私たち自身も成長しなければ、提供できる価値は相対的に下がってしまいます。
AIの進化を脅威として捉えるのではなく、私たち自身がAIを使いこなし、そこで得た知見を新たなサービスや業務改善に生かしていく必要があります。
お客様の変化が速いからこそ、通信キャリアPJも変わり続けなければなりません。こうした変化を、次の経験と技術を得るチャンスとして捉えていきたいと思っています。
通信業界未経験から、社会を支える仕事へ
前澤
以前から通信業界で働いていたのでしょうか?
細川
もともとは機械系の会社で設計をしており、通信についてはまったくの未経験でした。携帯電話が急速に普及し始めた時代に、通信業界の将来性を感じて転職し、2003年に現在のNeoSphereにつながる会社へ入社しました。
入社後は、北陸での基地局建設支援や通信機器ベンダーのプロジェクトなど、さまざまな業務を経験しました。最初から専門知識があったわけではなく、実際の業務を通じて、周囲に支えてもらいながら一つずつ身につけてきました。
通信が人の生活を支えていると実感した震災復旧
前澤
特に印象に残っている仕事は何ですか?
細川
2011年の東日本大震災後に行った通信復旧支援です。
基地局や通信設備が失われた地域に入り、限られた電源や設備を使って仮設基地局の設置を行いました。通信できる範囲は限られていましたが、地域の方々は通信をするためにそこに集まり、「助かった」と声を掛けてくれました。
通信は普段存在を意識できるものではありませんが、通信が、人と人をつなぐ重要なライフラインであること
、そして自分たちの仕事が社会を支えていることを直接実感することができた経験でした。
NeoSphereで広がる、次の挑戦
前澤
NeoSphereになって、会社の変化をどのように感じていますか?
細川
新しいことにチャレンジしやすくなったと感じています。
新しいプロジェクトやサービスには、将来に向けた投資が必要です。短期的な成果だけでなく、将来への投資として新しい取り組みを後押ししてくれる雰囲気が強くなったと感じています。
これから挑戦したいこと
前澤
今後、チャレンジしたいことはありますか?
細川
従来のプロジェクトマネジメント支援に加え、工事を含む実行領域まで仕事の幅を広げていきたいと考えています。提案して終わりではなく、実際に成果につながるところまで実行できる組織を目指したいですね。
失敗を恐れず、提案できる人へ
前澤
最後に、どのような人と一緒に働きたいですか?
細川
「失敗を恐れず、積極的に提案できる人」です。
もちろん、すべての提案が成功するとは限りません。それでもチャレンジした結果の失敗であれば、マネージャーや周囲が一緒になってリカバリーしていくことが大切だと思っています。むしろ、変化の速い業界で何もチャレンジしないことの方が、大きなリスクだと思っています。
最初から完璧な知識や経験を持っている必要はありません。自ら考え、一歩踏み出してみる。その姿勢を持つ人に、ぜひ加わってほしいですね。
インタビューを終えて
通信業界未経験からキャリアをスタートし、基地局建設の現場からプロジェクト全体を見渡す立場へと歩んできた細川。だからこそ、「最初から知識がなくてもよい」「挑戦した結果の失敗は、周囲が支えればよい」という言葉には、実体験に基づく重みがありました。
今回のインタビューを通じて見えてきたのは、長年にわたり通信インフラを支えてきたプロジェクトの強みと、変化を恐れず、新たな価値を生み出そうとする思いでした。