株式会社FUSIONは、目まぐるしく変化する世界のなかで、デジタル × クリエイティブを掛け合わせ、ヴィジョンを見立てる力で「新しい問いを立て、新しい答えをつくる。」会社です。
今回はそんなFUSIONの25卒による「新卒座談会」を実施。
新卒で入社してからの1年間、4人はそれぞれ異なるチームで経験を重ね、ときに壁にぶつかりながらも前に進んできました。
印象に残っている仕事、この1年で得た学び、苦しかった時期をどう乗り越えたのか――そんなリアルを、赤裸々に語ってもらいました。
1年間で得たもの。それぞれの挑戦が会社の前進につながった
――まず、みなさんが入社を決めた背景を教えてください。
宮本:
僕は、これまで誰かのために課題を解決することにやりがいを感じていたことから、その手段の一つである広告に興味を持ちました。FUSIONは媒体ごとに縦割りで担当するのではなく、広告運用者が幅広く全媒体を見ることができる会社だと知り、「ここならいろんなことを吸収できるだろう」と入社を決めました。
遠田:
僕も広告やIT業界の会社を中心に面接を受けてました。実はFUSIONに出会う前、上場企業に内定をもらって、そこに入社しようと思っていたんです。でも、あるとき就活サイトでFUSIONのページを目にして、「新しい問いを立て、新しい答えをつくる」という言葉に強く惹かれました。
そこから面接などを通してFUSIONを知ると、裁量の大きさやスピード感から「FUSIONで働くことが、自分にとって最も過酷な道になりそうだ」と感じたんです。僕はこれまで自分を否定して生きてきたので、そんな自分を変えたかった。そこで、「あえてFUSIONという厳しい環境に身を置き、挑戦してみよう」と決意しましたね。
郭:
私も、「ここが一番挑戦できる」と思ったのが決め手でした。
私が受けたFUSIONの面接は、質問に受け答えする一般的な面接ではなく、いきなり新規事業の提案をしなければならなかったんです。
当時はマーケティングや広告の知識がまったくなかったので、必死に情報を調べて、なんとかやり遂げました。その経験こそが紛れもなく「挑戦」だったし、「これ以上、私にとって“挑戦”といえる会社はないだろう」と。その面接を終えてからは、FUSION一択でした。
皆戸中:
私は、もともとキャビンアテンダントを目指していたんです。その道がかなわなかったときのために、業界を絞らずさまざまな会社を受けていました。FUSIONの面接を受けたとき、正直そこまで入社しようと思っていなくて。会社に興味を持ったきっかけになったのは、一次面接を担当していた2つ上の先輩、久山さんでした。
一次面接を受けたときに、私は「まだCAを目指したい気持ちがある」と正直に話したんです。それでも久山さんは私の考えを否定せず、一人の人間としてフラットに向き合ってくれました。私は会社の社風や「どんな人と働くか」ということも大事にしたかったので、「こんな方がたくさんいらっしゃるのだろうな」と、会社に惹かれていきました。
あとは、年功序列でゆっくりキャリアを積む会社が自分には合わないと感じていたんです。FUSIONでは、若いうちから幅広い経験ができると聞いていましたし、実際に1年目、しかも営業職でありながら面接を担当していた久山さんを見て、「この会社で働いたら面白そう」と入社を考えました。
――入社してから約1年が経ちましたが、これまで働いてきた中で特に印象深い出来事を教えてください。
郭(かく):
私は、初めて一人でメディアのプランニングから運用、振り返りまで一貫してやり切った案件が印象に残っています。
昨年の成果を認めていただきクライアントから「今年もお願いします」と直接伝えていただけたときは、すごくうれしかったですね。
郭 卉林(かく けりん)
入社後はAccount Management局へ配属。日々の広告運用管理、効果分析をはじめ、ブランド案件を中心とした媒体プランニングや配信設計を担当。2026年4月にDirect Creative局へ異動し、ダイレクトプランナーとして業務に従事。
宮本:
僕は上半期に新規営業チームで目標を達成し、社内で表彰されたことです。
目標を達成するまで、先輩と一緒に毎日20件以上、累計500件ほどのアプローチを重ねてきました。
マーケティング担当の方をSNSで探して連絡し、返信をいただいた方とアポイントを取って……。当時は先が見えない中、とにかく目の前のことをやり続けていましたね。それが表彰されるほどの結果につながったことで、大きな達成感を得られました。
宮本 遥人(みやもと はると)
既存営業・新規営業を経て、現在はAccount Management局に所属。MetaをはじめとするSNS・デジタル広告など幅広い媒体の運用を担当しており、クリエイティブの顧客連携や日々の運用管理、データ分析、レポート作成、定例資料の作成まで一連の業務を幅広く手がけている。
皆戸中(かいとなか):
宮本が表彰された日のことは、私もよく覚えています。
その日は全社で半期振り返りも行ったのですが、「苦しい時期もあったが、半年でここまで大きく業績が伸びた」と取締役の楠さんがうれしそうに話していて、思わず胸が熱くなりました。
というのも、半期前はメンバーの退職が重なったこともあり、FUSIONは大きな転換期を迎えていたんです。限られた体制の中で、一人ひとりが役割を超えて前に進もうとしていた、そんな半年だったと思います。
全員の力が合わさって、結果的に会社が大きく前進したことが感慨深くて。FUSIONのメンバーを心から誇りに感じましたね。
皆戸中 沙也加(かいとなか さやか)
Business Produce局にて新規営業の領域を担当。新規のリード獲得から、商談・提案の実施を担っている。属人的になっているIS領域を仕組み化させること、上長紅林さんの担う領域を巻き取るために邁進中。
遠田:
僕は、ある案件で訴求軸の設計にかなり苦戦したことがありました。そこで、クリエイティブに強いメンバーや親会社であるノバセルの方に相談したところ、顧客の捉え方や検証の進め方など新たな視点を得られて、結果につなげられたんです。
今、FUSIONでは経験豊富な中途メンバーが増えてきています。また、ノバセルにグループインしたことで、AIに関する最先端のノウハウを実務に生かせる環境が整ってきている状況です。自分一人ではたどり着けない答えを生み出せる、恵まれた環境だと感じていますね。
遠田 鼓太郎(えんた こたろう)
Direct Creative局にてダイレクトプランナーを務める。Metaを中心としたSNS・運用型広告における戦略立案からクリエイティブ制作までを一貫して担当。AIツールなどを活用した「クリエイティブの多様化・高速化」の推進に従事している。
皆戸中:
遠田と一緒に仕事をしていて、この1年でクリエイティブのアウトプットの質がすごく変わったと思う。
もちろん周りの人の力も大きいんだろうけど、多分それだけではなくて。遠田自身、競合の動きや流行を深くリサーチしたうえで提案に落とし込めるようになったんだろうなと。日頃の案件のやり取りからもそう感じていました。
まだまだやれる。自分自身と新しい問いに向き合った日々
――前向きなお話をたくさん伺ってきましたが……正直、これまで「辞めたい」と思った瞬間はありましたか?
宮本:
僕は、思ったことはないですね。つらい局面は何度もありましたが、周りの先輩方が優秀だったので、「もっと吸収していこう」という気持ちの方が強かったです。
郭:
私は……何度もあります(笑)。ただ、たとえほかの会社で働いたとしても、今のつらさが消えることはないと思うんです。結局、社会人として自分が乗り越えるべき課題に向き合っていくしかないから。
最近は、顧客と短い時間で信頼関係を築く力が求められているのですが、自分にとってすごく難しくて、めげそうになることもあります。それでも自分の弱さや感情に負けずにクリアしていきたいので、着実に成長していきたいという一心で、毎日の仕事に向き合っています。
皆戸中:
私も、自分のミスでいろんな方に迷惑をかけてしまって、「申し訳なさすぎて消えたい」と思ったことがあります。
でも、FUSIONにはそんな自分を見離さず、「成長してほしい」と思って関わってくれている人がいるんです。そんな中で逃げ出してしまうのは無責任だなと思いました。
それに、会社が立ち上がって間もない頃を知っている先輩方は、きっと今より大きな壁を乗り越えてきたはず。「自分もやれないことはない。いや、やれる!」と思って、ここまで働いてきましたね。
遠田も、先輩の存在が大きかったんだよね。
遠田:
そうだね。僕も、一つ上の佐伯さんという先輩がとても責任感が強くて、最後までやり切る姿勢に救われました。
あとは、どんなときも目標を忘れず、客観的な視点を持つようにしてきました。
主観的な感情だけで考えてしまうと、どうしてもマイナスな方向に引っ張られてしまいます。一度立ち止まって「なんでこの会社に入ったんだっけ?」「自分が達成したいことってなんだっけ?」と考え直すと、困難な状況でも前に進めました。
――郭さんは、先輩に救われた経験はありましたか?
郭:
私は、部署の関係で先輩と一緒に案件を進める機会があまりなくて。
ただ、この1年間で「部署の垣根を越えて、もっと周囲を頼っていこう」と思うようになりました。そう思ったきっかけは、社内でも前例のないタイプの案件を担当したことです。
その案件はスケジュールもタイトで、正解が見えないまま形にしていかなければなりませんでした。
私は、人に頼ることを恥ずかしいと思ってしまうタイプだったんです。でも、「さすがに今は周りを頼ろう」と考えて、上長や業務委託のメンバーなどあらゆる方の力を借りてその案件を進めていくことにしました。
すると、皆さんのおかげで資料の作成から配信までスムーズに終えることができ、大きな効果を生み出せたんです。一人だけの力では、きっとここまで完遂することはできませんでしたね。
この経験を踏まえて、今後はきちんと人を頼れる、良い意味で「ずうずうしい人」になろうと思ってます(笑)。
基礎を固め、顧客の成果につなげる「役割を超えた視点」を
――これまで、「答えがない」といえる困難なお仕事にも向き合ってきたと思います。FUSIONのメンバーとして「新しい答えをつくる」うえで大切にしてきたことを教えてください。
宮本:
広告業界は変化が早いため、新しい情報をキャッチアップし続けることが前提にあると思います。
そのうえで新しいものをつくるには、経験のないことにも挑戦しながら、得た学びをその都度吸収して、自分なりの答えを出すのが大切なんじゃないかなと。
また、FUSIONでは自分の役割にとどまらず、全体を横断しながら顧客満足や成果につなげていく姿勢が求められます。大手では業務が分業されると聞きますが、FUSIONでは案件全体を見ることができる環境があるので、それが新しい答えを生み出す力につながっていると思いますね。
皆戸中:
まずは、基礎を理解することですかね。私はダンスをやっているのですが、新しいジャンルの動きを取り入れようとしても、基礎ができていないと形にならないんです。それは仕事でも同じで、基礎があってこそ、新しいものを重ねていけるはずです。
そんな私も、入社当時は「最初からなんだって挑戦できる」と思っていたのですが(笑)。「今は土台を固める時期なんだ」と心から理解して、日々の業務に向き合っています。
郭:
私はブランド案件を中心に担当しているので、明確な数値で評価できるものが少ないんです。なので、ほとんどの案件が「正解のない仕事」だと感じています。
そんななかで大切だと思うのは、やっぱり自分なりにロジックを組み立てて考えること。
誰かが用意した正解を探すのではなく、自分の考えをもとに向き合えるから、その考え自体が正解になることもある。難しさはありますが、その分、自分で答えをつくれる面白さも感じていますね。
――最後に、今後の目標をお願いします!
皆戸中:
夏までに、上長の仕事を巻き取れるようになりたい。新人賞の受賞や、昇格も目指していきたいです。
郭:
私も、昇格が一つの目標です。そのためにも、目の前の課題を着実に乗り越えていこうと思います。
宮本:
僕は、これまで既存顧客を伸ばすチームと、新規顧客を獲得するチームの両方を経験してきました。なので、いずれは運用まで担える営業になりたいですね。そして、顧客満足度を最大限に高められる存在を目指します!
遠田:
今後は、属人性のあるアイデアと、AIを活用した多様なクリエイティブ案を組み合わせて圧倒的な成果が出せるプランナーになれればと。FUSIONらしい強みを生み出せるように、挑戦を重ねていきます!
(取材・執筆=朝川真帆(@lovely_knot162)/撮影=宮澤あみ)