自分の意見が、会社の成長に繋がっていく——。
今回取材をしたのは、前職は皮革製品ブランドで働いていたという殿村翔大さん。まったくの異業種から飛び込んだLOCUS BRiDGEで、ふるさと納税の仕事に携わるいま。
やりがいと成長を実感しながら、半年間で見えてきたこととは?社内の温かい雰囲気と、挑戦が歓迎される環境で見つけた、自分らしい働き方についてお聞きしました。
殿村 翔大(合同会社LOCUS BRiDGE ふるさと納税 アシスタントマネージャー)情報系大学を卒業後、皮革製品ブランドに1年従事し、製作・販売・営業など幅広く経験。ふるさと納税をはじめとした地域活性化に興味を持ち、ふるさと納税提供事業者との打ち合わせやポータルサイトのページ作成を行うマーケティング職を担当。2024年7月より現職。
革製品からふるさと納税? 異業種から挑戦を決めた理由
革好きが高じて革製品を手掛ける会社に就職していた殿村さん。そこから、LOCUS BRiDGEという全くの異業種へ転職をした背景には、どんな理由があったのでしょうか。
「一昨年の4月に新卒で革の仕入れから製造・販売・修理を一貫して行う皮革製品ブランドに入社しました。財布やバックなどを製造し、店舗で販売をするような会社だったんですが、中途採用がメインの会社だったこともあり、社会人経験の浅い僕が何を提案しても “若いから” という理由で採用されることがなかったんです。このままこの会社にいて自分は成長できるのかな…と漠然と不安を感じてしまい、ちょうど一年経ったタイミングで転職を考え始めました」
転職先を探すため、求人サイトを見ていた殿村さんは、偶然にもLOCUS BRiDGEの求人ページへ辿り着きます。
「ふるさと納税…?聞いたことはある...。と少し興味を惹かれて、HPをみたら、代表の黒瀬さん含めLOCUS BRiDGEのみなさんが輝いて見えて、地域活性化に向け真摯に取り組んでいる姿が頭に浮かびました。HPから感じた温かみと熱量のあるみなさんがいる環境でチャレンジしてみたいと思い、応募しましたね。
実際に面接でお会いした役員の3人はHP通り、とても優しい雰囲気でしたが、それ以上に自分を必要としている役員陣の熱量を面接内で感じられました。『ここでなら自分の意見も反映してもらえるかも』『成長できるかも』と思えたのが入社の決め手です。」
「ふるさと納税は、ご両親がしているのをなんとなく知っている程度だったんです」と話す殿村さん。大好きな革製品で入社を決めていた前職とは一転、新しくチャレンジを決めたのは、全く知らないふるさと納税の世界でしたが、役員3名の存在が彼の挑戦を後押ししていました。
元公務員が多い環境だからこそ、安心して挑戦ができる
前職を退職し、一息つくことなく、すぐにLOCUS BRiDGEへの入社をした殿村さんですが、実はまだ入社して1年の若手メンバー。1年働いてみる中で何か変化はあったのでしょうか。
「とてもやりがいを感じています。ふるさと納税の支援業務は、自治体さん・事業者さん・寄付者さんという3者の間に立つ仕事なので、それぞれの意見を聞けるのが醍醐味だと感じています。業務量も課題も多いですが、僕には “課題を1つずつ解決していく” 感じがすごくあっているなと思います」
LOCUS BRiDGEは、年齢も所属年数も関係なく、地域にとって良い提案を積極的に採用していく文化があるからこそ、誰かのアイディアが日々の業務にどんどんと反映され、それがメンバーのやりがいにも繋がっているといいます。
「入社前後でのギャップが全然ないんですよ、本当に想像通りでした。入社した時は研修制度がなかったので不安を感じるときもありましたが、同じ時期に入社した方でも頼れる方がたくさんいて、不安な部分は一瞬で解消されました。まずは周りのやり方を真似るところから始めて、徐々に自分のやり方を確立することができていったような形です」
ふるさと納税の支援業務のクライアントが自治体さんだからこそ、元公務員メンバーが多いLOCUS BRiDGEの体制はすごく心強いと話す殿村さん。一方で、ふるさと納税の支援業務といえば、専門性の高い業務が多岐に及ぶため、0から学ぶ大変さも大きい職種。殿村さんはどのように感じているのでしょうか。
「今担当しているのは、事業者さんへの受発注管理、請求書の確認依頼、コールセンター業務、ふるさと納税のページ作成などなど、業務は本当に多岐に渡りますね。大変なこともありますが、一つ一つどの仕事も欠けてはならず、全部繋がって “ふるさと納税” になるので、現場に関わっている感覚があって楽しいんです。
僕自身は、ふるさと納税の返礼品ページ作成が好きで、常に締め切りを考慮してタスクの優先順位を調整し、チーム内で任された業務を1つ1つ対応しています。一人じゃなくチームで動いているからこそ、自分の得意なことを活かせる環境があるのも、楽しく仕事ができている理由の一つかもしれません」
基本的に1自治体に対して3名程度の担当者をつけているLOCUS BRiDGE。お互いの得意不得意を補い合いながら仕事を進められる環境に殿村さんはフィットしていました。
「以前、僕が作ったマニュアルが会社全体の共通資料として採用されたことがあったんです。“入社したての自分だからこそ気づけた視点” でつくった資料がちゃんと評価されて広がっていったのは、本当に嬉しかったですね。
反対に、コールセンターではより丁寧な対応が求められることもあり、ふるさと納税業務という幅広い業務だからこその難しさも感じました。でもそんな時は周りの先輩にすぐに相談できる環境があるので、安心して仕事に向き合えるんです」
80歳のおばあさんが喜んでくれた。実体験を積んで目指す未来とは
前職も今も変わらずに「周りの人をより豊かに、幸せにしたい」という純粋な気持ちで走り続けている殿村さんに、これからの目標をお聞きしました。
「実は以前担当していた事業者さんの中に、毎日クッキーを焼いている80歳のおばあさんがいたんです。もともと店舗販売しかされていなかったんですが、LOCUS BRiDGEの働きかけで、ふるさと納税に挑戦してくれることになって。正直、最初は競合が多い中で寄付が入るか不安だったんですが、想像の5倍以上の寄附が入ったのは忘れられません。おばあさんもすごく喜んでくださった姿を見たとき、自分のやっていることが地域にちゃんと貢献できていると実感しましたね。
最近担当する自治体が増えたので、マネージャーと密に連携を取りながら、一歩ずつしっかりと地域の方の力になれるように頑張りたいです」
まったくの異業種から飛び込んだLOCUS BRiDGEで、「やってみたい」を形にし続ける殿村さん。
最初は不安もあったけれど、一人一人を尊重し、成長を応援してくれる人たちに囲まれながら、自分の “得意” や “視点” を活かして働ける日々が始まりました。
まだ入社1年。それでも、地域に貢献できた実感や、自分の提案が組織に広がる体験を通じて、確かな手応えを感じています。
LOCUS BRiDGEには、未経験でも挑戦を支えてくれる土壌と、信頼し合える仲間がいます。殿村さんのように、“知らなかった世界” で自分を成長させたい人にこそ、ぴったりの場所かもしれません。