- Customer Support
- 人事労務
- フルスタックエンジニア
- Other occupations (8)
- Development
- Business
- Other
はじめまして。
株式会社Greenspoon代表の田邊友則と申します。
2020年3月25日、本日パーソナルスムージーの「GREEN SPOON」を正式にリリース致しました!
自分のカラダに必要な野菜やフルーツ、スーパーフードを配合した冷凍スムージーキットが自宅に届くサブスクリプションサービスです。
GREEN SPOONわたしだけの野菜やフルーツが毎月届く、パーソナルスムージー。green-spoon.jp
2019年5月30日に会社を創ってから現在まで、サービスの準備を進めてまいりました。当社は「自分を好きでい続けられる人生を」というビジョンのもと、「たのしい食のセルフケア文化を創る」ことをミッションとして、事業を行なっています。
Vision:自分を好きでい続けられる人生を
Mission:たのしい食のセルフケア文化を創る
自分を好きでい続けるとか。セルフケア習慣とか。よく聴き慣れた言葉だとは思いますが、我々スムージー屋が、なぜそんなこと言ってるのか含めて、少しだけお話させていただければと思います。
前段として、自分自身のことも書かせて頂いたので5000字を超える大作になってしまいました。汗
<GREEN SPOON事業に関しては会社創業ハイライトから書いてますので、お時間ない方はそこから読んで頂けたら嬉しいです。(下記、目次から飛べます!)>
目次
- 自己紹介
- サイバーエージェント(AbemaTV)を辞めて
- 会社創業ハイライト
- なぜ、GREEN SPOONなのか?
- 事前リリースの反応
- GREEN SPOONの今後
- 地上波 「BACK STAGE」 出演決定の告知
自己紹介
1988年10月生まれ、神奈川出身。31歳。
2012年に新卒でサイバーエージェントに入社しました。当時、スマホのアプリ市場が爆発していたのもあり、スマホ専業広告のCyberZに出向を志願。スマホ市場のダイナミックな動きと組織の成長は今考えると物凄かったんだなと思います。その後、メディア部門のAmebaに異動。芸能人ブログを売りまくり、当時のAmeba営業ギネス記録を更新したりしました。同部署でAmeba Infeedの組織立ち上げをしたのも強く印象に残ってます。
そして、最後はAbemaTVの立ち上げです。
リリース前後は異常な熱気に包まれ、組織の皆がハイだったのがすごく気持ちよかった。最高に青春させて頂いたのですが、リリース後、約半年で退社を決めました。
※当時のAbemaTVスポーツ局。最初は2名からのスタートでした。
一つ言えることは、新卒がサイバーエージェントで本当に良かったなということです。素直で一生懸命な人がたくさんいて、みんな仕事を前向きに頑張っています。あの環境が自分の社会人としてのベースを作ってくれたのは間違いないですし、今でも沢山の先輩、同期、後輩と仲良くさせて貰っていますが、大好きな人たちばかりです。
(1人も嫌いと思った人はいなかったし、人間関係で悩むことが一度もなかったような…。これって結構凄いことですよね?)
もし、これを大学生や転職を考えている方に読んで頂けていたら、サイバーエージェントはとっても素敵な会社なのでおすすめです。
サイバーエージェント(AbemaTV)を辞めて
勢いよく辞めたはいいものの、本当に具体的なプランがなく、困ったのを覚えています。笑
どうしようかなーと思っていたら、たまたま当時流行ってた(今も流行ってる?)セブ島英語留学の事業をやってる方を紹介してもらう機会があり、なんとなく「これだ!」と思ったため、その2週間後にセブ島へ飛びました。
※セブ留学中の学校。8割が韓国人。
結果、そこまで英語力の成長は見られず、向こうで出会った韓国人に筋トレを勧められ、筋肉ばかりが成長していくという3ヶ月を過ごしました。
帰国後は、生きるために営業を続ける日々でしたが、それよりも自分より少し前に独立していた同期や先輩からお仕事を頂けるようになったことで、広告運用、制作のフリーランスとして食べられるようになっていきました。
ここでお世話になった方々には一生頭が上がらないなと思っています。
当時いろいろなチャンスを与えて頂いた方々、本当にありがとうございました!
食べられるようになってからは、さぁ会社を創ろう!と意気込んで新規事業を考えてはVCやエンジェルに当て、打ち返され…みたいな起業家人生を歩み始めるのですが、まったくうまくいきません。笑
誰も投資はしてくれないし、いまいち自分の覚悟も決まらない。。業務委託で受ける広告運用効果と向き合いながら悶々する日々がしばらく続いていきます。
(フリーランスが向いてないことになんとなく気付き始めるのもこの頃・・)
そしてその頃、旅系の友人に影響され、悶々する=一人旅に出るという超安易な考えで海外へいくことになります。
バルセロナでは、宮川大輔に習い祭の法被を着てトマト祭りに参加したり、高城剛がイビザ最高と言ってたのでイビザに行ったり、パリでムーランルージュを見て、ハワイに数ヶ月居候させて頂きながら現地のホテルをつくる仕事をお手伝いしたりしていました。沖縄の島巡り、サンフランシスコではGoogle主催のMeet Upに参加したりもしました。ほぼすべて1人です。笑
※アリゾナ州のホースシューベンド。一人旅はめっちゃ寂しいです。。
最大の気付きは世界のどこにいても自分自身は何も変わらないということでした。当然自分自身の成長もありませんし、人生進んでる感は皆無だったのです。ひとたびSNSを見れば、楽しそうに仕事を頑張ってる友人がたくさんいました。正直それに焦ったのもあり、日本に帰国することを決めました。
ただ、そんな生活の中でも一つだけ続けていたことがありました。それはセブ島で目覚めた筋トレです。旅先ではまずジムを契約するので、そのシーンの英会話だけ妙に得意です。笑
僕は一つのことがなかなか長続きしない性格なのですが、それでも筋トレを続けられたのには理由があります。それが今のGREEN SPOONの思想に繋がっています。
それは、予防医学の思想で生きる素晴らしさを発見したことでした。
日本は治療医学の思想が強いですよね。何かあったら病院に行くという考え方です。この差は保険制度が違う(=医療費が安い)ことや食文化が異なることに起因するとされています。
ハワイで出会ったネイティブハワイアンにこう言われたことがあります。
「When health and relationships are good, you should do your best !」
-健康と人間関係は一番良い時が最も頑張り時だよ-
※リアルな写真を失くし、、Googleで最も近い画像を選びました。タトゥーは無かったので、ちょっと盛ってるのは認めます。
このなりに言われたのもあり、説得力が増してたのはありますが、これには「確かに・・!」となり、筋トレを続けることができました。事実、欧米ではかなりの人がジムに通っていたし、食事に対する気遣いの意識も高かったです。
また筋トレと向き合うことは、自分のカラダをつくるにあたって最もインパクトのある「食」を意識せずにはいられなくなり、同時に「食」への興味も持ち始めました。
日々のメンテナンスの努力が自分に対する信頼を積み上げ、自己肯定感を生み、カラダだけでなくココロも同時に健康にしていることに気付けたのは大きな収穫でした。
会社創業ハイライト
一人旅をしながらの生活は1年半ほど続きましたが、その間に「ONE BUY ONE」というインスタ向けSaaSツール事業の代表になり、事業推進したこともありました。これは顧客アカウントのフォロワーをEC売上に繋げることを目的としたツールでしたが、予想よりも早くInstgram本体が日本でもShop Now機能を実装してきたため、撤退を余儀なくされました。。ファッションの超ビッグクライアントからツール導入の口頭内定を頂いてたため、とてもショックだった記憶があります。なかなかうまくいかないな・・と悩み、再就職しようかな等と思ったこともありました。
そんなこんなで挑戦はするものの、うまくいかない日々・・・が続いていたのですが、縁あって紹介頂いたFull Commit Partnersの山田さんと出会い、人生が動き出します。個人として事業領域にはそこまで拘っていなかったもののtoCのブランドをつくりたいと思っていたのですが、その時ちょうどD2Cという言葉が盛り上がっていて、山田さんもD2Cやる起業家を探していたということで、タイミングが完璧でした。
出会って2日目の夜に投資頂けることが決まり、その後は結構なスピードでモノゴトが進んで行きました。
ざっくりと下記がハイライトです。
2019年2月:VC 山田さんと出会う
2019年3月:事業構想、計画詰め
2019年4月:投資委員会突破
2019年5月:株式会社Greenspoon創業
2019年6月:シード資金調達完了
2019年9月:メンバー2人が正式ジョイン
2020年2月:GREEN SPOON β版リリース
2020年3月:GREEN SPOON 正式リリース *本日25日*
このパートは色々と書きたいことはあるのですが、一番はGREEN SPOONのチームは最高のメンバーに恵まれています。D2Cは総合格闘技と比喩されることが多いですが、企画▶︎製造▶︎物流▶︎販売集客▶︎サービス運営と全てのプロセスを自分たちで行います。特に我々は食のサービスなので、少し大袈裟に言えば人の命に関わる仕事です。
食に対して、まったくの知見、経験、ノウハウのない僕らがゼロから上記のプロセスを構築するのは、暗闇の中を勇気を持って突き進む勢いと知らない業界に対する謙虚さが必要です。できない理由なんて沢山ありましたが、とにかく行動し、できる方法を見出していく。それらをただ愚直に泥臭くやり切れるかが重要です。立ち上げから一緒の2人のメンバー(黒崎、小池)が中心となって、今のサービスをカタチ作ってきました。僕はと言うと、意思決定が遅く、何度も朝令暮改をしてしまう未熟な状態(今もですが汗)でしたが、それを完璧にフォローしてくれる誇らしいメンバーがいた御蔭で今のサービスができたと思っています。本当にいつもありがとう。
※オフィス入居パーティー。楽しかったな〜
(ちなみに立ち上げから関わって頂いている方々は総勢20名近くにのぼります。皆様、本当にいつもありがとうございます!誰一人欠けていても、このサービスは出来ていないです。ここからですね!)
なぜ、GREEN SPOONなのか?
すみません、シンプルに仕上げたかったのですが、長くなってきました!笑
あと少しだけ、お付き合いくださいませ・・。
toCのブランドをつくりたいのは元々ありました。できることなら、ナイキを。Aesopを。よなよなエールをつくりたい。そんな想いがあります。ブランドというのは各々が素敵だと思う世界のビジョンを掲げていて、かっこいいなと。僕も自分の素敵だと思う世界をつくりたい。そういう意味でのtoCのブランドへの執着です。
その他では、下記が自分の事業の軸でした。
・自分が欲しいモノ、サービスをつくる
・伸びる市場(未来に必要になる)で挑戦する
・人の自己受容や自己肯定に繋がる
GREEN SPOONをこれに当てはめると、
・自分が欲しいモノ、サービスをつくる
→簡単に、楽しく、カラダとココロのケアができる食
・伸びる市場(現在〜未来に必要になる)で挑戦する
→ヘルスケア×宅食×冷凍食品のミックスの市場
・人の自己受容や自己肯定に繋がる
→自分を大切にするセルフケアをテーマとしたモノやサービスづくり
となり、ぴったりだなと腹落ちすることができました。
あとは、なぜスムージーなのか?ということですが、感覚的にスムージーを飲んでいれば野菜が摂れてる実感があったので好きだったのですが、世の中には葉物を使用したグリーンスムージーしか無かったので、他の野菜(トマトやさつまいも、かぼちゃなど)を主役にした野菜ベースのスムージーが欲しかったのです。
会社勤めで忙しかった頃は健康なんて気遣えるはずもなく、多量の添加物を含んだコンビニ弁当が日常でした。1ヶ月に90回訪れる食事を全て健康的に・・は無理でも、週末や平日の早く帰れた夜だけでも自分を簡単に気遣えるおいしい食を楽しみたい。そんな想いからGREEN SPOONをつくりました。
事前リリースの反応
実はこっそり2月6日から友人知人限定の事前リリースをしてましたので、その時の反応を簡単に。
以下は友人知人が投稿してくれたインスタストーリーの投稿です。既に多くの方が自宅でGREEN SPOONを楽しんでくれています!!
無添加に徹底的にこだわり、料理家、管理栄養士と一緒に味、栄養バランス共に本当に良いモノを作ってきた自信があります。心から友人におすすめしているのですが、友人知人ボーナスを差し引いてもかなり喜んで頂けてるのかなと思っています・・!!
また、使うシーンは朝と週末が多いようです。
・野菜、フルーツ不足の生活には最適
・プチデトックスに使える
・置き換えダイエットになる
・便秘解消の助けの効果を感じる
・罪悪感のないデザート
・朝ご飯、夜ご飯がわりにしている
・いつものご飯に野菜をちょい足し
そして、サービス利用して頂いた感想で多かったのは、上記の通り。
GREEN SPOONは食のセルフケア習慣を楽しんで頂きたい想いから基本サブスク(月額制)にしていますが、初月→2ヶ月目に継続して頂ける方が非常に多くてびっくりしています・・!!ご期待に添えるよう、サービスの拡充、改善に努めてまいります!
>友人知人の皆様
嬉しいフィードバックを沢山いただき、ありがとうございました。現状の課題感も把握しております・・!もっと良いサービスにできるよう、運営一同精進してまいります。ご意見等ありましたらいつでもビシバシご指導ください。よろしくお願い致します!
GREEN SPOONの今後
現在、世界はCOVID-19の脅威に晒されています。東京オリンピックも昨日ほぼ延期が決定しました。東京にいると世界の温度感とはだいぶ違うと感じますが、このウイルスは世界的な歴史に残る大きな出来事となりそうです。
スタートアップ界隈でも、資金調達環境が厳しくなるとか、人材の採用は一旦やめとか、バーンレートをとにかく下げなきゃとか、ネガティブな予測が多い印象を受けています。予測というか、景気が冷え込むのは確実だと思うので正しいと思っています。この現実をしっかり受け止めた上で、ネガティブに考え、ポジティブに動いていきたいと考えています。
そして勿論、COVID-19を想定していた訳ではないのですが、GREEN SPOONは自宅での食を提供するサービスなので、育児中の外出し辛い方やテレワーク(Work from Home)の方などの健康と食の楽しさに少しでも寄与できれば嬉しいです。
また、事業としての今後については、色々考えているのですが、それは追々noteに書いていきます!一つ言えることは、GREEN SPOONは海外でも挑戦したいと思ってます。日本の食クオリティは本当に高いので、世界に発信していくことにも積極的にチャレンジしていきたいです。
とはいえ、まずは国内です!
“仕事や育児など、挑戦はし続けたいけれど、
同時に健康的なリラックス時間も楽しめるオトナになりたいと願うすべての人へ”
GREEN SPOONは、あなたが自分のカラダに必要な野菜やフルーツを知り、簡単に、楽しく、健康な食生活を続けていけるようサポートしていきます。 たのしい食のセルフケア習慣を身に付け、自分を大切にしている実感が、あなたの「自分を好きでい続けられる人生」に繋がりますように。
そんな想いを込めて、ブランドに共感して頂いた皆さまと一緒にGREEN SPOONブランドを育てていきたいと思います。
地上波 「BACK STAGE」 出演決定の告知
直近で地上波の放送が決定しています!
まだこれからの食のベンチャー企業がどれくらいブレイクしそうかをMCの武井壮さん、箕輪厚介さん、フードライターの浅野陽子さんに判定してもらうという企画です。笑
放送日:3月29日(日)23:30-24:00@TBS
番組名:BACKSTAGE
バドミントンの桃田賢斗選手の情熱大陸の後、すぐの放送になります。
お暇な方はぜひ見てみてください!笑
長くなりましたが、初回noteはここまでにします!長文読んでいただき、ありがとうございました。
次回以降はもうちょっとビジネス的なことや商品開発秘話などを書いていこうと思います。D2Cやってるので、書く内容も読んで頂ける方のニーズをガンガン汲み取って変えていければと思いますので、お気軽に感想やコメント頂けたら有難いです。
採用やD2Cの相談、その他何でも受け付けています!
下記どこからでも構いませんので、お気軽にDM頂けたら嬉しいです。
田邊 友則田邊 友則さんはFacebookを利用しています。Facebookに登録して、田邊 友則さんや他の知り合いと交流しましょうwww.facebook.com