初めまして。株式会社Awwの広報担当・河村です。
株式会社Awwって何をしているの?と首を傾げる方もいらっしゃると思うので、まずは簡単に自己紹介を!
私たちは、バーチャルヒューマンを創造するアジア初のバーチャルヒューマンカンパニーです。現在、imma、Zinn、Ria、ASUといった複数のバーチャルヒューマンをプロデュースしています。また、バーチャルヒューマンに関する基礎技術の研究開発、XR領域やバーチャルファッションなどの関連するビジネス展開やパートナーシップも積極的に⾏っています。
バーチャルヒューマン「imma」の公式Instagram:https://www.instagram.com/imma.gram/
そんな私たちの記念すべき第1回目のストーリーは、Aww創設者の1人・岸本浩一さんへのインタビューに決定しました!
3DCG制作会社の起業を経て、弊社代表:守屋さんと共にAwwを創設したという岸本さん。今回は、そんなAwwの全てを知る岸本さんにAww誕生秘話から最近ハマっていることまで、根掘り葉掘りお話を伺いました!
【日本初のモデリング専門会社を設立】
ー本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ーまず初めに、岸本さんこれまでの経歴を教えてください
美術系の大学を卒業した後に、日本国内のCG制作会社で6年ほど3DCGのデザイナーとしてゲームや、映画のCGの制作に関わってきました。その後会社を辞めて、2年ほどフリーランスで、アジアを中心に海外を放浪しながらCGのディレクションをやっていました。
ーフリーランスの期間はどんなことに携わっていましたか?
知り合いから映画のCGディレクションの仕事を任されたので、1〜2年は中国とか香港とかに住みながらやっていました。その後、これからはクリエイティブにもより良い仕組みが必要だと思って、日本初のCGモデリング専門会社を立ち上げました。
今では関連会社を含めると200人以上の組織になっているのだけど、最初の方はゲームとか映画のリアルなキャラクター制作とかを受けていましたね。そういった技術を磨いたり研究開発を10年程続けてきて、その技術はimmaちゃんのベースにもなっています。
ーフリーランスの頃から、起業したいという気持ちはあったのですか?
いい会社があればそこに就職しようかなと思っていたけど、自分が理想と思う会社はあんまりなくて。ないんだったら自分で新しい仕組み作ろうと。モデリング専門の会社が日本にはまだなかったので、専門性を高めたら新しい技術も溜まるし、その職種をやりたい人も集まりやすいし、プラットフォームみたいなものが作れるんじゃないかと思って。
【immaの存在がAwwを作るきっかけになった】
ーお1人で起業を経験された一方で、Awwは代表の守屋さんと共同で設立されたそうですね
守屋さんから「こういうアイディアがあるんだけど」という話がきて、それと研究開発してきた技術がちょうどマッチしたので、すぐにやろうとなりました。僕はずっと技術を磨いていたんだけど、いい技術も世の中で認知されないともったいない。そこに広げるためのアイディアを守屋さんは持っていました。
ーそのアイディアがバーチャルヒューマンのimmaちゃんということですね
immaちゃんが誕生して半年ぐらいは、instagramの更新頻度も高くなかったのですが、2019年1月に「CGWORLD」の表紙に起用されてから一般の方がTwitterで広めてくれて。それをきっかけにいろんなメディアやニュースに取り上げられて、問い合わせも増えました。それで、2019年の5月にAwwを作ったんです。
ーでは、immaちゃんとこれから挑戦していきたいことはなんですか?
開発面で言うと、リアルタイム。今までは静止画がメインでしたが、これからはリアルタイムかつインタラクティブに動く研究開発を進めています。これができるとリアルな人間とかなり近い活動が可能になっていきます。例えば、生放送の番組やライブチャットに出たり、映画とかドラマに出演したりとか。その開発をどんどんチャレンジしていきたいです。
【Awwのなんでも屋さん】
ーAwwではどういった業務をされているのですか?
僕は開発の統括をやっていますが、会社全体を見て足りないものを補うようにしています。採用や経営の数字も見ているし、一言では言いづらいんですけど、Awwのなんでも屋みたいな(笑)必要な人をアサインして改善し続けていけば組織自体は自発的に回り始めることはこれまでの経営経験からわかっているので、ボトルネックになっている箇所を見つけてなるべく権限移譲できるように組織図を作ったり、足りないものを補うのが僕の仕事かな。
ーでは、Awwのいいところを教えてください!
ちゃんと”いい人”が多い。みんな楽しそうに仕事している様子は、すごくいいなと思います。離職も少ないし、あと半分以上の人がバイリンガル。だから、日常的に英語が飛び交っているので刺激を受けるし、新鮮だなと思います。Awwは世界を相手にビジネスをしているので、グローバル感をすごく大事にしていますね。
【求めているのは、歪でもいいから誰にも負けない武器を持つ人】
ー今のAwwはどのような人材を求めていますか?
今意識しているのは、何かしら尖っている武器がある人。この分野のこれだったら誰にも負けないとか、そういう歪でもいいから尖った才能を持っている人に来てもらいたいです。
ー歪とは?
例えば、ある分野はできないけどある分野はすごいできるみたいな。平均点より、すごい尖っている人。”いい人”はベースにあって、その上で尖っている人に来てもらいたいです。創業当時から採用においては、”いい人”かどうかということを、特に重視しています。
ーなるほど。では、”いい人”とはどんな人でしょうか?
一緒に働いて気持ちいい人(笑)
【”人がやらないことをやりたい”気持ちが、Aww設立にも繋がっている】
ーありがとうございます。最後に、岸本さんの2021年の目標を教えてください。
会社的な目標は、開発目標や採用目標の達成ですね。今年は採用に力を入れているので、必要なポジションにしっかりと人を採用して、開発がよりもっとまわるように進めていきたいと思っています。
個人的な目標は、毎年気分転換や刺激を受けに海外によく行ってたんですけど、最近行けてないので、できれば海外に早くいきたい(笑)
ー海外旅行いいですね!直近で行った国と、今行きたい国はどこですか?
去年は、コロナ前に中国に行ったぐらいで・・・。今はあたたかい国にいきたいですね。あたたかいところが好きなんで、いつもそっちの方へ旅行に行っています。自分はあまり長期休暇が取れないので、行くときは土日で行っちゃうことが多い(笑)
タイ@岸本さん撮影
タイ@岸本さん撮影
ー土日で⁉︎お休みの日は、常にアクティブに動いているんですか?
一日中寝ていることもあるし、突然土日で海外に行くこともあります。最近は1ヶ月くらい写真とカメラにハマって休みの日は朝から深夜までずっと写真のことばかり考えていたり、ブロックチェーンのことばかり考えている時期もあった。ハマったらその期間は一つの事をとことんやっちゃうので、人から見たらすごく偏りがあると思います。
そして、気持ち的には常に何か新しいことをしたいと思っています。人があまりやらないことをやりたい。
ー「人がやらないことをやりたい」という気持ちが日本初のモデリング専門会社設立などにも関係しているのでしょうか?
常に新しいことをやり始めたいという気持ちはあります。Awwも日本初のバーチャルヒューマンの会社なので、そこにも繋がっていますね。常に何か新しい刺激を受けてそれによって新しいものを生み出したいって言うのは人一倍強いと思います。だから海外とかいきたいのに最近は行けてないので、ちょっと刺激が不足している気がします。それが僕の中では嫌ですね。
岸本さん、ありがとうございました!
株式会社Awwでは、バーチャルヒューマンのプロデュース事業をはじめ、バーチャルヒューマンに関する基礎技術の研究開発、XR領域やバーチャルファッションなどの関連するビジネス展開やパートナーシップも積極的に⾏っています。
最先端のカルチャーを創り上げたい、CG技術を磨きたいという方はぜひ弊社にご応募ください。もちろん、まずは話を聞きたい!だけでもOKです。お気軽にご連絡ください!