鈴木内科医院のWantedlyをご覧いただきありがとうございます。今回の記事では、ベトナム出身のケアワーカー・トゥーさんと、鈴木内科医院の事務長・鈴木さんの対談をお届けします。
コロナ禍の中、日本への入国が制限され、来日の見通しも立たない…。そんな不安な状況の中でも、「日本で介護の仕事がしたい」という想いを諦めず、挑戦を続けてきたトゥーさん。
言葉や文化の違いに戸惑いながらも、利用者様や仲間たちに支えられ、来日から4年。現在では介護福祉士の国家試験に一発合格し、現場を支える存在として活躍しています。
今回は、そんなトゥーさんのこれまでの歩みを、すぐそばで見守ってきた事務長とともに振り返ります。来日当初の不安、介護の仕事で感じたやりがい、何度も壁にぶつかりながら前に進んできた日々、そして資格取得に込めた想いまで、異国の地で挑戦を続けた一人の介護士のリアルなストーリーを、ぜひご覧ください。
目次
コロナ禍との出会い。画面越しから始まった信頼関係
子どもの頃から抱いていた夢。アニメと、おじいちゃん・おばあちゃんへの愛
言葉も文化も違う場所で。壁にぶつかりながら、前へ進んだ4年間
「ありがとう」が一番の力に。利用者様との毎日がやりがいの源
「トゥーさんならできる」の一言が、挑戦を後押し
▼そもそも、介護福祉士とは?
「みんなの笑顔のために」これからも介護の仕事と歩んでいく
「人を支えたい」という想いが、成長につながっていく
コロナ禍との出会い。画面越しから始まった信頼関係
── 早速ですが、まずはお二人の自己紹介をお願いします!
トゥー: 私は2022年にベトナムから日本へ来て、現在は介護士として働いています。
来日したばかりの頃は、日本語も難しくて、利用者様や先輩と上手くコミュニケーションが取れないこともたくさんありました。
でも、周りの皆さんが本当に優しく支えてくださって、少しずつ仕事にも慣れていくことができ、今では利用者様とお話しする時間もすごく楽しくて…「ありがとう」と言っていただける瞬間が毎日のやりがいになっています。
事務長: 普段は法人全体の運営や人事、採用などに携わっている事務長の鈴木です。鈴木内科医院では、2019年頃からベトナム人スタッフの受け入れをスタートしました。
当時はまだ手探りな部分も多かったのですが、一緒に働く中で、皆さんの真面目さや前向きさに何度も驚かされてきています。トゥーさんもその一人で、来日当初からすごく努力家な印象がありましたね。
日本語も介護技術も、本当にコツコツ積み重ねてきたと思います。今日はそんなトゥーさんのこれまでの歩みや成長について、私の目線からも色々お話しできればと思っています。
── お二人の最初の出会いはオンラインだったそうですが、当時のことは覚えていますか?
トゥー: はい、最初に鈴木さんとお話ししたのは、まだベトナムにいた頃のオンライン面談でした。画面越しだったこともあって、「ちょっと怖そうな人かも…」と思っていたんです(笑)。
でも、実際に日本へ来て一緒に働き始めたら、全然そんなことなく、いつもスタッフ一人ひとりを気にかけてくださって、困っている時にはすぐ声をかけてくれる、本当に優しい方でした。
特に来日したばかりの頃は、日本語もまだ不安だったので、そうやって気にかけてもらえたことがすごく安心につながっていたと思います。今振り返ると、最初の印象とのギャップはあったかもしれないです(笑)。
事務長: 私が最初に感じたのは、「すごく前向きでエネルギーのある人だな」ということでした。オンライン面談だったんですが、画面越しでも明るさが伝わってきたんですよね。
実際に日本へ来てからも、その印象はまったく変わらず、むしろ働き始めてからの方がさらにパワフルになった気がします(笑)。
利用者様とも積極的にコミュニケーションを取っていますし、スタッフともすぐ打ち解けていて、言葉や文化の違いがある中でも、自分から前向きに関わっていけるのは、トゥーさんの大きな強みだと思っています。
トゥー:ありがとうございます!最初は自分ではそんな余裕まったくなかったんですけどね(笑)。日本語も不安でしたし、利用者様に話しかける時も毎回すごく緊張していました。
でも、職場の皆さんが本当に優しく接してくださったので、「間違えても大丈夫だから、まずは話してみよう」と思えるようになって…そこから少しずつ、自分からコミュニケーションを取れるようになった気がします。
今では利用者様とお話しする時間もすごく楽しいですし、「トゥーさんがいると元気になるね」って言っていただける時は、本当に嬉しいですね。
── トゥーさんが来日された頃は、まだコロナの影響も大きかった時期ですよね。
事務長: トゥーさんが来日する予定だった頃は、ちょうどコロナ禍の真っ只中でした。海外との行き来がほとんど止まってしまっていて、入国の目処もなかなか立たない状況だったんです…。
本来であれば、現地へ行って直接お会いした上で受け入れを進めるのですが、当時はそれも難しくて。結局、最初のやり取りはすべてオンラインでした。
トゥーさん自身も、すぐに日本へ来られる予定だったのに、実際には1年以上待たなければならなかったので不安も大きかったと思いますが、それでも諦めずに日本語の勉強を続けながら、来日できる日を待っていてくれました。
トゥー: 本当に長かったです(笑)。いつ日本へ行けるのか分からない状態が続いていたので、不安になることもありました。
でも、その時にはもう日本語の勉強もずっと頑張っていましたし、「ここで諦めたくない」という気持ちが強かったんです。
待っている間も、日本語の勉強を続けながら、“日本で介護の仕事をしたい” という気持ちがずっとあったので、それが一番大きかったですね。
事務長:1年以上待ち続けるって、簡単なことじゃないと思うんです。先が見えない状況でしたし、「もうやめようかな」と気持ちが揺れても不思議ではなかったと思います。
だからこそ、実際に来日して一緒に働き始めた時は、本当に嬉しかったですし、「これから一緒に頑張っていけそうだな」と感じたのを覚えていますね。
子どもの頃から抱いていた夢。アニメと、おじいちゃん・おばあちゃんへの愛
── そもそも、トゥーさんが「日本で働きたい」と思うようになったきっかけは何だったのでしょうか?
トゥー: 小さい頃から日本の文化にすごく興味があったんです。特にアニメが大好きで、ドラえもんや名探偵コナンは毎日のように見ていました(笑)。
子どもの頃の自分にとって、日本は “遠い国” というより、「いつか行ってみたい憧れの場所」みたいな存在だったんですよね。
それに、ベトナムでも日本は「真面目で技術が進んでいる国」というイメージが強く、いつか実際に日本へ行って、自分の目で見て働いてみたいという気持ちがずっとありました。最初は本当に憧れから始まったんですが、調べていくうちに、日本の介護は技術や考え方もしっかりしていることを知って、ここで学びたいと思うようになりましたね。
事務長:日本人として嬉しいですね!実際に働いていても感じるんですが、日本語もそうですし、文化や仕事のやり方も、「まずはやってみよう」「理解しよう」という姿勢で向き合ってくれているのが伝わってきます。
── 幼少期から日本が好きだったのですね!日本で働く仕事として、介護を選んだのにはどんな想いがあったのか教えてください。
トゥー: 元々、おじいちゃんとおばあちゃんが大好きだったんです。小さい頃から一緒に過ごす時間も多かったので、高齢者の方に対して自然と親しみを感じていました。
だから、日本で働くことを考えた時も、介護の仕事をしてみたいという気持ちがすごく強かったんです。
実際に働いていると、利用者様と接する中で、自分の祖父母のことを思い出す瞬間もたくさんあります。「自分の家族だったら、どうしてあげたいかな」と考えながら関わることも多いですね。
事務長: ベトナムの方と接していると、家族をすごく大切にされているのを感じる場面が多いです。特に、おじいちゃんやおばあちゃんを家族みんなで支えることを、とても自然なこととして捉えている印象がありますね。
実際、トゥーさんも利用者様と接している時に、どこか “家族に接するような温かさ” があり、ただ業務として介護をするのではなく、本当に相手を気にかけながら関わっているのが伝わってきます。
介護って、もちろん技術や知識も大事なんですが、それ以上に「相手を大切に思えるか」がすごく大きい仕事です。
トゥー: そう言っていただけるのは嬉しいですね。自分ではあまり意識していなかったんですが、利用者様と接していると、本当におじいちゃんやおばあちゃんと話しているような感覚になることがあるんです。
だから、「ちゃんとご飯食べられたかな」とか、「今日は元気かな」とか、自然と気になってしまって(笑)。
言葉も文化も違う場所で。壁にぶつかりながら、前へ進んだ4年間
── 実際に日本で働くことが決まって、楽しみな気持ちと同時に不安もあったのではないでしょうか?
トゥー: やっぱり一番不安だったのは、日本語です。ちゃんとコミュニケーションが取れるのか、自分の言いたいことが伝わるのか、来日前はずっと心配していました。
日本語学校にも8ヶ月通って勉強していたんですが、実際に日本へ来てみると、思っていた以上に難しくて…。特に、利用者様やスタッフの皆さんが話すスピードについていけなくて、最初は何を言っているのか分からないことも多かったです。
介護の現場はコミュニケーションがすごく大事なので、「ちゃんと仕事ができるかな」「迷惑をかけてしまわないかな」と、不安になることもたくさんありました。
事務長: 来日したばかりの頃は、まだかなり緊張していた印象がありますね。事務所へ来ても、オンラインで日本語の勉強を一生懸命やって、終わったら「失礼します!」ってすぐ帰るような感じで(笑)。
当時は会話もまだ少なくて、本当に一つひとつ頑張って覚えている段階だったと思います。
でも、そこからの成長が本当に早くて、現場で利用者様やスタッフと毎日コミュニケーションを取る中で、どんどん日本語が上達して…今では冗談を言い合ったり、周りを明るくしたりする存在です。
最初の頃を知っているので、「ここまでできるようになったんだな」と感じる場面はすごく多いですね。
トゥー: 教科書で勉強するのと、実際に日本で生活するのは全然違いますね。毎日日本語を使う環境の中にいたことで、自然と覚えていけたんだと思います。本当に、環境って大事だなと感じました。
あとは、介護の仕事自体も初めて経験することばかりで、特に最初は利用者様一人ひとりに合わせた対応が難しかったです。ベッドから車いすへの移乗介助も、最初はうまくできなくて…。頭では分かっていても、実際にやるとなると緊張してしまっていましたね。
── 働き始めた当初は沢山苦労して勉強されたのですね。実際に働き始めてから、日本ならではの難しさや戸惑いを感じる場面はありましたでしょうか?
トゥー:日本語は勉強してきたつもりだったんですが、実際の現場では敬語を使う場面がすごく多くて、「利用者様にどう話したらいいんだろう」「この言い方で失礼じゃないかな」と毎日悩んでいました。
ベトナムでは初対面でもすぐに話しかけたり、みんなでワイワイすることが多いんですが、日本では最初は少し距離感があるように感じていて…。
私は結構おしゃべりなタイプなので、話しかけても大丈夫かなって最初はすごく気を使っていました(笑)。
事務長: そうなんですよね、日本人は確かに初対面だと少し構えてしまうところがありますよね。
でもトゥーさんはそんな壁をするっと乗り越えて、若いスタッフと一緒に飲みに行ったり遊びに行ったりしているのを見て、すごいコミュニケーション力だなと思いました。
「ありがとう」が一番の力に。利用者様との毎日がやりがいの源
── 介護の仕事のやりがいや、逆に大変だった経験についても教えてください。
トゥー: やっぱり一番やりがいを感じるのは、利用者様の笑顔を見られた時ですね。「ありがとう」と声をかけていただけると、本当に嬉しくて、もっと頑張ろうと思えます。
毎日関わる中で、最初はあまり話してくださらなかった利用者様が少しずつ心を開いてくれたり、自分の名前を覚えてくださった時は特に嬉しいですね。
一方で、大変だった経験もたくさんありました。
入職したばかりの頃、感情が不安定になるとスタッフに強い拒否反応を示す利用者様がいて、当時はどう接したらいいのか分からず、悩んだこともあります。
今振り返ると、当時は自分にも余裕がなくて、コミュニケーションの取り方もまだ分かっていなかったんだと思います。でも経験を重ねる中で、「どういう声かけをすると安心してもらえるか」を少しずつ考えられるようになりました。
今では、まずしっかりお話を聞いたり、落ち着いて声をかけたりしながら対応できるようになってきたと思います。日本語も以前より話せるようになったので、対話を通して関係を作れる場面も増えましたね。
事務長:介護って、教科書通りにいかないことが本当に多い仕事なんですよね。同じ対応をしても、その日の体調や気持ちによって利用者様の反応は全然違いますし、一人ひとりに合わせた関わり方が必要になります。
だから、最初は戸惑うのが当たり前だと思っています。
特に言葉も文化も違う環境の中で働き始めたトゥーさんにとっては、なおさら大変だったと思います。
でも、トゥーさんは分からないことをそのままにせず、「どうしたらもっと良くできるかな」と考えながら、一つずつ経験を積み重ねてきました。今では利用者様との距離感の作り方や声かけもすごく上手になっていて、成長を感じる場面は多いですね。
トゥー: 最初の頃は、本当に毎日必死でした(笑)。
「トゥーさんならできる」の一言が、挑戦を後押し
── 今年は介護福祉士の国家試験にも合格されたそうですね。資格取得を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
トゥー: 実は、最初は介護福祉士の試験を受けようなんて全然思っていなかったんです。自分にはまだ難しいんじゃないか、日本語で国家試験なんて無理かもしれないって、ずっと自信がなくて…。
でも、面談のたびに事務長が「トゥーさんなら絶対できますよ」と声をかけ続けてくださったんです。
周りのスタッフの皆さんも「頑張ってね」って応援してくれて、「こんなに期待してくれているんだな」と感じるようになりましたね。
最初は不安の方が大きかったんですが、少しずつ「せっかくなら挑戦してみようかな」と思えるようになっていって、最後は「やるならちゃんと頑張ろう」と気持ちが変わっていきました。
事務長: トゥーさんは、利用者様への接し方も丁寧ですし、分からないことがあればそのままにせず、自分でしっかり学ぼうとする姿勢がありました。
だからこそ、介護福祉士に挑戦したら絶対に成長できると思っていましたし、資格を取ることで、トゥーさん自身の自信にもつながるだろうなと感じていました。
それに、同じように日本で頑張っているベトナム人スタッフにとっても、大きな励みになると思ったんです。
「自分たちも頑張ればできるんだ」と感じてもらえる存在になれるんじゃないかなと…!
トゥー:試験勉強をしていた時期は、ちょうど自動車免許の勉強も重なっていて、正直かなり大変でしたね…。仕事が終わる頃にはもうヘトヘトで、「なんでこんなに頑張ってるんだろう…」って、気持ちが折れそうになる日もありました。
特に介護福祉士の試験は、日本語で専門的な内容を理解しないといけないので、勉強していても難しく感じることが多かったです。
それでも続けられたのは、周りの皆さんから「頑張ってね」と声をかけてもらうたびに、「途中で諦めたくないな」「期待に応えたいな」って思えて原動力になっていました。
勉強は休みの日に集中して勉強していて、朝少し早く起きたり、寝る前に少しだけ問題を解いたり、本当に少しずつ積み重ねていた感じですね。
事務長: 実際、勉強している時期はかなり大変そうでしたよね。仕事をしながら、日本語で国家試験の勉強を続けるだけでも簡単なことではありませんから…。
最後までやり切ったのは本当にすごいと思います、コツコツ積み重ねられるのは、トゥーさんの強みですよね。
周りのスタッフも、「最近すごく勉強頑張ってるよね」って自然と応援する雰囲気になっていましたし、合格した時はみんな本当に嬉しかったと思います。
── 日々の積み重ねの大切さを感じますね…!努力してきた分、合格の知らせを聞いた瞬間はすごく嬉しかったんじゃないでしょうか?
事務長: 実は、鈴木内科医院のベトナム人スタッフの中で、介護福祉士を取得したのはトゥーさんが第1号なんです。
しかも一発合格は本当にすごいことだと思います。
介護福祉士の国家試験は、日本人でも難しいと言われる試験ですし、それを日本語で受験して合格するというのは、相当努力しないとできないことなんですよね。
だから、結果を聞いた時は私たちも本当に嬉しかったですし、「頑張ってきてよかったね」と心から思いました。スタッフみんなでしっかりお祝いしたいと思っています(笑)。
トゥー:合格したと分かった時は、本当に嬉しかったです。「ちゃんと頑張ってきてよかったな」って、すごくホッとしました…。
もちろん資格を取れたこと自体も嬉しかったんですが、それ以上に、自分でもここまでできるんだと思えたことが大きかったですね。
以前よりも、自分に少し自信を持てるようになった気がしますし、仕事の中でも前向きに考えられることが増えました。
▼そもそも、介護福祉士とは?
トゥーさんが取得した「介護福祉士」は、介護職唯一の国家資格です。利用者様の身体介護(入浴・排泄・食事など)から生活支援、家族へのアドバイスまで、幅広い専門的なケアを担うことができます。
資格を持つことのメリット
・介護の専門職として、より幅広い業務を担当できる
・キャリアアップ・給与アップにつながる
・在留資格の幅が広がり、長期的に日本で働きやすくなる
外国人が介護福祉士を取得するための主な要件
介護福祉士の国家試験を受験するには、以下のいずれかのルートを満たす必要があります。
・実務経験ルート
介護施設等での実務経験3年以上 +「実務者研修」の修了
・養成施設ルート
介護福祉士養成施設(専門学校等)を卒業
・福祉系高校ルート
福祉系高校を卒業し、所定の科目を修了
外国人の場合、技能実習・特定技能ビザで来日し、実務経験を積んだ上で実務経験ルートから受験するケースが一般的です。介護福祉士を取得すると「介護ビザ(在留資格:介護)」を取得できるようになり、日本人と同様の形で長期的に働くことができます。
鈴木内科医院では、「実務者研修」の受講費用を法人が負担するなど、資格取得を目指すスタッフへのサポート体制を整えています。
「みんなの笑顔のために」これからも介護の仕事と歩んでいく
── ここまでたくさんお話を伺ってきましたが、お二人がこれから目指していきたいことについても教えてください。
トゥー: これからは、もっと利用者様一人ひとりに寄り添える介護福祉士になりたいと思っています。「トゥーさんがいると安心するね」と思っていただけるような存在になれたら嬉しいですね。
まだまだ勉強することはたくさんありますが、利用者様それぞれに合わせた声かけや関わり方ができるように、これからも経験を積んでいきたいと思っています。将来的にはベトナムへ帰ることも考えていますが、その時も介護の仕事は続けたいです。
日本で学んだ介護の知識や考え方を、自分の国でも活かせたらいいなと思っています。ベトナムのおじいちゃん、おばあちゃんたちのために、自分が日本で経験してきたことを少しでも役立てられたら嬉しいですね。
事務長: これからは、トゥーさんには介護士としてだけではなく、今いる外国人スタッフの “橋渡し役” としての活躍も期待しています。実際、面談や日々のコミュニケーションの中で、「本当はこう感じているんだろうな」と思っても、言葉や文化の違いもあって、こちらがうまく汲み取れないこともあるんです。
そんな時に、同じ立場を経験してきたトゥーさんが間に入ってくれることで、すごく助けられる場面が増えてきています。
それに、トゥーさんはただ通訳をするだけではなく、日本での経験を通して、 “相手の気持ちを理解しながら伝える” ことができる人なのは、本当に大きな強みだと思っています。
将来的には、ベトナムでも日本式の質の高い介護サービスを広げていけたら、という想いもあるので、その時に、トゥーさんはきっと中心的な存在になってくれるんじゃないかなと期待しています。
トゥー: もし本当にそんなことができたら、すごく嬉しいですね。自分が日本で学んできたことを、今度はベトナムの人たちのために活かせたら意味のあることだと思いますね。自分も最初は言葉や文化の違いでたくさん苦労してきたので、これから日本へ来る外国人スタッフの力にもなれたらいいなと思っています。
事務長と一緒に、そういう新しい挑戦ができたら面白そうですし、今からすごく楽しみです。
── 大きな目標に向かって、これからの挑戦も楽しみですね。最後に、日本で介護職にチャレンジしたいと思っている方へ、ぜひメッセージをお願いします!
事務長: 介護の仕事は決して簡単ではありませんが、人と向き合うことが好きな方や、「誰かの役に立ちたい」という想いを持っている方には、本当にやりがいのある仕事だと思っています。
特に、トゥーさんのように前向きにチャレンジできる方は、きっと大きく成長できる環境です。実際、言葉や仕事の壁にぶつかることもあると思いますが、鈴木内科医院には、一人で抱え込まずに周りが自然と支え合う文化があります。
分からないことがあれば一緒に考えますし、できるようになるまでしっかりサポートしていくので、安心して飛び込んできてほしいですね。私たちの理念や想いに共感してくださる方と、これからぜひ一緒に働けたら嬉しいです。
トゥー: 介護の仕事は、もちろん大変なこともあります。言葉や文化の違いで悩むこともありますし、最初は不安な気持ちも大きいと思います。
でも、その分たくさんのことを学べますし、自分自身もすごく成長できる仕事だと感じています。私自身、日本へ来てから本当にいろいろな経験をして、前より少し自信を持てるようになりました。
最初から完璧にできる人はいないので、もし今迷っている方がいたら、まずは一歩挑戦してみてほしいです。きっと、自分が思っている以上に成長できると思います。
「人を支えたい」という想いが、成長につながっていく
言葉や文化の違いに悩みながらも、一歩ずつ前に進み続けてきたトゥーさん。その成長の背景には、挑戦を支え合う仲間の存在と、「人を大切にする」という鈴木内科医院の文化がありました。
介護の仕事は、決して簡単ではありません。
それでも、利用者様の笑顔や「ありがとう」の言葉に支えられながら、自分自身も大きく成長していける仕事です。鈴木内科医院では、経験や国籍に関係なく、「誰かの役に立ちたい」という想いを大切にしています。
もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度お話ししましょう。
まずはカジュアル面談で、お会いできることを楽しみにしています。