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【開発マネージャーインタビュー】リスクを恐れず挑戦できるチームに。ソウルウェアの未来を拓く

こんにちは、ソウルウェア採用担当です!今回は弊社の開発マネージャーを務める神田明典(かんだ あきのり)のインタビューをお届けします。これまでの経歴からエンジニアとして大切にしている価値観、そして開発チームの展望について語ってもらいました。ぜひご一読ください!

図書館の予約システムから始まるプログラマーへの道

―― まずはプログラミングに興味を持ったきっかけを教えてください。

農業系大学で生物学を専攻していたのですが、当時流行のポータルサイトに興味を持ち、自分でも作れたら面白いだろうなと独学でプログラミングを始めたのが最初のきっかけです。特に印象に残っているのは、図書館の本を自動予約するシステムを開発したことです。実は私、空き時間があればすぐに読書をしてしまうほどの本の虫でして。でも地元の図書館の予約機能はいわゆる順番待ちができなかったので、「今借りられるかな?」とちょこちょこ覗きにいかなくてはならず、とても借りにくかった。そこで、借りたい本をデータベースに入力し、本が在庫になると自動で予約システムにログインして予約するシステムを開発しました。「自分で作ったもので生活が豊かになるんだ」と開発の楽しさを感じたのを覚えています。ただ、機能が正常に動いているのかの監視機能を忘れていまして(笑)。予約が完了したのにエラーにより通知が届かず、図書館から「予約した本を取りに来ない」と叱られたこともありました。監視の重要性を知ったことも含めて、プログラミングの楽しさに目覚めたのはあの経験があったからだと思います。


―― その後、社会人となってからはどのようなキャリアを積まれたんですか?

ソウルウェアに入社する前に、3社で経験を積みました。1社目はプレスリリース配信代行を行う会社で、とても優秀な先輩にも恵まれました。朝から晩まで働いてとにかく技術力を磨きましたね。2社目では人材業界で長期インターンシップのサイト開発を担当しました。1社目で培った技術力を活かしてひたすら改善をしていたら、「明日からマネージャーお願いね」と突然任命され、意図せず私のマネージャー人生が始まりました(笑)。その後、2社目が他社に吸収合併され、実質的に3社目の一員となりました。しかし私が最も魅力に感じていたサービスの運営を終了させることが決まってしまって。これからどうしようかなというタイミングでソウルウェアに出会いました。そのまま安定した大手企業で働くという選択肢もありましたが、ソウルウェアの理念にとても共感しましたし、自分の意志で仕事を進めていける環境でまた挑戦したいと思い転職を決意しました。


―― そうだったんですね。ソウルウェアにしかない魅力はどのようなところにありましたか?

何といっても、会社として「余白のある働き方を広げる」というビジョンを掲げていることですね。代表・吉田もインタビューで社員に選択肢を持たせることの重要性を語っていますが、一企業のトップ自らが社員の余白(= 様々な選択肢を普段から持っている状態)を一番大切に考えていて、その努力や支援を会社レベルで惜しまないというのは中々できることではないと思います。実際、社内の平均残業時間は10時間以下ですし、余裕があるならと新たに仕事を詰め込むこともしません。自らの余白をどう使うかは全て社員に委ねられていて、自己学習の時間にあてたり家族との時間や自分の趣味の時間にするなど、使い方は本当にそれぞれです。私自身、毎週木曜日の夕方以降は一切仕事を入れず、妻や子どもと過ごす時間にしています。ソウルウェアにしかない魅力はこのような「余白」の享受にあると思います。

開発者としての価値観とチームパフォーマンスの最大化

―― 神田さんご自身がエンジニアとして大切にしている価値観を教えてください。

Webサービスの開発では「ユーザーが見えているか」が最も重要だと考えています。インターンシップ運営会社に在籍していた時、学生からの要望でインターンのFB機能を追加したことがありました。学生の立場で考えると評価を知りたいのは当たり前だと納得感があったのですが、企業から見たら面倒という理由でそれが全く活用されなかった。そりゃそうですよね(笑)。ですが、開発者目線や一部のユーザーの意見を参考にシステムを作ったけれどそれはユーザー全てが求めているものではなかった、ということは往々にしてあることだと思います。だからこそ開発チームは、多角的にユーザーのことを深く理解した上で、他部署の人たちともしっかり連携しながら本当にユーザーが求めているものを作っていくことが大切だと考えています。


―― ありがとうございます。それでは、マネージャーとして大切にしていることはありますか?

私はチームのパフォーマンスを最大限に引き出すためにメンバーを支えることが、マネージャーの仕事だと考えています。例えば、各部署間の調整といった事務的作業は私が担当するので、メンバーには開発に集中してもらいたいですね。また、メンバーが自主的に活動できる環境を整えるために「何を作るのか」ではなく「なぜやるのか」「何を狙っているのか」といった具体的なプロジェクトの目的と意義をしっかりと共有した上で、詳細な進行判断は個人の裁量に任せるという「放任主義的」なマネジメントを心掛けています。もちろん個人の力量や希望によって、時には一緒にスケジュールを細かく引いたり、進捗状況を確認して相談しやすい環境作りが必要になってくることもあります。完全に放任というわけではなく、成熟度や抱えているタスクの難易度など、その時々の状況を見極めて柔軟にマネジメントスタイルを切り替えていくことが大切だと考えています。

これからのサービス展開と開発チームの挑戦

―― いま、神田さんご自身が感じている課題があれば教えてください。

そうですね、開発チームとしてはもっとユーザーを身近に感じられる環境を整えられるのではないかなと考えています。開発メンバーが普段の業務の中でユーザーの意見を吸い上げることはどうしても難しいですが、CSチームやマーケティングチームなど普段ユーザーに向き合っている部署はあります。そういった部署からどんどん共有してもらい、様々なユーザーの声を多角的に分析・検討していくことで「どんな機能開発をするのが最適なのか」「優先順位はどうするか」といった点について、より建設的に検討できると思っています。また課題とは異なるかもしれませんが、プロダクト開発という点ではリリースから10年近く経っているプロダクトがあるので、システムリプレイスのタイミングだと考えています。どうしても技術的に古くなっている部分が出てきたり、システム設計が複雑になっているところがあるので、そのあたりの技術的負債を解消していきたいですね。


―― システムリプレイスを検討しているプロダクトについて、もう少し具体的に教えてください。

リプレイスを検討しているのは、「キンコン」です。具体的にはフロントエンドのフレームワーク導入とバックエンドのフレームワーク更新、そして開発言語のリプレイスを検討しています。また、リプレイスに使用する技術の選定は「キンコン開発チームリーダー」の裁量に任せたいと考えていて、現在、この重要な役割を担うエンジニアを募集しています。私は個人的に、キンコンが勤怠管理の枠を超えて企業や社員の新しい働き方を支える不可欠なサービスになり得る製品だと考えています。まずはキンコンがソウルウェア自身の働き方を支えるツールになり、それが世の中に広がっていくといいなと思っています。


―― それでは少し長期的に見て、開発チームの展望について考えられていることはありますか?

もっと新規サービスを展開していきたいですね。ソウルウェアは「キンコン」と「レポトン」の2つのプロダクトがメインサービスとなっていますが、先ほどお伝えした通り、まずはキンコンを勤怠管理から「新しい働き方を支えるツール」へと進化させたいと考えています。そして、業績が安定していて会社的に体力があるという強みを活かして、VMS(ビジョン、ミッション、ソウルズ)に沿った新たなプロダクトをもっともっと仕掛けていきたいと考えています。


―― 最後に、候補者の方に向けたメッセージをお願いします。

私たちのチームでは、技術力はもちろんですが、それ以上にチャレンジ精神とコミュニケーション力を重視しています。特に、レガシーな環境をモダンに変えていくことを恐れず、むしろそれを楽しむマインドセットが求められます。既存のものを改善する作業は、ゼロから新しいものをつくる以上に骨の折れる作業かもしれません。でも、だからこそ面白い。常に技術的なアンテナを高く張り、より良い解決策を探求し続けられるエンジニアは、私たちのカルチャーに非常にマッチすると思います。加えて、チームで働く上では自分の意見や考えを明確に伝える力が重要です。アイデアを閉じ込めておくのではなく、チームメンバーとの建設的なディスカッションを重ねることで、プロダクトはもっともっと磨かれていくと考えています。疑問や違和感は、恐れず口に出す。そのようにお互いを高め合える関係性こそが、チームワークを最大限に発揮できるんだと思います。
「現状を変えたい」「ユーザーの本質的な課題を解決したい」という情熱を持つ方と一緒に働けることを、楽しみにしています!

開発マネージャー・神田のインタビューはいかがでしたでしょうか?
ソウルウェアはまだ発展途上の段階にあります。チーム内外でのパフォーマンスを最大限に引き出し、視野を広げて意見交換をしていけるメンバーを募集しています。
弊社のビジョンやアプローチにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご応募ください!


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