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【ITエンジニアなら知っておきたい!】ITエンジニアリングの歴史①

こんにちは!IMTのストーリー担当、D・Sです!

日常生活やビジネスに欠かせないIT技術は常に進化しており、その進化の過程や歴史を理解することは、現代のITエンジニアリングに従事する人々にとって非常に重要であると言えます。

この記事ではITエンジニアリングの歴史の変化について一緒に見ていきましょう!

第零段階(数千年前のベーブルと古代エジプト時代)

当たり前ですが、この時代には現代のようなコンピューターや電子計算機が存在していませんでした。

そのため、この時代の人々は数学的問題を解決するために木製や石製の加算器、減算器、乗算器、除算器などの機械を発明し使用していたようです。

原材料が木や石だったため、現代のコンピューターほどの精度はなかったものの、これらの機械は医療や金融などにも利用され、その後の計算機技術の発展に大きな影響を与えました。

また、この時代の数学者たちが発明したアルゴリズム(バビロン人が発明した二次方程式の解法や古代エジプト人が使用した分数の表示法など)は、現代の数学にも影響を与えています。

第一段階 (19世紀~1950年代)

イギリスの数学者シャルル・バベッジによって、歯車やレバーを使って数値を計算する巨大な「解析機関」と呼ばれる機械が開発されます。

その後、「Pascaline、Jacquard's Loom、Analytical Engine」など、いくつかの「解析機関」のような機械が登場しましたが、全て正確な数値を計算することに特化していました。

これらの機械は、生産性と効率を高めるために主に工業用に開発され、産業革命に大きな影響を与えたようです。

1950年代にはパンチカード(厚手の紙に穴を開けて、その位置や有無から情報を記録する媒体)を使った自動制御装置や電子式計算機のような最初のコンピューターが登場しました。

初期のコンピューターの開発ラッシュは、計算機を操作するためのOS(オペレーションシステム)の発明と、機能の改良に繋がりました。

そしてこの時、FORTRAN、COBOL、そしてBASICなどの最初のプログラミング言語が誕生します。

COBOLはビジネス分野の公式処理で、FORTRANは科学技術分野、BASICは教育分野でそれぞれその特性を発揮したみたいですね。

しかし、この段階でのコンピューターの利用は大企業や研究機関の専門家など非常に限られており、一般の人々にはまだ身近な存在ではありませんでした。


第二段階 (1960年代~1970年代)

1960年代から1970年代にかけて、コンピューター技術は急速な進化を遂げました。

この時期、コンピューターの主記憶装置が進化し(磁気コアメモリ→半導体)、コンピューターの大きさが徐々に小型化していきます。

また、この時期に複数のコンピューターが相互接続されるシステムが開発され、ネットワークやクラウドコンピューティングの概念が誕生、

UNIXオペレーティングシステムとC言語が生まれ、初めてマルチプログラム環境で動作するコンピューターの製造が開始され、複雑な処理を効率的に行うことが可能になりました。

1970年代には、簡単なキーボードや高速プロセッサ、半導体技術の発展によって、今まで以上に小型で性能の高いパソコンの開発が急速に進み、

コンピューターの利用が一般化され、プログラマーが独自のパソコンを持つようになります。

また同時期にソフトウェアも発展し、より一般の人々がコンピューターに触れる機会が増えたようです。



一旦前編はここまで!

次回も楽しみにしていてください!

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