- バックエンドエンジニア
- 採用
- フロントエンドエンジニア
- Other occupations (1)
- Development
- Business
こんにちは。マインドアイル採用担当です。
今回はマインドアイルと関連のある「決済」に関する記事です。
ここ数年間で無人レジが増えたように、私たちの生活は日々進化しています。その中でも、モバイル決済は日常生活における重要な要素となっています。「手のひら決済」をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?アマゾンが革新的な手のひら決済(Palm Payment)技術を開発し、それによって最新の購買体験を提供しています。その名は「Amazon One」。
アマゾンの手のひら決済を活用した「Amazon One」での最新の購買UXについて探ってみます
●手のひら決済のとは?
手のひら決済は、ユーザーの手のひらにバイオメトリック認証技術を使用して支払いを行う革新的な方法です。ユーザーは自分の手を認識デバイスにかざすだけで、素早くかつ簡単に支払いを完了することができます。この技術には高いセキュリティが備わっており、個人情報の保護を重視しています。
手のひら=指紋なので、セキュリティの高さはもちろんですが、少々こわい技術でもありますね…。
●手のひら決済のメリット
アマゾンは、手のひら決済技術を自社の店舗やオンラインプラットフォームで活用しています。
①便利さとスピード
ユーザーは財布やスマートフォンを取り出す必要なく、手をかざすだけで支払いが完了します。これにより、購買プロセスがスムーズになり、ストレスのない購買UXが実現されます。
②セキュリティとプライバシー
手のひら決済は高度なバイオメトリック技術を使用しており、指紋や手のひらの血管パターンを確認します。これにより、他の人が代わりに支払いを行うことは不可能となります。
オンラインでは、FaceID認証もバイオメトリックの一つですが、アマゾンのオンラインプラットフォームでは、ユーザーは手のひらを登録するので独自のバイオメトリックとなります。
③マルチチャネル体験
アマゾンの手のひら決済は、店舗とオンラインプラットフォームの両方で利用できる為、ユーザーは同じアカウントを使用して、どちらのチャネルでも一貫した購買体験ができます。
ただ、これはあくまで「決済」の話であって実際にどの商品を購入したかについての部分は、別システムとして「Dash Cart」という商品スキャンを自動で行うカートに対応した店舗もあれば、有人レジでのレジ打ちもあるそうでまだまだ「選んだ商品を一連の動作でスマートに買う」の実現は少し先になるかもしれません。
「Amazon One」はアメリカのいくつかの店舗で実装されていますが、先日Amazonの発表で野球観戦時にビールの代金を払う際に、手のひらをかざすだけで、飲酒可能な年齢であることの証明ができるように年齢認証機能の提供を開始したというニュースがありました。決済機能だけでなく、身分証明としても使える機能、、、。便利さと相まって少しこわさもありますが、果たして日本では普及していくのでしょうか
今後も、世界では、手のひら決済のみならずスマート決済の導入により、支払いのプロセスがスムーズになっていくと思います。アメリカでは当たり前になっている個人配車サービスのUberが日本では流行らなかったように、世界で流行っていても日本では浸透しないサービスもあります。
マインドアイルでは、日本でも当たり前に使われるであろう、未来の「便利」に向けてサービスを開発しています。もし、ご興味を持った方は是非一度カジュアルにお話しましょう♪