代表・岸本へのインタビュー第2弾をお届けします。
今回は、組織が大きくなる中で岸本自身の役割がどう変わってきたのか、そしてなぜCafeGroupでは若手にも大きな仕事が任されるのか、その背景にある考え方を聞きました。
実際にCafeGroupでは、入社間もないメンバーが新規事業の責任者を務めたり、年齢や社歴に関係なく裁量の大きいポジションに就いていたりします。そうした環境がどうやって生まれているのか、岸本に話を聞いていきます。
── 岸本さん、よろしくお願いします!
■全部自分でやっていた頃の限界
私が2012年に一人で立ち上げた会社が、今では約200名の組織になりました。来期に向けて採用もさらに増やしていく予定です。
1人から10人、10人から30人、30人から100人──組織が大きくなるたびに、会社のかたちはまるで別物になっていきました。
初期の頃は、制作もクオリティ管理も営業も採用もバックオフィスも、全部自分でやっていました。というより、やるしかなかった。でも、社長が何でも抱えている状態だと、すぐに天井が見えてくるんです。
当時は営業やトラブル対応に追われて、「この先どうするか」を考える時間がほとんど取れなかった。このままだと成長どころか、会社自体が続かないかもしれない。そう感じたタイミングで、自分の働き方を根本から見直しました。
そこで気づいたのは、社長が本当にやるべきことは、思っていたほど多くないということでした。
もちろん今でも必要なら何でもやりますし、休みの日も頭の中は会社のことばかりです。
ただ、社長が何でもやる会社は大きくならない。これは構造の問題です。
だから、自分にしかできないことだけを選び取って、それ以外は「誰に任せたら一番うまくいくか」で決める。感覚ではなく数字で判断する。そして、あえて「やらない」を選ぶ。この考え方は今も変わっていません。
■社長の仕事は、突き詰めると3つ
社長がやるべきことは大きく三つに集約できると考えています。
まず、方向を示すこと。
会社がどこへ向かうのか、何をやって何をやらないのか。目の前の売上ではなく、5年後・10年後にどんな資産を積み上げていたいのか。これを言葉にし続けるのは、社長にしかできない仕事です。方向さえ明確なら、現場の判断は速くなるし、一人ひとりの動きが自然と揃ってくる。加えて、社長にしかできない重要な判断を、タイミングを逃さずに下すことも欠かせません。
次に、優秀な人を採用すること。
自分の代わりに判断できる人、特定の領域で傑出した能力を持つ人材を迎えられるかどうかで、会社がどこまで伸びるかが決まります。社長が全部できてしまう状態は、短期的にはラクです。でもそれは、組織の伸びしろを自分で潰しているのと同じだと思っています。
そして、権限を渡すこと。
優秀な人を採用しても、判断を社長が握ったままでは意味がありません。判断と実行は現場が担う、その結果に対する最終責任は社長が負う。この構造があるから、現場は思い切って動けるし、スピードも出る。権限移譲は責任の放棄ではなく、責任の取り方を変えるということです。
■「経験が足りない」を理由にしない
もうひとつ、組織づくりで大事にしていることがあります。
採用した人を、その人が一番力を発揮できるポジションに置くということです
CafeGroupでは、新人であっても、能力があり成果の再現性が見込めれば、新規事業の責任者を任せることがあります。社歴や年齢ではなく、「この人はどこに立てば一番価値を出せるか」で配置を決めています。
理由はシンプルで、本質的に優秀な人を「まだ経験が浅いから」というだけで補助的な役割にとどめるのは、本人にとっても会社にとっても損失が大きいからです。不確実性の高い領域や事業の立ち上げでは、むしろ思考力と判断力のある人が先頭に立ったほうがうまくいく。過去の成功パターンが、新しい市場ではかえって足かせになることだってあります。
もちろんサポート体制は整えますし、最終責任は社長が引き受けます。こうしたチャレンジの積み重ねが、次の経営人材を育て、組織の厚みにつながっていきます。
■「ここで働くほうが面白い」と思える会社に
経営判断をするとき、いつも自分に問いかけていることがあります。
・方向は明確か
・いい人を採用できているか
・配置は最適か
・必要なリスクを取れているか
・仕組みとして積み上がる構造になっているか
結局、会社の強さは人で決まります。
私が目指しているのは、他の会社でも十分やれる人、独立してもやっていける人が、「それでもCafeGroupのほうが面白い」と思ってくれる環境をつくることです。
その先に、「クリエイティブの力で世界を変える」というミッションの実現がある。
カフェのように人が自然と集まり、互いに成長しながら、一人では成し得なかったことを次々に実現していく。そんな会社にしていきたいと思っています。
── 岸本さん、今日はありがとうございました!
年齢や経験ではなく、能力次第で大きな仕事を任される。岸本の話を聞いて、CafeGroupがそういう環境である理由がよくわかるインタビューでした。
現在、CafeGroupでは複数の職種でメンバーを募集中です。
興味を持っていただけた方は、ぜひ募集ページよりご応募ください!