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本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします!
株式会社Lifeplay 代表取締役の「森敬太(もりけいた)」といいます。出身は大阪で年齢は33歳。昨年12月に女の子が生まれまして、プライベートでは1児の父をやっています。
一番の趣味は仕事ですが、その他に唯一趣味といえるのはゴルフです。無趣味なことに悩んでいたので、ゴルフは仕事にも役立つだろうと無理やり趣味にしました。 ただ、周りにゴルフをやっている人がほとんどおらず、1人ゴルフを予約して70代のおじいさん達とラウンドを回ったりしています(笑)
これまでの経歴とLifeplayの創業にいたるまでのストーリーを教えてください!
学生時代から積極的にリーダーの立場になることが多く、小学生の頃は6年連続で学級委員長、中高では陸上部長距離ブロックのキャプテンをやっていました。遊びでも関西一周旅行を計画したり、企画を考えては友達を巻き込んで何かをやるのが好きだった記憶があります。
高校生のころから経営者に憧れはじめ、ビジネスを学ぼうと同志社大学の商学部に入学しました。大学生活は10以上のバイトにバレーボールサークル、学生団体の立ち上げなどとても充実していましたね。
就職活動では現在の「パーソルキャリア」から内定をもらい配属も決まっていたのですが、唯一の心残りが「海外経験や英語からずっと逃げてきたこと」でした。「時間に余裕がある大学時代に海外にチャレンジしなかった人が、社会人になってから海外に向き合うことはできない。」当時はそう思っていたんです。
このまま就職すると一生海外と縁がない人生で終わると直感し、卒業間際に2単位だけわざと落として留年することに。1年の間に英語と海外に向き合うことを決め、独学でTOEICを猛勉強して850点をとることができました。
ただ、留年の費用を払うためにバイトで大幅に時間を取られすぎてしまい、結局1年の間で海外経験を積むことはできなかったんです(笑) そこで改めて就活を行い、社会人1年目から確実に海外に行ける選択肢を模索しました。
そして行きついたのが、サークルの先輩が働いていたIBMマレーシアでの現地採用です。TOEICの実績もあり無事内定。IBMでヘルプデスクとして働き、2年目は同じマレーシアのHPに転職。新規事業立ち上げのタイミングで入社し、多国籍なメンバー20人のリーダーという貴重な経験をさせてもらいました。
また、経営者になる夢も持ち続けていたので、起業の種は常に探していました。そんな時、マレーシアには自分が大好きだった二郎系ラーメンがないことに注目し、「だったら俺がマレーシアに二郎系ラーメンを作ってやろう。」と思い立ちました。
どこで修行しようかと考えていたところ、大学時代によく通っていた二郎系ラーメン『夢を語れ』のオーナーである西岡津世志さんが、『2030年までに世界197カ国に夢を語れを出店する』という壮大な野望を掲げていることを知ります。
僕はその時「これだ!」と思い、オーナーの西岡さんにいきなりFacebookでメッセージを送りました。「今マレーシアで働いているので、マレーシア店は僕にやらせてください!」と直談判します。すると、初対面であるにもかかわらず、「ええで!でもまずボストン店で修行してからな!」と快諾してくれたんです。
そこから会社をやめて渡米し、西岡さんを始め、ボストン店の兄弟子たちから「夢を語れ」のイロハを教わりました。ハーバードやMITという世界的にも有名な学生にラーメンを提供できたことはいい思い出です。ビザの関係で3ヶ月後は日本に戻り、引き続き兄弟子の店で修行の日々が続きます。
ただ最終的にはマレーシア出店の夢は断念することになりました。店舗の運営は体力的にもかなりハードで、かつ仕事内容は地道なことの繰り返しの側面が強かったです。もちろん日々の改善は続けるのですが、いろいろなことをやりたい性格の自分には不向きだったのかもしれません。
西岡さんや兄弟子たちはもちろん、その他にも応援してくださった方が多くいたので、その時は本当に情けなく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。ただ、挑戦したことへの後悔は一切なく、修行の過程で出会えた素敵な人たちとの出会いは一生の財産だと思っています。
ラーメンからなぜWebマーケティングの業界に進まれたのでしょうか?創業後の過程も教えてください!
どうして現在のビジネスに至ったかというと、当時、ラーメン店開業資金を貯めるために空き時間でブログをやっていたんですね。もともと文章を書くことが好きだったので、Webメディア運営のベンチャー企業に初期メンバーとして入社しました。社長の右腕として不動産メディアの編集長を任され、3年間学ばせていただのち創業に至ります。
一定収益が出た状態で独立したこともあり、立ち上げという意味ではスムーズに会社が始まったかなと。ただ、3期目のタイミングで副代表を含めたメンバーが4人立て続けに退職し、一度組織崩壊しかけた経験があります。
原因はたくさんあったと思いますが、主な理由は私のマイクロマネジメントでした。リモートワークゆえに各メンバーの動きが見えず、その不安から進捗確認を事細かくし、結果的に息苦しい環境を作ってしまった。経営者としての未熟さを痛感させられた機会でしたね。
そんな経験から学びつつ、パートさん中心だった体制から初めて正社員を雇って再スタート。メンバーを信頼して任せる方針に切り替えたことで、皆が自走して頑張ってくれるようになり、事業が成長するようになっていきました。
現在の事業内容について教えてください!
現在は不動産領域を中心として、「メディア事業」「ASP(広告代理店)事業」「不動産クラウドファンディング事業」の3つを展開しています。
メディア事業部は、特に不動産領域に特化し複数のSEOメディアを運営しています。弊社の主力メディア『不動産テックラボ』ではDXやITのニュアンスを掛け合わせることで差別化を図り、インタビュー記事については既に130社以上の実績があります。
ASP(広告代理店)事業は、不動産領域に強みを持つ『ASPLAY(アスプレイ)』を運営しています。自社で不動産メディアを運営していることを生かし、様々な広告主様やメディア様とのネットワークを広げ、双方の収益拡大に貢献できるよう取り組んでいます。
不動産クラウドファンディング事業では、複数の不動産クラウドファンディングにまとめて登録できる『Fund Search(ファンドサーチ)』というサービスを運営しています。自社のSEOメディアを活用することで広告費を掛けずに集客でき、さらにASPLAYを絡めることで他のメディア様に協力いただきながら集客が実現できています。
当社の事業はすべての事業同士にシナジー効果があり、その相乗効果が会社としての差別化要因になっていると思いますね。
今後、会社をどうしていきたいですか?
フェーズ1(〜7期目)が、「不動産×Webマーケティング」に関する内製化体制を整えること。
フェーズ2(8期目〜)が、不動産に限らず、「このサービスがなければ困る」と言われるようなビジネスを創出・支援することです。
フェーズ1の現在については、いわゆる広告・SNS・オーガニックといった各マーケを自社完結できるような状態を目指しています。ここで不動産領域に特化したWebマーケティング集団を形成することで「不動産の集客なら全てうちで任せてください!」と言える状況をまず作ろうとしています。
フェーズ2では業界の垣根は超えて、「このサービスがなければ困る」と言われるようなビジネスを自社で創ったり、素晴らしいサービスを運営されている会社を支援していきたいと思っています。
以前は上場や年商の数字を目標にしていた時期もあったんですが、結局「上場しててかっこいい!」「年商○○億円すごいね!」みたいな他者からの承認が欲しいだけだったんです。
でも「それが実現できたから何?」と自問自答した時に、明確に答えられなかった。誰に認められなくても、自分で自分を認められるような目標が「世の中に必要不可欠なビジネスを創り、支援していくこと」だったんです。
求める人物像を教えてください!
将来のキャリア目標を明確に持っていて仕事に対して能動的な姿勢を持っている方、真面目で責任感のある方にきてほしいですね。
今も仕事に前向きな姿勢で取り組むメンバーが揃っているので、「仕事はお金を稼ぐために仕方なくやるもの」というスタンスの人は合わないと思います。
職務経験の有無についてはポジション次第ではありますが、基本的には未経験OK。最初から結果を求めるつもりはありませんし、真面目に仕事に取り組み、最終的に結果が出せるようになれば良いと思っています。
NGなのは、プライドが高くて人の意見を素直に受け入れられない人。あとはどれだけ結果を出せたとしても、最低限のルールを守れない人ですかね。今活躍してくれているメンバーは、みな誠実で素直で真面目です。
入社を検討中の方へ一言お願いします!
私自身は独立推奨派で、起業してから人生が大きく変わりました。独立を目指している人に対しては、弊社に入るかどうかに関係なく「とにかく規模の小さい会社に行った方がいいよ!」とアドバイスしています。
前職の社長の働き方やゼロからビジネスが立ち上がっていく様子を見て、「自分も起業できるかも」と思えた。弊社も私と近い距離で仕事ができるので、将来独立を目指している方のエントリーも大歓迎です。
人生の3分の1は仕事です。寝る時間を除けば人生の半分が仕事といってもいい。そんな仕事を楽しめないのはあまりにももったいなすぎると思います。
月曜日の朝が待ち遠しくなるような、そんな会社にできるよう僕も頑張るので、ぜひ共感してくれたあなたからのエントリーお待ちしています!
本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました!