新卒入社3年目で社長に?!株式会社美少女図鑑代表取締役インタビュー【後編】

前編の記事でご紹介したように、入社直後の休職を乗り越え、心機一転営業として担当した事業で結果を残した中村さん。インタビュー後編となる今回は、株式会社美少女図鑑の代表取締役就任以降のエピソードを伺っていきます。

代表取締役就任へ

ー株式会社美少女図鑑の代表取締役就任の打診を受けたときの心境について教えてください。

不安な気持ちよりも、「これからどんなことをやっていこうか」というわくわく感が強かったです。もちろん、実際に動き始めると悩み事は尽きないですし課題もたくさん見つかりましたが、不安な気持ちはありませんでした。

それに、私自身が楽観的で「問題をどう解決するのか考えることが好き」という面もプラス要素になったかもしれません。

ー代表取締役として「美少女図鑑」に携わってみてどうですか？

「美少女図鑑」は全国に展開し、地元の女の子たちからスターを発掘する、地域密着型のメディアです。地元に住む“普通の女の子たち”をモデルに、居住地や環境にとらわれることなく、すべての⼥の⼦の可能性と輝きを最⼤化する様々な取り組みを行っています。代表取締役就任当時はその事業を愚直かつ若い力で推し進めていこうという方針のもと、営業力を武器に、初年度の売上は前年比の約5倍を記録しました。

また、「美少女図鑑」は地域密着型のコンテンツですので、その地方のモデルやメディアをミクチャと掛け合わせて相乗効果を生み出すよう尽力しました。これは元々DONUTS代表取締役の西村が期待していたことでもあるので、課題であった「既存事業との相乗効果を生み出す」という点でもうまく取り組めたと思います。

ー「美少女図鑑」の魅力を教えてください。

単なる数字や理論だけではない、「大事なもの」が詰まっていることです。その一つが地域性です。

例えば、ある商品の広告を展開する場合、地方の駆け出しタレントと既に全国的に有名なタレントとでは、当然後者のほうがインフルエンス力があります。

ただ、駆け出しのタレントが10人集まれば同じフォロワー数に達しますし、ここでの「有名タレント1人のフォロワー数」と「地方のタレント10人のフォロワー数」は、同じでも性質が全く異なります。例えば、自分の地元のタレント何人かが同時に同じ商品を紹介していたら、有名なタレント1人が紹介するよりも親近感が湧いて気になると思いませんか？こういった地域性を活かしたプロモーションを行えるところが、「美少女図鑑」の大きな価値だと思います。今後はこの魅力をさらに全国に発信していきたいです。

DONUTSグループの環境

ーDONUTSに入社し、今はそのグループ会社である株式会社美少女図鑑の代表取締役を務めていますが、これまで仕事に真剣に取り組むことができた要因を教えてください。

働く環境が私のスタンスに合っていたことです。私は、成果を出すうえでポジティブさ・ストイックさが重要になると思っています。DONUTSグループは西村が仕事に対して非常にストイックで、現状に甘んじることなく目標も高く設定されています。ただ、それは決して達成不可能な数字ではなく、自分たちがひたむきに取り組み続けることで達成できる数字です。

DONUTSはグループ全体の業績も順調に伸びており、SaaSやライブ配信といった様々な事業を展開しているので、自分がとるべきアクションの選択肢が無限にあります。高い目標に対して幅広く取り組みを試行錯誤できるという点で良い環境が揃っていると感じます。

また、社員全員が活躍できるチャンスがあることもDONUTSグループの環境です。

私は新卒3年目でグループ会社の代表取締役に就任しましたが、貴重な機会をいただいたと感じています。今では、売上を伸ばすことに必死だった入社当時の日々が懐かしいですが、あの毎日があったからこそ今があり、DONUTSグループは働き方やマインド次第で誰にでも大きなチャンスがある環境だと強く思います。