北海道への移住を夢見て、公務員としてのキャリアを続けながら新たな挑戦の地に選んだのが安平町。今回は、建設課 土木・公園グループの清水さんに、移住のきっかけやまちでの暮らし、土木技術者としての働き方に加え、地域との関わりや日々の仕事に向き合う姿勢について伺いました。
<プロフィール>
清水 貴哉(しみずたかや) 建設課土木・公園グループ 技師
兵庫県出身。北海道への憧れをきっかけに安平町へ移住。現在は、道路の維持管理や橋梁点検など、地域の安心・安全を支える土木業務を担当。雪国ならではの技術や気候特性を学びながら、移住者としての視点も生かしてまちづくりに取り組んでいる。
・主にどんなお仕事を担当していますか?
道路の維持管理や計画、橋梁の点検などを担当しています。橋梁点検は外部業者にも委託しており、年間で決められた件数を計画的に実施しています。事故や苦情が起きる前に先を見越して対策を講じることが、地域の安心・安全を守るうえで重要だと感じています。特に安平町では、雪が少ない分だけ凍結が深く道路が壊れやすいという、本州とは異なる課題があります。除雪や補修のタイミングにも地域性や季節性があり、慎重に見極める必要があります。
・北海道への移住を決めた理由は?
初めて北海道を訪れた際、広大な景色や山との距離感に圧倒されました。地元の兵庫県と比べて、そのスケールの大きさに感動したのを覚えています。特に、友人と車で道内を一周したときの風景は、今でも強く印象に残っています。自然に囲まれた環境で自分の土木技術を試してみたいという思いが、移住の大きなきっかけとなりました。
・安平町の魅力とは?
空港や札幌へのアクセスが良く、道東方面への移動も便利です。菜の花が咲く丘陵地や、競走馬と車が並走するような光景など、北海道らしさを日常の中で感じられるのも魅力のひとつです。スーパーに当たり前のようにラム肉が並んでいるのも、北海道らしさを感じるポイントです。物価も比較的安く、初めての一人暮らしでも安心してスタートできました。雄大な自然と暮らしの便利さのバランスがとても良いと感じています。
・職場やチームの雰囲気はどうですか?
雪国ならではの土木技術について、先輩方が丁寧に教えてくださるのはとても心強いです。本州とは異なる環境に戸惑うこともありますが、年齢の近い職員も多く、相談しやすい雰囲気があります。まだ完全に馴染めたとは言えませんが、まちのおすすめスポットや北海道グルメを教えてもらったり、休日に誘ってもらって出かけたりと、少しずつ関係性が築けていると感じています。
・町民と関わる中で大切にしていることは?
要望や苦情に対しては、対応の可否にかかわらず誠実に向き合うことを心がけています。道路や橋梁の管理は、大きな事故にもつながりかねないため、日々責任感を持って取り組んでいます。住民の声に真摯に耳を傾けることが、信頼される行政の第一歩だと考えています。
・これから大事にしていきたいことは?
移住者として、そして土木の専門性を持つ職員として、安平町の魅力や可能性を引き出せるまちづくりに貢献したいと考えています。まちの未来に関わる一員として、自分の存在が少しでも地域のプラスになるよう努力を続けていきたいです。
・これから役場で働きたい方へのメッセージ
土木公務員の仕事は、一般企業と比べると目立たないかもしれませんが、地域に直接貢献できるやりがいのある仕事です。単なる技術職にとどまらず、人と地域をつなぐ存在として、自分の経験を活かせる場がここにはあります。移住や新しい挑戦を考えている方は、ぜひ一緒に安平町で働いてみませんか?
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