こんにちは!リベラス採用担当の山田です。
Wantedlyでは、弊社で活躍するメンバーのリアルなキャリアストーリーをお届けしています。
リベラスは創業6年目のITベンチャー企業です。
昨年より中途採用を本格的にスタートし、ITコンサルタントとして挑戦してくださるメンバーを募集しています。
今回は2025年2月にリベラスへ入社し、エンターテインメント業界での現場運営の経験を経て、ITコンサルタントとして新たなキャリアに挑戦している田中にインタビューを実施しました。
アミューズメント施設での運営やスタッフマネジメントなど、現場で培ってきた経験を強みに変え、現在は会計システムの導入支援に携わっています。
「育児と両立しながら、長く続けられるキャリアを築きたい」――そんな思いでリベラスに飛び込んだ田中に、転職を考えたきっかけや入社後のリアル、そしてこれから描いていきたいキャリアについて語ってもらいました。
キャリアチェンジを考えている方、経験を活かしてIT領域で成長したい方にぜひ読んでいただきたいストーリーです。
これまでのキャリア、経験について
山田:これまでのキャリアについて、教えてください。
田中:大学卒業後、某アミューズメント施設でアトラクション運営の仕事をしていました。
学生時代からアルバイトとして働いていて、そのまま契約社員になり、合計で7年半ほど在籍しました。
業務内容は本当に幅広くて、アトラクションの運営だけでなく、
アルバイトスタッフのシフト管理や育成、マニュアル作成、研修の企画・実施、トラブル対応、安全管理など、いわゆる「現場運営を丸ごと見る」仕事でした。
4人の社員で約200人のアルバイトを管理していた時期もあり、かなり泥臭い仕事だったと思います。
山田:かなり責任のあるポジションですね。
田中:そうですね。実はその中で、少しずつ“ITっぽい業務”にも携わってはいました。
全社で勤怠管理システムを導入することになった際に、現場側の担当者として周知・運用改善を実施しました。
当時の会社はかなりアナログで、IT化が遅れている環境でした。
その中で、現場側の担当として「どう使えば現場が混乱しないか」「アルバイトさんにどう周知するか」を考え、
自分のチーム向けに利用方法の説明や共有を任されることになりました。
山田:現場への落とし込み役だったんですね。
田中:そうですね。このプロジェクト以外にも、もともとアルバイトのシフト管理も紙で提出してもらっていたのですが、「これ、電子化した方が絶対に楽だよね」と思い、
電子フォームでの提出に切り替えて、CSVで出力して管理する方法を、部内でできる範囲で提案・実行してみました。
最初は小さな改善でしたが、それ以降Excel作業等の、少しずつデータ管理系の仕事を任されるようになったんです。
山田:その頃から、仕組みを整える仕事にやりがいを感じていたんですね。
田中:はい。転職活動を行うまでは、IT系の仕事は自分には無縁だと感じていたのですが、今思えばこの時から業務改善やシステムを触ることへの抵抗感は少ない方だったのかなと思います。
転職のきっかけ・リベラスへ入社を決めた理由
山田:転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
田中:一番大きかったのは、子どもが生まれたことです。
産休・育休を経て復職しましたが、遊園地の仕事はどうしても土日や長期休みが繁忙期になります。
子どもと一緒に過ごしたいタイミングと、仕事が一番忙しいタイミングが重なってしまって……。
会社にはかなり配慮していただいていたのですが、
「一番やりがいのある場面に、自分が現場にいられない」
「この働き方を、子どもが小学生になってからも続けられるだろうか」
と考えたときに、将来を見据えて転職を考えるようになりました。
山田:IT業界は最初から視野に入っていたんですか?
田中:正直言うと、全然入っていなかったです。
前職はかなりアナログな環境だったこともあり、ITスキルはほぼゼロでした。
当初は接客業や研修・アルバイト管理の仕事を中心に探していたのですが、
「フレックス」「リモート可」で探そうとすると、どうしてもIT業界の求人が多くて。
そんな中、夫から「ロジカルに物事を考えるの得意だし、IT向いてると思うよ」と言われたのがきっかけで、
「ITも一度ちゃんと見てみよう」と考えるようになりました。
山田:ご家族の一言がきっかけだったんですね。その中でもリベラスを選んでくれた理由は何だったんでしょうか?
田中:コードを書くようなプログラマーやシステムエンジニアの職種はハードルが高いなと思っていた中、リベラスのITコンサルタントの求人を見つけました。
面接のプロセスを通して、遊園地のアトラクション運営も、業務システムの導入支援も、「人が迷わず、スムーズに動けるオペレーションを考える」という点では同じ仕事だと気づきました。
ITの仕事は正直あまりイメージが湧かなかったのですが、リベラスのシステム導入の仕事は、これまで自分がやってきた仕事の延長線上にあると感じられたんです。
入社後の困難とキャッチアップの過程
山田:未経験から入社されてみて、大変だったことは何ですか?
田中:大変さはある程度想定していたのですが、やはりIT未経験なので分からないことばかりで、会議に出てくるキーワード一つ一つを調べながらキャッチアップする日々でした。
特に、toC(一般のお客様)向けの接客と、toB(法人)向けのコミュニケーションの違いに戸惑いました。
元々顧客対応は前職でもずっとやってきていたので自分の中では自信があった部分なのですが、法人向けサービスにおける言葉遣い・会話の進め方など、「あ、これは切り替えないといけないな」と感じる場面が多かったです。
ただ、「toBの作法」に慣れてからは、本質は今までやってきたことと同じだと気付くことができ、少しずつ自信を持って対応できるようになりました。
山田:チームのサポート体制はいかがですか?
田中:「まずはやってみよう」という雰囲気がある会社だと思います。
最初は「本当に自分1人で出来るかな」と不安な場面もありましたが、
実際の案件では必ずフォローしてくれるメンバーが一緒に入ってくれていたので、その点では安心感がありました。
実際に手を動かしてみたからこそ理解できたことも多くて、
最初は少し不安でも、早めに案件に入ったことで結果的に成長スピードは早くなったかもしれません。
現在の仕事内容とやりがい
山田:現在はどんな業務を担当していますか?
田中:会計領域のシステム導入支援を担当しています。
紙やExcelで管理している業務を、経費精算・債務支払・会計システムへ移行するようなプロジェクトが多いです。
入社して半年ほど経った夏頃からは、基本的に一人で案件を任せていただくようにもなりました。
山田:やりがいを感じる瞬間は?
田中:お客様のお困りごとに対して提案した内容に「それ、いいですね」と言っていただけたときや、
支援が終わったあとに「業務がすごく楽になりました」と言われたときです。
前職でアナログ業務の大変さを身をもって知っているので、
「楽になった」と言ってもらえるのは本当に嬉しいですね。
山田:素敵ですね!働き方の面では、いかがですか?
田中:リモートワークが可能になり、自宅でも作業を進められるようになったことで、仕事をきちんと終えられる安心感が生まれ、気持ちもすごくスッキリしました。
前職では繁忙期に現場に出られず、「やりたい」と思っても手を挙げられない場面もあったのですが、リベラスでは挑戦したい気持ちを遠慮せずに伝えられる環境だと感じています。
休みや定時が明確になり、家族と過ごす時間をしっかり取れるようになったことも大きな変化です。
今後の展望・リベラスに合う人
山田:今後の目標を教えてください。
田中:まずは会計領域で扱える製品を増やし、知識を深めたいです。
将来的には会計だけでなく他領域のシステム導入にも関わり、前職のようにアナログ業務で困っている企業を、包括的に支援できるコンサルタントを目指しています。
個人的には、育児も仕事もどちらも頑張りたいママが、無理せず力を発揮できる環境づくりにも関わっていけたら嬉しいです。
まだ妄想段階ですが、「ママチーム」みたいなものを作れたら面白いなと思っています。
山田:どんな方にリベラスは合うと思いますか?
田中:IT経験があるかどうかよりも、「仕事を通じて成長したい」という気持ちがある方に来ていただきたいなと思います。
リベラスには、バックグラウンドが本当にさまざまなメンバーがいて、お互いの経験から学べる環境があります。
それから…個人的には、一緒に頑張れるママ仲間もお待ちしています!
リベラスで働く「人」にフォーカスしたストーリー。
今回は、育児と両立しながら、異業種からITコンサルタントとして新たなキャリアに挑戦する田中のストーリーをお届けしました。
- これまでの経験を活かして、新しいフィールドに挑戦したい
- 長く続けられるキャリアを築きたい
- 育児と仕事、どちらも大切にしながら働きたい
ひとつでも当てはまる方、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?