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【HR納言 徒然なるままに…(九十五)】特例特別特例は「特特特」!?

住宅ローン減税に「特例特別特例」という名前の取得区分があります。「ネーミングが特徴的!」と思った方、いらっしゃいませんか?私は「あ!名前のリズムが『トゲアリトゲナシトゲハムシ』(株式会社学研プラス「泣けるいきもの図鑑 監修 今泉忠明」から)、に似ている!」と思い、気になってしまいました。

取得区分は他に、「特定」「特別特定」「特別特例」があり、「特例特別特例」は「特別特例」の要件に、床面積40㎡以上 50㎡未満と所得1000万円以下の要件を加えたものです。詳しくは国税庁サイトをご覧ください。国税庁の税務相談チャットポット『ふたば』の確定申告編でも、キーワードを入力すると分かり易く教えてくれます。

この「特例特別特例」は、2022年分の源泉徴収票から、「該当する場合は、区分欄に『特特特』と記載」と国税庁から指示があり、給与計算担当者が注目している項目の1つです。つまり、今年の年末調整申告から「特例特別特例」がお目見えすることになっていたので、年末調整申告システムや給与計算システム等の改修がありました。

のん気に虫の話をした私に、「システム改修は、申告時期に間に合わすために必死だったぞ!」と、改修の担当者さんからお叱りを受けそうですが、住宅ローン減税は法改正が多く、以前より、かなり複雑になっています。連帯債務の場合やローンの借り換えをされた場合なども含めると、申告パターンが多過ぎるので、弊社の受託部門でも、経験豊富なスタッフが申告内容を確認することになっています。システムに頼れるところは頼り、さらに、スタッフのダブルチェックで完璧な申告を目指します。

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