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DXはお役所言葉ではない。

Photo by Sora Yamagake on Unsplash

【ハマザスDX(デラックス)第2観測ポイント】

DXはお役所言葉ではない。

「超効率化とクリエイティブ向上」をうたった長野県の取り組みとは?

お役所言葉と言えば、勿体ぶってわかりにくいなど、今なおネガティブなイメージが強い。中小企業の中には、国を挙げてのDXの推進は結構だが、付いていけない企業はどうするのか?と不安や言葉への違和感を覚える経営者もおられるのではないだろうか。

弊社社長の前野が言うところの「DXは企業文化を変えることが本質であり、長い間そのままでもいいと思われていた給与計算の世界も例外ではない。」と。ならば、本来旗振り役のお役所も、国を挙げてのDXで地方を含むお役所が、変革推進に否応なく巻き込まれるとすれば、変革に慣れない現場職員は戸惑いを隠せないのが本音ではないだろうか。

お堅い仕事といえば先生もそうだが、小学校での英語導入ならまだしも、ダンスの必修科目化は昭和の世代には衝撃だった。導入に際して、教職員のダンストレーニングが大変なのは想定内として、日ごろダンスとは縁のない先生方々は、「自分の練習のためにトレーナーの踊りを真似るでけでも大変なのに、これを生徒に教えるのか…」と頭抱えて苦悩する様子をテレビで見た。要は自信のない先生の態度が生徒に伝わってしまうことの深刻な懸念があるという。

話が脱線したが、長野県がコニカミノルタと組んでDXを推進する話は、手をこまねいている他の自治体が参考するポイントがあると言う。

それはズバリ、DXという言葉自体の変革だ。日経の記事によると、長野県では違和感のあるDXと、お役所の変革を嫌う体質を避けるため、あえて別のキーワードに変えてDXを始めたという。「超効率化✖️クリエイティブ向上」なるほど超効率化は自然な成り行きだし、クリエイティブも、変革ほどではないが、職員の隠れたやる気を引き出すのにピッタリなキーワードかもしれません。

※本コンテンツは、日経クロストレンド2021/10/05有料会員向け記事を参考にいたしました。


コニカミノルタと長野県 業務「見える化」でDX推進
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC21AIJ0R20C21A9000000
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