「教育業界に興味はあるけれど、未経験の自分に務まるだろうか」。そんな不安から、新たな挑戦をためらう方は少なくありません。
今回お話を伺ったのは、18年間販売や営業職としてキャリアを積んだ後、教育業界未経験で個別指導ミライズへ入社した坂本憲一さん。2026年2月に入社し、教室長補佐として経験を積んだ後、わずか2ヶ月で教室長に抜擢。現在は生徒や保護者と日々向き合いながら教室運営を担っています。
営業を中心にキャリアを築いた坂本さんは、なぜ教育業界への転職を決意したのか。そして、未経験から入社し教室長として活躍できた理由とは――。生徒たちの成長に向き合う教室長のやりがいや、ミライズの心強いサポート体制について、お話を伺いました。
人の成長を支える仕事がしたい。営業経験を経て教育業界へ飛び込んだ理由
── ミライズに転職するまで、坂本さんはどのようなキャリアを歩んできましたか?
坂本:社会人になってから18年間、携帯電話や自動車の販売をはじめ、前職ではシステムの法人営業を経験しました。
一貫して心がけていたのは相手にとって価値のある提案をすることです。特に法人営業では、お客様の業務改善や事業成長を支援する提案を行う機会が数多くありました。ただ商品やソリューションを販売するだけではなく、お客様が実現したいことを意識して「自分がどう貢献できるか」と日々考えながら仕事と向き合っていましたね。
── 営業職を中心に長年活躍された中で、教育業界に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。
坂本:一番大きなきっかけは、子どもたちとの関わりです。子どもがミニバスに通っていた頃に、私はコーチや審判をしていました。子どもたちが成長する姿を見る中で、人の成長に関わることのやりがいを感じるようになったんです。
実は自宅で子どもたちに勉強を教えている時も、同じ感覚を覚えました。長男を塾に通わせていたのですが、なかなか成績が伸びず辞めさせたんです。その後、私が勉強を教えるようになり、少しずつ成績が上がるようになりました。子どもたちの成長に関わりながら、学ぶ楽しさを伝えることに面白さを感じるようになり、少しずつ教育の仕事に興味が湧いてきたんです。
──子どもたちの成長に関わる中で、教育の仕事への思いが強まっていったのですね。その思いが、営業職から教育業界への転職という大きな決断につながったきっかけを教えてください。
坂本:システムの法人営業では、高齢の農家や製造業のお客様を担当していました。その際に、考えさせられる出来事がありました。当時の仕事にやりがいを感じていたものの、お客様とお話ししていると「会社を誰に譲るか」「どうやって店をたたむか」といった、事業の幕引きや終活に関する話題が増えていたんですね。
一方で、帰宅すると子どもたちは「将来こうなりたい」「もっと頑張りたい」と明るく未来の話をしているんです。未来志向で話す子どもたちの姿を見ているうちに、これからの社会を担う「子どもたちの成長に関わる仕事に携わりたい」という思いが膨らんでいったんです。
「学ぶ楽しさ」を大切にする理念が、転職の決め手になった
── 数ある選択肢の中で、なぜミライズへの入社を決めたのでしょうか。
坂本:「ミライズなら、未経験スタートでも頑張れそうだ」と強く感じたことが、入社を決めた一番の理由です。
教育業界への転職活動を始めて、最初に面接を受けた会社がミライズでした。面接で平田代表にお会いした瞬間、「どこかでお会いしたことがあるな」と思ったんです。よく考えてみると、以前ミニバスで一緒に審判をしていた方でした。
不思議なご縁を感じつつ、平田代表が語る教育に対する考え方にとても共感できたことが入社の大きな決め手でした。生徒を前向きにすることや人との関わりを大切にする姿勢は、私が大切にしている考え方と重なる部分が多かったんです。
── 面接で平田代表の話を聞いたとき、特に印象に残った言葉はありましたか。
坂本:印象的だったのは「楽しく成績を上げる」という理念ですね。平田代表は、教育の根幹に"楽しさ"を置いています。成績を上げることだけではなく、生徒が「できた」「わかった」という成功体験を積み重ねながら、自ら学ぶ力を育てていくという考え方に強く共感しました。
また、もう一つの理念である「ミライズに関わる全ての人の未来を笑顔にする」も印象に残っています。生徒はもちろん、保護者や社員も大切にする姿勢に、人との関わりを本当に大切にする会社だと感じました。
教育業界未経験でも、ミライズには一歩ずつ学べる環境があった
── 教育業界未経験で入社することに、不安はありませんでしたか。
坂本:正直なところ、不安はありました。教育業界は未経験でしたし、「全ての教科を本当に教えられるだろうか」という心配はありましたね。
ただ、実際に入社してみると、段階的に現場経験を積みながら学べる環境が整っていました。実際に生徒と関わりながら授業の進め方やミライズの指導方針について理解を深められたので、不安も徐々になくなっていきました。
また、ミライズの教室長や社員は私より年下の方がほとんどなのですが、年齢や立場に関係なく親身になって教えてくれたことも、本当にありがたかったですね。
── 入社後、苦労したことを教えてください。
坂本:最も苦労したのは、個別指導ならではの授業の進め方です。
ミライズは、3名の生徒に対して1名の講師が指導を行います。入社当初は「家で子ども4人の勉強を教えていたのだから何とかなるだろう」と思っていたのですが、実際に授業を受け持つと想像以上に奥が深い仕事だと感じました。
生徒は、それぞれ学習進度も理解度も異なります。1人の生徒を指導している間も、2人の生徒の学習が止まらないようにサポートしなければなりません。そのバランスを取りながら授業を進めることに、最初は苦戦しましたね。
それでも、先輩たちからは、生徒への声掛けの仕方や、指導しながら他の生徒の状況も把握するコツを教えていただきました。そうしたアドバイスを意識しながら授業に取り組むことで、少しずつ授業もスムーズに進められるようになりました。
また、全社員が参加する毎日のオンラインミーティングでは、わからないことや困ったことを随時相談できますし、他教室の事例も共有してもらえるので心強いです。必要に応じて1on1の時間も設けていただけるので、一人で悩みを抱え込むことはほとんどありませんでした。
成績を上げるだけではない。生徒の人生に関わることが教室長の醍醐味
── 2026年2月の入社から、わずか2ヶ月で教室長に就任されています。どのような経緯だったのでしょうか。
坂本:入社後はまず教室長補佐として講師業務を中心に経験を積みました。
もともと私自身も、できるだけ早い段階で教室運営に携わりたいという思いがありました。その中で、これまで営業職で培ってきたマネジメント経験や保護者とのコミュニケーション力などを評価していただき、2026年4月から教室長を任せていただくことになりました。
── 教室長になってから、特にやりがいを感じた出来事はありますか。
坂本:入塾当初は勉強への関心が高くなかった、中学2年生の男の子とのやり取りがとても印象に残っています。当時、その生徒はサッカーのクラブチームに所属していて、勉強よりもサッカーに夢中でした。だからこそ、勉強だけでなく、将来のことや進路について話す機会を意識的につくっていました。
すると、ある日「中学でサッカーはひと区切りをつけて、これからは勉強で"てっぺん"を目指したい」と話してくれたんです。あれだけサッカーが好きだったので、とても驚きました。ただ、それだけ将来のことを真剣に考えるようになってくれたのだと思います。後日、お父様との面談で「息子が教室長をすごく信頼しているんですよ」と言っていただけたことも、本当に嬉しかったです。
この経験を通じて強く感じたのは、教室長は勉強を教えることだけが仕事ではないということです。成績向上はもちろん大切ですが、子どもたちが自分の将来について考え、自ら行動を変えていく。そのきっかけを後押しできることは、この仕事だからこそ感じられるやりがいです。
── 講師と教室長で、仕事で感じられる面白さは変わりましたか。
坂本:教室長になると、生徒だけでなく、その生徒を支えるご家族とも関わる機会が増えます。生徒や保護者、講師との信頼関係を築きながら、子どもたちの成長を支えていける。それが教室長の面白さだと思います。
講師は生徒に勉強を教えることが中心ですが、教室長は教室全体を管理する立場です。生徒の学習状況はもちろん、保護者との面談や講師のサポートなど、関わる人の輪が大きく広がります。
特に保護者とは、生徒の進路や家庭での様子について話す機会が少なくありません。私も子育てに取り組む親として、保護者の悩みや不安に共感することが多いですね。
"学ぶ楽しさ"を伝えられる人と、子どもたちの未来をつくりたい
── 今後、どのような教室長を目指していきたいと考えていますか。
坂本:私は、生徒から「ミライズに来て人生が変わった」と言ってもらえるような教室をつくりたいと考えています。生徒たちは、目標も抱えている悩みもそれぞれに異なります。だからこそ、その生徒に合った関わり方を考えながら、成長を後押しできる存在でありたいですね。
また、生徒だけでなく保護者や講師も含めて、教室に関わる全ての人が安心して前向きになれる教室をつくりたいです。私自身が学び続けながら、より良い教室づくりに取り組んでいきたいと思います。
── 最後に、ミライズに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
坂本:未経験で教育業界に転職して感じるのは、教育経験の有無よりも、素直に学ぶ姿勢のほうが大切だということです。ミライズには面倒見の良い仲間がたくさんいるので、自ら学ぶ姿勢や挑戦したい気持ちさえあれば、しっかりとサポートしてくれます。
人の成長を自分ごとのように喜べる方や、誰かの可能性を広げる仕事がしたい方にとって、教育業界は大きなやりがいを感じられる環境だと思います。子どもたちの未来を後押しする仕事に興味をお持ちの方と、ぜひ一緒に挑戦できたら嬉しいですね。