「写真という言葉なき言語で、世界を紡ぐ」——CURBONで、セールス・マーケティングメンバーを募集します。

こんにちは、CURBONの採用担当です。

あたりが冷たく澄み渡る季節ですね。冬の光はまるで、空気そのものを透き通らせ、その先にあるものをくっきりと浮かび上がらせてくれます。温泉に浸かるときの静寂や、吐く息が白く揺らめく街角でのワンシーン、そんな何気ない瞬間までもが「いい写真になりそうだ」と思わせる季節でもあります。
僕は、そんな光や気配をフィルムやデジタルセンサーの中にそっと閉じ込めるのが好きで、写真はいつも「今」を、淡い余韻に包みこむ特別な魔法だと感じているのです。

さて、そんな「写真」という小さな宇宙を軸に、CURBONはこれまで「学び」の場として歩んできました。プロの写真家やクリエイターから学べるオンライン講座は、受講生にとってただのスキル習得の場ではなく、クリエイティブな仲間が集うあたたかなコミュニティ。けれど、私たちの活動は、そこで終わりではありません。光と色彩が織りなすビジュアルコンテンツは、企業やブランドが大切に育んできた物語を、新たな角度から映し出す力を持っています。

CURBONは、これまで培ってきたフォトグラファーや映像クリエイターとのネットワークを通じて、クライアント企業向けの広告撮影や制作を行っています。まるで、ブランドそのものが紡ぐ物語に、そっと新しいカットを差し込むように。私たちは、その一瞬の光や空気の揺らぎで、モノやサービスの真価を伝えていきたいのです。

「撮る」「創る」から「つなぐ」へ——そして、感じる暮らしを豊かに

このたび、CURBONが求めているのは、セールス・マーケティングを担う仲間。あなたの役割は、写真や映像によるコンテンツ制作を必要とする企業に手を差し伸べ、そのニーズを丁寧に聞き取り、CURBONが持つクリエイティブチームと結びつけることです。商品の背景にある静かなストーリー、あるいはテクノロジーの輝きを、写真という無声の言語で鮮やかに描き出す。そのためには、CURBONが大切にしている価値観を理解し、クライアントの「伝えたい想い」に耳を傾け、最適な表現方法を導き出す感性と提案力が必要になります。

ブランドを彩るのは、単なる商品写真ではありません。

生活者が手に取ったときに感じる優しさや温もり、使い続けるうちに生まれる愛着。それらを、一枚の写真、一瞬の動画クリップに封じ込めることができるなら、人々の暮らしはほんの少し、豊かに膨らんでいくはずです。例えば、とあるライフスタイルブランドが提供するマグカップ。そのカップが生まれた職人の手のぬくもり、窓辺で静かに注がれるコーヒーの音、差し込む朝の光、そのすべてが写真に映し出される瞬間を、あなたはコーディネートしていくのです。

新しい挑戦を、静かに迎える風土

CURBONはまだ成長途上にあり、そのぶん形が決まっていません。だからこそ、「こんな光の捉え方はどうだろう」「このクライアントには、あのフォトグラファーの世界が似合うんじゃないか」——そういったアイデアが、柔らかく受け止められ、かたちになる余白があります。誰かが決めた型に囚われることなく、あなた自身が光源を選び、照らし、映し出すことで、新しいプロジェクトが始まるのです。

もちろん、挑戦には不安もつきものです。けれども、CURBONには「写真が好き」という共通言語を持った人々が集まっています。静かな対話から生まれるインスピレーションや、クリエイティブチームとのやりとりで立ち上がる映像表現。その一連の流れが、あなたの試行錯誤を支え、完成へと導いてくれます。

写真を通して、世界をほどいていく

CURBONでの仕事は、まるで光の粒子を丁寧に集めて一枚のフィルムに焼き付けるような行為です。それは、ブランドが育んできた物語の断片を、写真や動画というメディアを使って、多くの人々へ紡ぎ出すこと。その瞬間、ふと立ち止まった誰かが「なんだか、いいな」と心を温められるなら、私たちの仕事には確かに意味があると信じられます。

セールス・マーケティングとしての一歩は、新たなクライアントとの出会いから始まります。その先には、まだ見ぬクリエイターとの協働や、写真と動画が織りなす新しい価値が待っています。あなたが紡ぎ出す提案や物語は、企業のブランド価値を光で彩り、世界の片隅で誰かの心を震わせるかもしれません。

CURBONで、あなたの「写真が好き」という想いを、より大きな地平へ広げていきませんか。冬の日射しが、レンズを通して広がる柔らかな世界を、あなたと一緒に描きたいと思っています。

さあ、新しい物語の始まりを、一緒に撮り、創り、そして伝えていきましょう。