― 人生最後の転職が、想像以上に刺激的だった ―
はじめに
「40歳の自分が、もう想像できてしまったんです。」
営業として結果も出して、責任あるポジションにもついていた。それでも、未来が“見えてしまった”ことで決断した異業種への転職。
今回は、そんな「人生最後の転職」で飛び込んだ新天地で、4年後に執行役員、5年後に東京支社長、6年後には取締役へと昇進した水城のストーリーをお届けします。
<プロフィ―ル>
水城達裕 Tatsuhiro Mizuki
取締役 東京支社長
トゥモローゲート株式会社 取締役 東京支社長。500人規模の住宅会社で営業エリア統括を経て2018年にトゥモローゲートへ入社。2022年に執行役員、2024年に東京支社長、2025年に取締役に就任。主に東京支社全体のマネジメントや売上の責任を負う。
不動産業界での9年間と、その先の“見えすぎた未来”
水城が最初にキャリアを築いたのは不動産業界。営業として圧倒的な成果を出し、統括責任者として売上やチームマネジメントも担う立場へ。お客様のお子さんから手紙や絵をもらうほど、深い信頼関係を築いていました。
「仕事にやりがいも感じていたし、成果も出ていた。なのに、ある時ふと“この先の自分”が見えてしまったんです。“このままこの会社で、40歳、50歳を迎えるんだろうな”って。」
それが、転職を意識した最初のきっかけだったと言います。
異業種・異文化への転職を決めた理由
実力主義の不動産業界でトップ営業として走り抜けた男が、あえて“まったく未知の業界”に転職。
なぜ、その選択をしたのか。
「人生で最後の転職だろうな、という自覚がありました。だからこそ、妥協はしたくなかった。面白いと思える仕事・会社かどうか。そして、“この経営者のもとで働きたい”と心から思えるかどうか。最終的に、そのすべてを満たしていたのがトゥモローゲートだったんです。」
実際の選考では、代表の西崎から「これが最後の大きな決断やろうから」と言葉をかけられ、思わず心を掴まれたとも。
入社後に待っていたのは“結果が出ない日々”
そんな熱を持って飛び込んだトゥモローゲートだったが、順風満帆だったわけではありません。
「入社してから4ヶ月間、契約が1件も取れなかったんです。正直、かなり焦りましたね。」
「外出中でも空き時間を見つけてテレアポしてた」と笑って話す水城ですが、実際は相当な覚悟と努力を重ねていたようです。
「営業」から「戦略」へ。広がる業務と役割
営業成果が出るようになると、徐々に業務領域も広がっていきました。
- クライアントの制作物の企画・ディレクション
- 評価制度の設計
- 後輩の育成・ロープレ指導
- 戦略企画部門のマネジメント
「最前線に立ち続けるだけでなく、組織全体の成長に責任を持つ立場になっていきました。“自分の成果”だけじゃなく、“チームの成果”に向き合う難しさも、やりがいも、どんどん大きくなっています。
5年で役員に。トゥモローゲートの“評価”のリアル
不動産業界では「年功序列」もあった中、トゥモローゲートでは実力でポジションを勝ち取る文化が根付いていました。
「年齢や前職のキャリアではなく、“今この会社で何をしているか”を見てくれる。それが、5年で役員になることができた最大の理由だと思います。」
評価も昇進も、“やるべきことをやり切る”人に対してストレートに与えられる会社。水城は、トゥモローゲートをそう語ります。
今、仕事で大切にしていること
- ビジョン達成に全力で貢献すること
- お客様に必ず成果を届けること
- メンバーの目標達成を全力でサポートすること
「自分が役員になったからこそ、“個人の成果”だけでなく“組織の未来”にも責任を持つ。それが今の仕事の本質だと感じています。」
そしてこれから――「子供や孫に、胸を張れる仕事を」
転職したころのことを振り返り、こう語ってくれました。
「自分の子供や孫に、胸を張って“仕事って楽しいぞ”って言える。そんなおじいちゃんになりたいと思って転職をしました。」
どんな仕事でも全力で楽しむ姿勢を持ってきた水城ですが、「楽しめる」だけでなく「誇れる」仕事ができているかという点には、自分なりにこだわりがあったと言います。
「前職も楽しかった。でも、“これは本当に誇れる仕事か?”と自問したときに、もう一段深く自分と向き合いたくなったんです。」
あれから数年。
今は、その言葉を“願い”ではなく、“実感”として言えるようになっているそうです。
「あのとき言っていた“胸を張って楽しいと言える仕事”。今なら、自信を持ってそう言えますね。」
トゥモローゲートに合うのは、こんな人
「過去に何かをやり切った経験があって、ちゃんと評価された人。でも驕らず、素直に他人の意見を受け取れる人。ビジョンに共感して、未来にワクワクできる人が、この会社には向いていると思います。」
おわりに
「将来の自分が見えてしまったからこそ、飛び込んだ世界で、また“未来が楽しみ”になった。」
トゥモローゲートには、そんな覚悟と挑戦を重ねた人が活躍できる環境があります。もし今、「もっと本質的に価値を出したい」「過去の成功体験にあぐらをかきたくない」と感じているなら。
水城の原体験ストーリーが、あなたの次の一歩の背中を押せたら嬉しいです。