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事業の課題を自らの仕事に結びつける、スタンバイでの開発の醍醐味/ソフトウェアエンジニア

事業の課題を自らの仕事に結びつける、スタンバイでの開発の醍醐味

鷹取 敏志
プロダクト部ソフトウェアエンジニア

2018年7月に株式会社ビズリーチに中途入社。前職では、スタートアップ企業でサーバーサイドエンジニアとしてアプリ開発に従事。入社後よりスタンバイ事業に参画。スタンバイのデータ基盤の構築やサーチエンジンの改善業務を担当。

新たな技術領域「検索エンジン開発」に挑戦したく入社を決意

ビズリーチへの入社を決めた理由の一つが、スタンバイ事業でした。

前職は10人弱のスタートアップ企業だったので、裁量権こそ大きかったものの、大規模なプロダクト開発に携わる機会は少なかった。ビズリーチはプロダクトの拡大スピードが速く、Scala(スカラ)を使っている点も魅力でした。さらに、面接で各事業の話を聞いた中で、特に検索エンジン開発を手掛けるスタンバイ事業が非常にチャレンジングだと感じたんです。

スタンバイは、いろんなサイトから情報を集める部分の実装や集めた情報の加工・保存、それをユーザーに示すアルゴリズムの組み立てが必要になります。前職でやってきたWebアプリケーション開発とは異なるスキルが求められる。今までやったことのない技術領域だからこそ、キャリアの幅が広がるのではないかと考えました。

入社後は、スタンバイの合弁会社化に伴うシステム統合のプロダクト改修を手掛け、2020年より検索エンジン開発に注力しています。

求職者ニーズに合わせ、検索品質の改善を繰り返す

検索エンジンの価値は、検索したい内容が的確に表示されることで高まります。「この情報がほしかった!」というユーザーの納得感が得られなければ、サービスは使われなくなってしまう。そこで僕のチームでは検索改善を担い、改善前と改善後の検索エンジンを比較したABテストを行っています。検索結果のクリック数の測定、ユーザーへの定性調査を実施し、検索入力したキーワードに対して出てきた結果がマッチしているのかを検証して更なる改善を加えていきます。

難しいのは、ユーザーにとっての“いい検索結果”を測定しにくいこと。よかれと思って表示させた検索結果が全然クリックされず、読みが外れることもあります。人によって感じ方が変わるため、定性調査を繰り返し、知見を貯めながら検証していくしかありません。だからこそ、仮説を持って改善し、クリック率が上がったときの喜びはひとしおです。

社会の流れに応じて検索されるワードも変わっていくので、柔軟な対応力も必要です。「直近1カ月でこのキーワードが上位検索になっている」とわかれば、そのワードに応じた検索結果の改善に注力する。目まぐるしい変化を捉え、プロダクト開発に反映していくスピード感は、スタンバイならではだと思います。

スクラム開発手法により、プロダクト全体の状況把握が可能に

スタンバイでは、「スクラム開発」を開発手法として取り入れています。週に1回、チーム横断で開発状況を報告し課題やナレッジを共有。それらをもとに各チームで、1週間の仕事内容を振り返り、次の1週間でやるべきことを落とし込みます。

プロダクト開発全体の中で、自分が何をどこまで手掛けているのか現状把握ができるため、次に何を優先して取り組むべきかが見えてきます。自分の領域だけやっていればいい、という意識はなくなり、自ら必要だと思った仕事に対し、主体性を持って取り組むことができるんです。

プロダクト全体が見えることで、エンジニアがそれぞれ開発したものが、あとになってうまく合わない、という事態を避けられます。プロダクトのプランニングの段階から、エンジニアが「本当に必要な機能なのか」「誰に向けた価値提供なのか」を議論して進めていくので、自主的に動く組織ができているのだと思います。


求人プラットフォーム開発でスタンバイの独自性を高めたい

スタンバイでの開発は、一人ひとりの自主性を土台に成り立っています。生産性の高い働き方を実践し、改善していくプロセスのすべてが個人、あるいはチームに任されている。限られた時間で開発を進めるために、自分で考え、律していかなければ成長は得られません。

事業全体の課題を俯瞰して捉え、その中で自分はどう価値を出すのか。考え続ける姿勢が求められる、非常に学びある環境だと思います。

検索エンジン開発では、品質改善やUI改善も進み、ユーザーエクスペリエンスはますます高まっています。ヤフーとの協業によって、ユーザーの流入量が増えることも期待できるので、検索精度を見極める検証はますます進めやすくなるでしょう。

個人的に、今後ぜひ手掛けたいのは、ヤフーのアセットを活用した新たな求人プラットフォームの開発です。エンジニアの求人サービスには、世界中でユニークなものがたくさんあり、ドラフト形式のものや、求職者が公開したコードを点数化し、技術レベルに応じてスカウトが届くものもある。こうしたアイデアを、他の職種のスキルにも応用できるのではないかと思うんです。接客スキルの高さをスコア化しレコメンドされるサービスがあっても面白いでしょう。求職者と企業のマッチングを図る様々な入り口を、システムに反映できたら、スタンバイのサービス全体の差別化になるのではないか。そんな夢を描いています。


▶︎採用インタビュー
https://recruit.stanby.co.jp/interview/007/

▶︎採用サイト
https://recruit.stanby.co.jp/

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