こんにちは、ゴーレム採用チームです!
この記事では、「ゴーレムへ興味を持ってくださった方や応募を迷っている方」「今まさに選考中で、もっと深くゴーレムを知りたい方」に向けて会社のことをまとめました。
何を作っている会社なのか、なぜそれを作っているのか、そしてこれからどこを目指しているのか。順番に紹介していきます。
株式会社ゴーレムは、2022年創業のスタートアップで、建設・不動産業界向けにデータプラットフォームを提供しています。
まだまだ小さな組織ですが、クライアントには鹿島建設や清水建設をはじめとする大手ゼネコン・デベロッパー各社が名を連ね、資金調達でも業界のトッププレイヤーを含む投資家から累計8億円を実現するなど、設立からわずか数年ではありますが、今まさにがんばっているところです。
そんなゴーレムという会社のことを、ひとつずつ紐解いていきますね!
大変革が迫る建設業界
正直なところ、建設業界と聞いて、
「堅そう」
「昔から変わらなそう」
などといったイメージを持った方も多いのではないでしょうか?
でも実は今、この業界は大きな転換点を迎えているんです。
静かに進む、業界の危機
数字を見るとよくわかります。
建設業の就業者数は、ピーク時からおよそ3割も減りました。それでも、道路も橋も、住んでいる家も、オフィスビルも、生活に欠かせないものはすべてこの業界が作り続けています。GDPの5〜6%を占める、日本でも指折りの巨大産業です。
つまり、支えている規模はそのままなのに、支える人はどんどん減っている。おまけに、現場の高齢化も止まりません。
人が減っていく中で、これだけの規模を支え続けなければならない。それが、今の建設業界が置かれている現実です。
建設業界には伸びしろしかない
ですが、もし、この業界が生まれ変わったら、何が起きるでしょうか。
参考になるのが、自動車産業です。100年ほど前まで、自動車は職人が集まってその都度作り方を相談しながら組み立てる、いわば「工芸品」のような作り方でした。それがフォード社による生産ライン化で「工業製品」に変わったことで、生産性は10倍近くに跳ね上がったといわれています。
建設業も、これと似た状況にあります。ただし誤解してほしくないのは、日本の建設技術そのものは、世界でもトップクラスだということです。性能のいい建物を作る技術力という点で、日本にまだ比較優位が残っている数少ない分野だといわれています。
問題は、その高い技術力を十分に活かしきれていないのではないか、ということです。もし自動車がそうだったように、この技術力に生産性が掛け合わされたら——GDPの5〜6%、480万人を支えるこの巨大産業に、とんでもないポテンシャルが眠っていることになります。
何を作っているのか
ゴーレムは、バラバラな建設データを構造化し、AIで使える形に整える技術をもとに、「Gorlem Platform」として複数のアプリケーションを開発・提供している会社です。
「建設データの構造化」ってどういうこと?
建設業の現場では、様々な場面でデータがバラバラに散らばってしまっています。
たとえば、ある建物のガラスを発注する場面を考えてみましょう。
同じガラスでも、書類を作る担当者によって、「縦横のサイズと枚数」で書く人もいれば、面積の「平米(m2)」で書く人もいます。単位も、名前の書き方も必ずしも統一されていません。
もとをたどれば、同じ設計図から始まっているはずなのに、発注者、ゼネコン、下請け業者の間をデータが移動するたびに、受け取った側が自社のフォーマットに転記し、計算し直す。このような地味な作業が、業界のいたるところで日常的に繰り返されているんです。
ゴーレムがやっているのは、こうしたバラバラな書き方や単位などをAIも活用しつつ自動で読み取り、共通のルールに沿って分類し直すことです。先ほどのガラスの例で言えば、「枚数」で書かれていても「平米」で書かれていても、それが同じガラスを指しているとAIが判断したうえで、決まった分類に当てはめてコードをつければ同じデータとして扱えるわけですね。
これが「構造化」と呼ばれる作業です。
構造化したデータは、何に使われるの?
構造化されたデータは、複数の業務アプリで活用されています。ゴーレムが提供しているのは、購買仕分・排出量算定・長期修繕算定・施工計画といったアプリ群です。
それぞれのアプリは独立して動いていますが、根っこにあるのは同じ「構造化」という考え方。見積書や図面、発注データといったバラバラな情報をAIなどで整理し、それぞれの用途に応じて活用しているんです。実際、大和ハウス工業との事例では、これまで手作業で3ヶ月かかっていた長期修繕のLCC(ライフサイクルコスト)算定作業が、導入後はなんとワンクリックで終わるようになりました。
ゴーレムの強みとは
とはいえ、「便利そうだけど、他の会社も同じようなことをやっているんじゃない?」と思った方もいるのではないでしょうか。
実は、ゴーレムが主に扱っている施工前——見積や原価に関わるデータは、建設業界で一番手がついていない領域です。理由は、機密性の高さ。コストデータは各社にとって「経営上の機密情報」で、外部の人間が簡単に触れられる領域ではありません。
ゴーレムの強みは、この誰も踏み込めなかった領域に、深く入り込んでいることです。
なぜ、ゴーレムだけができるの?
実は、ゴーレムが最初に手がけた事業は、CO2排出量の算定でした。
建設分野は世界のCO2排出量の約3分の1を占めるとされていて、企業に排出量の算定・開示を求める圧力が年々強まっています。ただ、CO2排出量の算定には専門的な知識が必要で、自社だけで対応できる建設会社は多くありません。
しかも、CO2排出量を正確に算定するには、「どんな資材を、どれだけ使ったか」という情報が欠かせません。これは、見積書に書かれているデータそのものです。つまり、CO2算定を任されるということは、自然と見積・原価データに触れることにもつながります。
「建設業務とCO2算定の両方がわかる」というめずらしい強みを持っていたゴーレムは、CO2算定の依頼をきっかけに、通常は外部に見せてもらえないコストデータにも、少しずつ触れられるようになっていきました。
そうして信頼を積み重ねた結果、業界のキープレイヤーたちとは、単なる顧客としてだけではなく、共同開発や出資を通じて、共に変革に取り組むことができています。
データが集まるほど、パワーアップする
こうした関係は、一度築いたら終わりではありません。
大手ゼネコン複数社のデータを横断的に扱うほど、ノウハウとデータが蓄積され、精度も上がっていきます。開発コストも実質的に複数社で分担されているような状態になるため、ゼロから自社単独で作るより、ゴーレムのプラットフォームを活用する方が合理的——そんな好循環が自然と生まれているんです。
ゴーレムが描く未来とは
ゴーレムが見据えているのは、建設のあらゆる判断が、人の経験則ではなくデータとAIをもとに進むようになる世界です。
今の建設業界では、多くの意思決定がベテラン担当者の経験と勘に支えられています。何を、どの順番で、どう組み立てるか。どの資材を、どこに発注するか。こうした判断の材料は、長年の経験を積んだ担当者の頭の中にしかなく、データとして残っていません。
たとえば、設計と施工の順番もそのひとつです。今の建設業は、設計図が先に決まり、それから「この設計だと、この部品が必要だ」「この手順で組み立てよう」と、建て方を毎回一から考えるのが一般的です。ゴーレムが目指すのは、この順番を逆にすること。先に部品の種類や組み立てる手順を標準化しておき、「この作り方に合わせて設計する」という発想に変えていきます。自動車が、あらかじめ決まった部品と生産ラインに合わせて設計されているのと同じ考え方です。
もうひとつは、意思決定そのものの継承です。経験豊富な担当者が集まって経験則で決めていたことを、データとAIで継承していく。ベテランの知見がデータとして整理されていれば、過去の類似案件をAIが参照しながら、工事計画や調達計画を立てられるようになります。
ゴーレムが目指しているのは、そういう未来です。
ゴーレムのカルチャーとは
ここまで読んでくださったあなたには、ゴーレムが何を目指す会社か、少しだけ伝わったのではないでしょうか。
ここからは、その挑戦を支える組織を紹介します。
巨大産業に挑む組織のかたち
20代から50代以上まで、幅広い年代のメンバーが集まり、担う役割ごとに5つの部門で構成されています。
- ソフトウェア開発部:Gorlem Platformとそのアプリケーションを開発
- アカウント本部:導入企業の要件整理からプロダクト仕様の検討、導入後の活用支援までを担当
- ビジネス本部:新規事業の企画・提携から、マーケティング・営業までを担当
- 総合研究所:サステナビリティ領域のコンサルティング・研究・学会活動を担当
- 管理部:財務・人事・法務など、会社の基盤を支えるバックオフィス
ゴーレムの仕事の進め方とは?
ゴーレムの空気を一言で表すなら、本質的な解決にこだわるカルチャーです。言われたことをそのままこなすのではなく、課題の本質を捉えて解決する。それを大事にしているからこそ、役職や部署の垣根を越えて、率直に意見をぶつけ合うことが当たり前 になっています。
たとえば、ビジネスサイドから機能追加の要望が来たとき、そのまま実装するのではなく、エンジニアが「その課題なら、こっちの実装の方が手間もかからず筋がいいですよ」と代案を返すことも珍しくありません。逆に、エンジニア側の提案がずれていれば、ビジネスサイドが背景情報を添えて指摘する。そうやってお互いに意見をぶつけながら物事を決めていくのが、日常の光景です。
実際に働いているメンバーからは、こんな声が聞かれます。
「意味のない仕事はしない、という空気がある」
「年齢に関係なく、専門分野はきちんと尊重してもらえる」
「遠慮せず意見を出し合える」
「イケイケで熱量が高いというより、みんな落ち着いている。それでも代表の思いに引かれて集まった一体感はある」
2026年の今、ゴーレムに入るべき理由
いかがでしたか?
「ゴーレムってこんな会社だったんだ」と思っていただけていたらとても嬉しいです!
ゴーレムがやろうとしているのは、経験則に頼ってきたこの巨大産業を、データとAIで動く産業へと作り変えること。こんなチャンス、建設業界の長い歴史の中でもそう何度もありません。
何も固まっていない今だからこそ、業界の"当たり前"を自分たちの手で作れる、とてもやりがいのある挑戦だと信じています。
そしてゴーレムでは現在、急拡大に向けて絶賛メンバーを募集中です。
少しでも興味を持ってくださった方がいましたら、どうぞ気軽にお声がけください。