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暦を若い世代に継承する!これからの100年に向けての木村社長の思い

今日は114年の歴史を誇る、暦メーカーの神宮館の社長 木村通子さんにインタビューをしていきたいと思います!

〜まず最初に神宮館とは、どんな会社なのでしょうか?〜

神宮館は114年の歴史がある出版社です。

1908年に暦の出版と印刷業から始まった会社です。

当社で出版している暦は全国の書店などで市販されている暦や、企業にノベルティとして採用頂いている暦があり、年間600万部以上発行しています。


暦の出版だけでなく当社の経営理念の元、様々なサービスを展開しています。

鑑定や、開運グッズの販売、Youtubeでの動画配信なども行っています。


〜そうだったんですね。100年を越える会社経営の中で任された5代目社長としての苦悩はありますか?〜


本離れが進み、Amazonなどの通販が増えて書店へ行く人が減っています。

また、個人で経営している書店がどんどん減っていますので暦を目にする機会が減り、暦の表紙すら見たことがない人が増えてしまったことです。


〜色々な苦悩が伺えますが、そこから社長ご自身で感じたことなどはありましたか?〜


まず会社として色々なことに挑戦する中で、昔は家庭内で伝承されていた暦が、核家族化などで若い世代の方達に継承されていないこと。

暦は日本の文化だと私は思っていますので大変危機を感じています。そこで、暦を知らない若い世代の方や、知っているけど活用されていない方へ暦の面白さや活用方法を届けるために動画配信などをはじめました。


〜若い世代に暦を広めることに今一番力を入れているのですね。

今後5年後10年後、会社としてどうなっていきたいとかありますか?〜


まずは暦の認知度を上げて、もっと暦が面白いと思ってくれるファンが増えてくれたらいいなと思っています。

日本の文化がどんどん薄れているように感じますが、最近でも若い世代の方が着物を着て街を歩くことが流行っていますし日本文化の魅力を再認識する機会をもっと増やしていきたいと思っています。

一度暦について知っていただくと面白いと感じられる方が多いですし、みなさん無意識に占いを気にしていたり、ゲン担ぎをしていたりするので、暦の面白さや活用法をYoutubeやTikTokで発信していき、暦を活用して開運していただきたいと思っています。


〜「日本文化の再認識の機会を増やす」って素敵ですね。

では今回採用活動をされている背景はそれを実現するためのメンバーなのですね!〜


そうですね。現在担当している人員が少なく、人手が足りていません。

そこで新たなメンバーを募集するに至りました。


新しく始めた事業なので、手探りな部分もありますが、まだ暦を活用されていない方や暦を知らない方が興味を持つような発信や、既にご愛顧頂いている方へさらなる魅力を発信していきたいと思っています。

求める人材は暦に興味があり自ら積極的に提案できる方です。挑戦や失敗も含めて一緒に成長できる方を採用できたらと思っています。


〜ありがとうございます。

では最後に、この記事を見ている方へメッセージをお願いします。〜


神宮館は114年続く老舗企業ですが、時代に合わせて変化し続けて、これからの100年も暦コンテンツを通して皆様が幸せになる選択が出来るお手伝いをしていきます。

日本の伝統文化である暦を、今の時代に合わせた形で次の世代に繋げる。そんなお仕事を一緒にしませんか?

少しでも興味を持っていただけたら、是非一度お話ししましょう。

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