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【起業志望の若者必見】起業の相談は誰にすべき?成功への近道を探る

はじめに

起業は、誰もが一度は夢見る道のりかもしれません。しかし、いざ起業となると、何から手を付けていいのか分からず、不安に思う方も多いでしょう。そんな中で、重要なことの一つが「誰に相談するか」ということです。この記事では、起業を志す20代のあなたに向けて、相談すべき相手とその理由について解説します。



なぜ起業の相談が必要なのか?

起業の手続き自体は簡単なものになってきています。実際に数字としても表れてきており、帝国データバンクの調査によると、2023年に日本全国で新設された企業は15万2860社と言われています。2000年における新設企業数は7.2万社と言われており、この20数年で1年あたりに生まれる企業の数が倍に増えたことが分かります。


引用元:帝国データバンク「新設法人」調査(2023年)

各自治体による起業支援の取り組みの成果とも言えるのではないでしょうか。

起業までのハードルが下がった一方でそれを成功させることが真に重要です。起業をし、経営のフェーズに移ってからは様々な壁や試練に直面することになります。資金調達、顧客開拓、社員の採用やマネジメント、市場ニーズの変化、時代や社会の変化、大手企業の市場参入、トラブルや不正への対応…等々、多くの壁を乗り越えていかなければなりません。

そしてそういった経営においての壁は、自分一人で乗り越える必要はありません。最後の最後では自分自身を奮い立たせて真正面から立ち向かわなければならないにせよ、事前の情報収集や、リスクヘッジ、状況判断などにおいて、他人の視点を取り入れることでより良い結果を生むことが可能です。

自分よりも前を走る経営者に相談することで、自分自身の専門知識や経験が不足していても補うことができる場合があります。そして、相談することで、下記のようなメリットを得ることが出来ます。

  • 客観的な視点を得られる:自分では気づかなかった盲点や改善点を見つけることができます。
  • 情報収集の効率化:必要な情報やリソースを効率的に集めることができます。
  • モチベーションの維持:自分を見失わず、モチベーションを維持することができます。
  • リスクの軽減:アドバイスを受けることで、リスクを最小限に抑えることができます。

といったメリットが得られます。



相談すべき相手は誰か?

起業についてあなたが相談できる相手は身の回りにいるでしょうか?

起業の際に多くの人が相談する相手として挙げられるのが、家族、友人、職場や元職場の同僚、職場や元職場の目上の人の4種類だと言われいます。

これについて、起業家の成功要因に関する研究を行った論文(※)において興味深い結論が出ています。それは、「友人への相談」は全く事業の成功と関連性がない、ということです。友人はあくまでも友人であり、ビジネス上の付き合いとは全く別のものだと考えるということでしょう。


一方で効果があった相談相手は、「元同僚や元上司」への相談です。やはりビジネス上の付き合いとしてお互いに高め合った相手に相談することによって自分自身や事業を客観的に見ることができている、ということでしょう。

また、最も効果があった相談相手が「起業経験のある人」です。家族、元同僚、元上司など、属性を問わず経験がある人相手の相談は気付きをもたらすということでしょう。

弊団体YNIBの会員は経営者のみです。また、起業したばかりのスタートアップ経営者から上場企業の経営者まで幅広い経営フェーズの会員が所属し、お互いに学び合っています。そんなYNIBに所属していることによって受けられる相談のサポートについてみていきます。


1. 既に起業している先輩起業家

上場企業の社長をはじめ、あなたの前を走っている経営者が多数在籍しています。経営者にしか分からない悩みを相談できます。あなたが奮い立てるような機会になるでしょう。

あなたのメリット

  • リアルな経験談:実際に起業して成功、または失敗した経験から、生の声を聞くことができます。
  • 具体的なアドバイス:あなたの事業内容に合わせた具体的なアドバイスをもらえます。
  • 人脈の広がり:起業家同士の繋がりを広げ、新たなビジネスチャンスに繋がる可能性があります。


2. 専門家(税理士、弁護士、コンサルタントなど)

税理士法人を運営している会員も在籍しています。また、多くの企業を伴走してきたコンサルティング企業の経営者も所属しています。そのため、下記のような相談も可能です。

あなたのメリット

  • 専門的な知識:税務、法務、経営戦略など、専門的な知識を持つ人に相談することで、正確な情報を手に入れることができます。
  • 手続きのサポート:会社設立や資金調達など、様々な手続きをスムーズに進めることができます。


3. 行政機関

山梨県とも連携した取り組みをおこなっています。そのため以下のような相談も可能です。

  • 制度の紹介:創業支援制度や補助金などの情報を提供してくれます。
  • 地域の情報:地域に根差した情報を得ることができます。



相談する際の注意点

経営において相談する際には注意点があります。それが聞く相手が誰なのか、ということと、あなた自身の熱意がなければいけないということです。

上述の通り、友人に相談しても効果がない、というデータもあるようにあなたの悩みに対してただ共感するだけというような相手に相談をしても状況を打開できません。また、後ろ向きな意見を言うような場合はより悪い結果を導いてしまう場合もあります。

しかし、相談者はそのことを悪く思っていない場合もあります。例えば親であれば、あなたの健康を憂うのは当然でもあります。

経営とは時に自分の時間やお金、機会といったものを失うかもしれないというリスクを背負う必要があることでもあります。そんなときに単なるお悩み相談や、気遣いの言葉では状況を好転させることは難しいと言えます。

そして、あなた自身の熱意も同時に不可欠です。確かにYNIBでは先輩企業家の成功事例やノウハウを学ぶ機会が多数ありますが、ただ受け身で参加しているだけでは自分のものにすることは難しいです。あなた自身が自分の会社を、社会を、人生を本気でよりよくしたいという熱意があれば、私たちはその想いに徹底的に伴走し、2000万、5000万、1億、10億といった経営の壁を一緒に突破できるようにサポートします。

今の売上や、アイデアの良し悪しは一切問いません。熱意ある起業家志望の方の参画を心よりお待ちしています。



終わりに

起業においては、一人で抱え込まず、積極的に相談することが大切です。様々な人に相談することで、より良い起業を実現できるでしょう。

もしもそんな相談相手が見の周りにいない、という方は弊団体が山梨県より委託を受けて開催する渋谷で開催する起業塾にご参加いただければと思います。

PEATIXよりお申し込みが可能となっておりますので、奮ってご参加ください。

https://peatix.com/event/4082629

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※本ページは、山梨県より「革新的スタートアップ・プロモート事業」の委託を受け、一般社団法人山梨イノベーションベースが運営しています。

山梨県は、新たに起業を目指す方や本県で事業展開を図るスタートアップ企業を全力で応援しています!

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