株式会社モノクレアは、高難度なシステム開発の技術支援や技術コンサルティングを中心に活動しています。日々、複雑な要件や非機能要件を伴うシステムに向き合う中で、
「開発手法をもっとスマートにできないか?」
「この技術資産を社外にも還元できないか?」
といった事を考えるようになりました。そこで立ち上げたのが、OSS開発プロジェクト「Project Au Lait」です。
Project Au Laitとは?
Project Au Laitでは「システム開発のほろ苦さをまろやかに」というコンセプトのもと、システム開発で役立つ様々なツールをOSSとして開発しています。
Project Au Laitの目的
- OSSとして公開・進化させ、技術コミュニティに還元する
- 実運用で使える基盤を育てながら、社内の技術力を底上げする
- 技術で「作る楽しさ」を再発見する
その中でも現在注力して開発しているプロダクトが、Svelte(フロントエンド)+Quarkus(バックエンド)でWebアプリケーションを開発するための開発プラットフォーム、「SVQK(エス・ブイ・キュー・ケー)」です。
SVQKの特徴
- 自動環境構築:DB構築やE2Eテストなど、Webアプリケーションを動かしてテストするための環境構築手順が自動化されており、コマンド1つで実行できます。
- 自動テスト:ユニットテスト、統合テスト、E2Eテストが組み込まれており、品質保証が容易です。
- ジェネレーター機能:データベースのテーブル定義からCRUDページと自動テストコードを生成する機能を具備しています。
なぜモノクレアがOSS開発に取り組むのか
1. 知見を閉じずに開く文化を大切にしたい
私たちは、特定の案件に閉じたノウハウではなく、誰もが使えて育てられる仕組みに価値があると考えています。
2. 若手エンジニアの育成と技術の可視化
OSS開発は、コードの質・設計・READMEに至るまで、社会に見られる「技術力の証明」になります。
レビューを受け、公開される責任の中で、エンジニアとしての成長も促されます。
3. 技術支援企業としての信頼の源泉に
モノクレアは「コードを書く会社」であると同時に、「技術で信頼を築く会社」です。
OSSの公開とメンテナンスは、その信頼性を裏付ける透明性ある実績になります。
実際にどんな風に開発しているの?
- 現場の開発課題をベースに企画・設計
- GitHub上で公開リポジトリを運用 https://github.com/project-au-lait
- 機能追加・改善要望も社内外から随時受け付け
- 技術記事や導入ガイドも発信中 https://zenn.dev/prj_au_lait_jp
「技術で社会とつながる」ことを実感できる場へ
Project Au Laitはまだ成長途中の取り組みですが、この活動を通じて、「コードで貢献することの価値」を再確認し、社内外のエンジニアとつながる共通言語を育てていきたいと考えています。
Project Au Laitに興味を持っていただけた方へ
- OSS開発に関わってみたい
- SVQKを導入・改善してみたい
- モノクレアのエンジニアと話してみたい
そんな方は、ぜひお気軽にカジュアル面談やGitHubでのコントリビュートにご参加ください!
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