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よごれた手

どうも染色部寺嶋です。

この仕事をしていると手は染料でよごれるし、水仕事で手は荒れ放題。染色部はいつもボロボロでよごれた手をしています。

この”手”で家に帰り、

この”手”で飯の支度をし、

この”手”で風呂に入り、

この”手”で今日の日を終える毎日。

ふと目線を下げるといつもよごれた自分の手。

自分と同じようによごれて傷んだ相方の手。

染職人にとって落ちない染料は『勲章』で、荒れて傷んだ手は自分の『誇り』だと思っています。

私はこのよごれた手が好きなんですっと染料まみれのよごれた手で今キーボード叩いてます。

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