初めまして。
燈株式会社でDXソリューション事業本部 Consultingグループで
General Managerをしている武田亮太です。
これまでの私の人生は、「ミーハー」で、流されるまま生きてきました。周囲にどう見られるかを気にし、手堅く、でも華やかに見える道を選んできた。やりたいことも、人生を懸けたい目標も特にない。そんな「なんとなく優秀」な人生を送ってきました。
しかし今の私は、本気で世界一を目指しています。お客様に届けたい価値があり、共に挑みたい仲間がいる。 冷めていた私が、なぜこれほどまでに熱くなれたのか。そのストーリーを綴らせてください。
負けず嫌いと責任感の原体験
私は昔から「負けず嫌い」でした。中学受験の際、中学受験を勧めてきた母に「そのままだと落ちるよ」と言われたことに猛烈に腹を立て、そこから猛勉強して合格を勝ち取る。父にテストの好成績を報告しても「間違えた箇所を直せ」と一蹴される。そんな家庭環境が、私の負けず嫌いな性格を磨き上げました。
また、「自分がやらなきゃ誰がやる」という責任感に突き動かされるタイプでもありました。 中学の合唱コンクールで負けた悔しさから、翌年は合唱委員に名乗り出ました。練習に不真面目なクラスメイトを説得し、最後はクラス一丸となって最優秀賞を掴み取る。自分のためではなく、集団のために旗を振ることに、確かな手応えを感じていた時期でした。
それからも、「自分が好きな数学で誰かに負けるのが嫌だ」、「自分が頑張らなかったら母校の合格実績が減ってしまう」、「自分が頑張らなかったらアルバイト先のお客さんが困ってしまう」など、自分の根源的な負けず嫌いと責任感を奮い起こすことで常に頑張ってこれました。
しかし、そんな私を支えていた駆動力が、社会人になりたての頃、プツリと途切れてしまいます。きっかけはコロナ禍でした。学生時代まで全力で走り続けてきた反動からか、あるいは社会との繋がりが希薄になった不安からか、完全に燃え尽きてしまったのです。目標もなく、ただダラダラと過ごすだけの日々。
斜に構えていた新卒時代
新卒の会社はデータサイエンティストとして入社し、データを分析してインサイトを見つけ出す仕事をしていました。技術職であっても「新卒は必ず営業経験を積む」というミッションがある会社でした。最初は営業への抵抗感もありましたが、お客様と触れることの大切さ、優秀な営業の動きを見れたことなどかけがえのない経験を得ることができました。
また、その時の経験で、いいものを作ってお客様に届けるためにはビジネスサイドと開発サイド両輪の視点が不可欠であることを腹落ちしたのもいい経験です。
一方で、自分のモチベーションが心から震えることはありませんでした。
素晴らしい同僚に囲まれながらも、自分はいかに効率よく仕事するか、自分が快適に仕事をするかばかり考えていました。情熱を燃やす周囲を横目に、「よくそんなに打ち込めるな〜」とか「自分も本気出せばいつでも成果を出せる」などと斜に構えている。
人生のピークは大学受験を頑張ったことでしかない、本当に嫌なやつになっていました。
でも、どこかで燻る想いはありました。SNSなどで蔓延る「日本はオワコンだ」みたいな風潮や、海外がいかにすごいかを喧伝し日本を冷笑する人々。なぜ自分が所属している集団がこんなに揶揄されないといけないのだと、自分の母集団を自虐することが恥ずかしくないのかと、悔しさを覚えていました。
しかし、そんな想いはありつつ、当時の私には、それを打破するだけの力も、意欲も持っていませんでした。
燈との出会い

そんなある日、ひょんなきっかけで燈に招いていただくことがありました。そこで見たのは、私のこれまでの常識を覆す光景でした。
スタートアップとは思えないくらい確かな技術力で、お客さんに価値提供している。そして何より、お客さんへの価値提供のために、日本を照らすためにと、自分よりもはるかに若いインターン生や社員が口々に自らの志を語っている。
その時、「自分よりも遥かに若いメンバーが社会のために仕事をしているのに、自分は自分のために仕事をしている。あまりにダサい。」と痛烈に自覚したのを今でも思い出します。
「このままじゃいけない」「この会社は面白い」「AIは今後確実に来る」「この成長のフェーズで熱狂の渦に入らないと後悔するんじゃないか」そんな確信に近い直感で、入社を決めました。
できない理由を探すのをやめた
燈に入社してからは、前職の武器だったデータサイエンスを封印し、営業とPMの2つのロールに挑戦しました。ドメイン知識もアセットもない、ゼロからのスタートです。
当然、最初からうまくはいきません。
最初は勉強をして、納得できてから提案しようと思っていたこともありました。しかし、建設や製造の現場も、AIソフトウェア開発の実態も、机の上で学べるほど甘いものではありませんでした。エンジニアからも「SW開発を分かっていない」と厳しいフィードバックをもらうことも。
そこで私が徹底したのは、「プライドを捨てて、餅は餅屋に頼る」ことでした。
自分一人で抱え込まず、社内のエンジニアに教えを乞う。そして何より、「答えは自分の中ではなく、お客様の現場にある」と腹を括りました。
お客さんに未完成の状態でも提案をぶつけ、フィードバックをもらい、即座に直してまた持っていく。このサイクルを誰よりも速く回すことに全力を注ぎました。
「机上で100点を検討するより、現場で60点のFBを5回もらう方が、遥かに正解に近づける」。
これによって少しずつ、自分の提案がお客さんのやりたいことに合致することが増え、感謝の言葉をいただけることも増えてきました。
しかし、ある時、あまりに高い目標を突きつけられ、「今のリソースでは絶対に不可能だ」と立ち止まってしまった時がありました。「人が足りない」「育成が追いつかない」…。できない理由ならいくらでも並べることができました。
そんな時、代表の野呂が企画した「リーダーシップ研修」で、私は自身の甘さを痛感することになります。
「できない理由を挙げるのは誰にでもできる。リーダーの仕事は、どうすればできるかを考え抜き、自らを奮い立たせ、周囲に「この人となら変えられる」と思ってもらえること」
壁を乗り越えるために必要なのは、緻密な計画とか、今が全然足りていないとかそんなこと以前に、「何が何でも成し遂げる」という強烈なセルフモチベートだったのです。それこそが、周囲を巻き込み、組織を動かすリーダーシップの本質なのだと。
それ以来、私はできない理由を探すのをやめました。世界一という遠い目標を掲げるだけでなく、それを達成するために「今、自分は何をすべきか」を、泥臭く、執念深く考え抜くようになりました。
今の業務内容と志

現在は、DXソリューション事業本部のGMとして、事業部全体のマネジメントとお客様へのコンサルティングを両方担うプレイングマネージャーをしています。 挑んでいるのは、建設・製造といった日本の基幹産業の変革。かつて世界を席巻した日本の「ものづくり」を、AIという新しい武器でもう一度アップデートすることです。
今の私には確信があります。
代表の野呂を筆頭に、燈の仲間となら、本気で世界を狙える。
そう確信させてくれるのは、現場で出会ったお客様の言葉であり、彼らの生き様です。
あるお客様は、自社の強みをこう語ってくださいました。
「うちは真面目で誠実な人間が多く、お客さん・プロジェクトから逃げない、そうやって積み上げてきた信頼があり、それが大真面目に会社としての強みだと思っている」と。
また、驚くほど自動化が進んだ工場を持つ別のお客様は、その背景をこう明かしてくれました。
「発注者との力関係でものすごい厳しい納期の要求があったり、時には不良品率が50%以上になることもあったけど、なんとか乗り越えようとしてきたから今がある」、と。
お客様たちの言葉を聞いて、私は痛感しました。事業を変え、未来を作るのは、小手先の企画/営業でも、技術でもない。カルチャーと組織力、そしてそれを織りなす人こそがすべてなのだと。5年後10年後に同じ事業をやっているかどうかは分からないけれど、それだけは不変で常に残り続ける、勝てる理由なのだと。
翻って、今の燈はどうでしょうか。 AIの世界は目まぐるしいスピードで進化し、過去の成功事例がそのまま通用することはほとんどありません。 だからこそ、会社としてさまざまなAI技術に取り組んでいることも、ものづくり業界に根ざして幅広い産業の知見を転用するアナロジーも、そして何より、高い目標に挫折しそうになりながらも食らいついてきた全員の執念も、前職のキャリアとは全く違う領域で数字と格闘している私の経験でさえも、すべてが連綿とつながって今の燈の組織力になっています。
「この組織なら、産業の転換点を正しく導ける」今までのソフトウェアでは届かなかった深い課題を、AIなら解決できる。私たちが提示する価値次第で、お客様の企業価値を劇的に変えられる。そんな重い責任のある提案に、逃げずに挑み続けたい。それが、私が今抱いている強い使命感です。
自分のキャリアや体裁といった、「自分のため」だけに働くよりも。
人生80年。その大半を捧げる「仕事」という時間において、社会を本気で良くし、日本をもう一度誇れる国にする。そんな物語の主役として生きる方が、何倍も楽しいはずです。
経験は関係ありません。 「誰かのために、社会のために、本気で価値を届けたい」という純粋な熱量と誠実さだけを持ってきてください。
もし、あなたが今の自分にどこか物足りなさを感じているなら、 かつての私と同じように本気になれるものを探しているなら、ぜひ一度、お話ししましょう。
燈には、あなたのエネルギーを、世界を変えるエネルギーへと変える最高の環境があります。