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10年以上のベテランメンバーが、若手メンバーに伝えたいこと。評価の魅力と、教育への想いについて。【社員インタビュー / 薮中 健礼】

こんにちは!増井電機です!

今回は、中途で入社したテストエンジニアの藪中さんにお話しをうかがいます。入社後の業務・現在の仕事・やりがいについてを紐解きます。

登場人物:増井電機株式会社 薮中 健礼 (やぶなかたけし)

2014年に増井電機株式会社に入社し、ソフトウエア評価に従事する。趣味はアーケードゲーム他。


薮中 健礼のプロフィール - Wantedly
増井電機株式会社, ソフト評価部 社員
https://www.wantedly.com/id/kenami


ー本日はよろしくお願いします。まずは入社の経緯について教えて下さい。

前職でも同じ「評価」の仕事をしており、縁があって増井電機と共同で複合機ソフトウエア評価業務を行っていたことがありました。

その後、広島へ転勤になると、複合機価からスマートフォンを対象とすることに。市場から報告のあった不具合ログの内容を解析し、不具合現象を捉えて再現→開発部門へ報告という内容でした。一方でなかなか現象が再現せず、「不具合を発見することのほうが、自分には性に合っている!」と思うように。

1年ほどやってみましたが、肌には合わず転職に踏み切りました。転職活動中、前職の同僚が転勤期間中に増井電機へ入社していることもあって、選考を受けることに…。

一緒に仕事をしていた当時のイメージは、「メンバー全員がイキイキしている会社」でした。現社長は仕事に対してとてもパワフルに取り組んでいて、メンバー同士の人間関係も良好に感じました。


ーすごいご縁ですね。長年ソフトウエア評価をされていますが、やりがいを感じるのはどのような時でしょうか?

やりがいは、やはりテスト仕様書に記載ないケースで不具合を発見した時ですかね。

仕様書は、開発部・商品企画・品質審査部など複数の部署によってレビューされています。同じ製品の中でも使う機能によってそれぞれ発行されるもの。ですので、それに合った内容のテスト設計が必要です。新たな実装があれば仕様書はアップデートされていき、その都度新しいテスト設計も発生します。

テスト仕様書にあることを実施して、不具合を見つけるのは当然のこと。一方で、「今までの経験を活かしつつ、少し外れた操作をしたらどうなるかな?」と想像しながら実際に試してみるんです。これを“モンキーテスト”又は“アドホックテスト”といいます。

私自身この方法で、何度か不具合を発見しています。

例えば、「硬貨を投入後、お釣りを返却→その後、特定のタイミングで再度硬貨を投入→課金に加算されず、ベンダーに飲み込まれてしまう」といったものがありました。他チームメンバーが3日テストをして不具合を発見できませんでしたが、私が途中からテストに合流したところ、20分で不具合を見つけることができたんです。

他にも、通常のテストを実施していたら偶然発見したこともあり、ものは試すことが基本です。

自分の勘が当たった時は、喜んで不具合報告しますね(笑)。ありがたいことに、不具合の発見数が人より多いと評価していただいてます。


ー不具合の発見で貢献されているという事ですね。ちなみに前職では、どんなところが課題感になっていましたか?

前職の時は、「一日触って不具合も見つけられないのは恥ずかしいことだ!」「みんなピリピリ感が足りない!」など、言い方は悪いかもしれませんが言葉の嵐。一人一人のノルマもはっきりと決められて、達成に向けてスピード重視で評価を行っていたことがあります。

ノルマがどんなものかと言うと、毎日最低120パターンのテストを実施するなどです。パターンによっては手順の多い・少ない、事前準備が必要・必要ないなども変わるので、必要な労力も異なります。ということは、全員が同じペースでテストケースを消化できない=平等でないということです。本来は、テストの難易度によって平均化した計画を立てるべきなのです。

加えて、不具合を発見してもテスト実施者の技量というよりは、記載されているテストパターンありきの結果です。「自分は仕事の成果を出せているのか。」と、当時は悩みました。


ー増井電機に入社して、環境はどう変わりましたか?

良い方向に環境が大きく変わりましたね。例えば不平等が起きないよう、テストケースの表示確認のようなものは100ケース/day、動作確認は60ケース/dayのように1日で十分実施が可能なケース数を区別して計画してくれます。

また、書いてあることをただ実行するだけではなくて、テストシートの設計〜作成まで任されるようになりました。今までできなかった『自分が重要だを思ったテスト』を形にし、隠された不具合発見に向けてのテストができるようになりました。

テスト実施に特化し、様々なテストケースを実施していく期間があったからこそ、有効なテストケースを考えることができるようになったと思います。


ー1日のスケジュールやワークスタイルを教えてもらえますか?

日によって変わりますが、おおよそ以下の通りです。

・9:00〜10:00〜当日業務内容の再確認

・10:00〜10:30 MTG

・10:30〜12:30 テスト仕様書作成(テストケースの考案)

・12:30〜13:30 昼休憩

・13:30〜17:30 テスト実施/不具合レポート起票

・17:30〜18:00 テスト結果纏め/片付け

・18:00 退社

現在は土日休みで、休日に仕事が入ることは滅多にありません。また、残業もほとんどないといっていいです。

6名体制で仕事をしていて、お互いがフォローできるような内容です。1人が遅れれば他メンバーが手伝うので、1人だけ残業ということもありません。私の場合は経験者なので、増井電機社員はチームの中でも私1人で担当しています。



ー薮中さんの将来像について教えてもらえますか?

現在はテスト設計・シート作成・実施をメインにしていますが、テスト自動化の勉強を継続したいと思っています。現在のプロジェクトではJAVAスクリプトによる自動化を行っているので、まずはそこから動作する仕組みを細かく学び、自分で自動化できるようにしたいです。

将来的には、自動化可能な新ケースを提案し、テスト実施業務を軽減していきたいと思います。


ー最後に応募者に向けてのメッセージをお願いします。

私の所属するチームでは未経験から入ってくる方が多いので、私含めて親切丁寧にサポート。周囲を比較しても教育が充実しています。

管理者メンバーも個々の力量を把握した上の作業分担となっているので、できることを悩みなく徐々に増やしていくことが可能です。何か失敗しても必要以上にネガティブになる必要はないし、最初できないのは当然。

未経験の方Wanted!ということで、ご応募お待ちしています!

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