ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
藤井:Palette Paradeのマネージャーを務めております、藤井です。大学卒業後はテレビ番組制作会社に入り、AD(アシスタントディレクター)として約4年間、現場での経験を積んできました。
ーーADからアイドルマネージャーへ、異業種への転職ですね。PLAYYTEを知ったきっかけや、入社を決めた理由を教えてください。
藤井:もともと音楽が大好きで、特にアイドルのカルチャーに強く惹かれていました。PLAYYTEが手掛ける「Appare!」や「真っ白なキャンバス」も知っていましたし、もともとファンとしても応援していたんです。
前職ではテレビ番組制作に携わっていて、ハードワークではありましたが、すごく楽しかった。ただ、次第に「やっぱりアイドルの世界に深く関わりたい」という思いが強くなっていきました。それで転職を考えたんです。
ーー前職での経験は、現在の仕事に活きていますか?
藤井:すごく活きています。例えば、ADの仕事ではロケ現場の進行を指揮することが多かったんですが、ライブ現場のマネジメントも同じように、瞬時の判断力や柔軟性が求められるんです。さらに、動画編集やPhotoshopのスキルも前職で身につけていたので、「パレちゃレ!」の動画編集などにも役立っていますね。
(自ら企画にも参画した「パレちゃレ!」2万個の巨大ドミノチャレンジ)
ーー現在の業務について詳しく教えてください。
藤井:マネージャーの仕事は本当に多岐にわたります。アーティストのスケジュール管理やライブの進行、特典会の運営、アルバイトスタッフのマネジメントなど、まさにグループの「裏方」として動いています。
ライブの音出し担当もしているのですが、客席の後ろで観客の反応を見ていると、自分の仕事の良し悪しがダイレクトに伝わってくるんですよ。それがプレッシャーでもあり、やりがいでもあります。
ーー特にやりがいを感じる瞬間は?
藤井:自分が携わったものが形になり、それが多くの人に届いたときですね。
例えば、「パレちゃレ!」の動画編集を担当したとき、自分の考えた演出がYouTubeで公開され、たくさんの人に観てもらえたのは本当に感慨深かったです。
他にも、他グループの武道館ライブのサポートで、朝6時から夜11時まで動きっぱなし。その疲れが残る中、翌日には東京湾100kmを走る「パレちゃレ!」の企画に帯同しました。体力的にはギリギリでしたが、自分が携わった企画が形になり、ファンの皆さんの反応を見た瞬間、「やってよかった」と心から思えました。
ーー入社前と後でギャップはありましたか?
藤井:正直、ギャップはほとんどなかったですね。前職のテレビ業界も忙しい仕事だったので、ある程度の覚悟はできていました。
ーー今後の目標について教えてください。
藤井:まずは目の前の業務に集中し、スキルアップしていくこと。その先には、いずれ自分がプロデュースするアイドルグループを手掛けられるようになりたいという目標があります。
ーー最後に、どんな人にこの仕事をおすすめしたいですか?
藤井:マネージャーは、アーティストを支える仕事。だからこそ、自分のことよりも「誰かのために動くことに喜びを感じられる人」にはすごく向いていると思います。
また、責任感も重要です。アイドルグループの運営は、締切との戦いでもあります。「まだ分からないから放置する」とか「誰かがやってくれるだろう」という考えでは絶対に務まりません。7人のメンバーの人生を預かる仕事ですから、責任と覚悟を持てる人にぜひ来てほしいです。
ーーまさに覚悟が必要な仕事ですね。
藤井:そうですね。面白いことを創るには、時にはギリギリの状況も乗り越えなければなりません。でも、その分、達成感は大きいですし、何よりアイドルが最高のパフォーマンスを発揮できる環境をつくることができるのは、この仕事ならではの醍醐味だと思います。
ーーありがとうございました!