こんにちは。
セラク・みどりクラウド事業部のエキスパートエンジニア・スクラムマスターの原田です。
みどりクラウド事業部では、毎週月曜の朝30分を使ってミニ勉強会を開催しています。
勉強会を開催する理由や、勉強会テーマであるアジャイル・スクラム勉強会の選定理由については第1回のストーリーで紹介していますので、よろしければこちらも併せて御覧ください。
第3回の勉強会では、アジャイルなプロジェクト計画・エレベーターピッチについて講義形式で実施しました。
講師は引き続き、Scrum Alliance認定のスクラムマスター(Certified ScrumMaster)である私・原田が担当させていただいています。
勉強会で使用したスライド
まずは、勉強会で使用したアジャイルなプロジェクト計画・エレベーターピッチのスライドについてご紹介します。
ちなみに、みどりクラウド事業部で私が実施したいくつかの案件では、実際にエレベーターピッチを使用してプロダクトの責任者とプロダクトの概要・誰が利用するのか・目的は何か・メリットは何かを整理した上で開発をスタートさせています。
プロダクトの責任者なのだから概要や目的はわかっていると言われることもありますが、改めて文章にしてみようとすると頭の中でふわっとしていることも多いので、エレベーターピッチのテンプレートで文書化して整理するのはおすすめです。
また、エレベーターピッチは一部の人だけが理解していればよいわけではなく、開発者も含めてチームの全員が理解できていることが大切です。エレベーターピッチの中には差別化や対価に見合う価値は何なのかなど、プロダクトの存在意義を伝えるコアな情報が含まれています。開発者が開発を進める際に何を大切にするか・何を優先するかは、このプロダクトのコアな情報を拠り所にして判断するべきなのです。
雑談Timeで参加者から出たコメント
最後に、雑談Timeと称して勉強会参加者でディスカッションを行っています。
そのディスカッションで出たコメントを一部ご紹介します。
- エレベーターピッチという言葉は初めて聞いたが、プロダクトの概要と投資に値するかを判断する情報を素早く伝えるために有用だと思った。
- 一般的なプロジェクト計画書と比較すると、エレベーターピッチのテンプレートを使った場合はプロダクトの説明がかなり短くできそう。しかしプロジェクト計画書の場合は費用や期間など、エレベーターピッチにはない情報はどうすればよいのか気になる。
このように、セラク・みどりクラウド事業部では定期的な勉強会の時間を確保し、開発メンバーの知識や技術の底上げを行っています。
面白そうだなと興味を持っていただけたら、勉強会では他にどのようなテーマを扱っているのかもご紹介できますので是非お話をしましょう。お待ちしています。
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