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シリウスブログ Vol.4(part.1) 「物流ロボットの検討プロセスについて」

Photo by Scott Graham on Unsplash

昨今物流ロボットの検討を進められている会社が増えております。実際に当社への問い合わせも日に日に増えており、以前よりも物流ロボットへの敷居も低くなってきているのではないでしょうか。

しかしながら、物流ロボットの導入事例数や浸透度合いもまだまだ従来型のマテハン機器と比べると情報量が少ないというのが実情かと思われます。

そこで3つのパートに分けて、物流ロボットの選定に際しての検討プロセスや比較対象となるロボットの種類や特徴を交えてご紹介したいと思います。

Part 1. 選定プロセスについて

選定プロセスについては主に以下の3つの観点より検討を開始するのが良いでしょう。

 ・導入決定から運用開始までの計画策定

 ・作業工程にあった物流ロボットの選定

 ・安全のための現場環境設計

特に導入決定から運用開始までの計画の中には導入するロボットは当然のことながら、その他にも導入しているオートメーション型の機器との調整や倉庫管理システム(Warehouse Management System=以下WMS)の改修有無なども加味した計画を考慮すると良いでしょう。物流ロボットの種類と特徴などは後述しますが、その特性や物流現場との相性などは、導入後の生産性に大きく影響します。特にWMSについては各社とも重要な業務知見の集積となっている一方でロボット対応を含めた業務運用変更時には大きなハードルになる要素を含んでいるため、現状の業務フローとロボット導入後の業務フローを比較し、自社の業務要件を十分に満たしているかといった視点で確認することが必要になります。物流ロボットといっても作業工程毎に多種多様なロボットが誕生しております。

(Part2に続く)



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