動物サポーター制度へ参画しました!~「感染管理で社会に貢献する」メディコムジャパンの新たな挑戦~
こんにちは、メディコムジャパンです。
私たちは「すべての人々に健康な暮らしと安心を提供する」ことをミッションに、医療現場や一般家庭向けの感染対策資材を開発・販売しています。そして、自社の強みを生かしたCSR活動にも、様々な方面で取り組んできました。今回の記事では、そのうちの1つ、今年からスタートした新たな活動についてご紹介します。
動物園サポーター制度参画について
メディコムジャパンでは、2025 年4月より神戸市立王子動物園(以下、「同園」)が実施する「動物サポーター制度」に法人として参画しました。
本制度は、企業・個人による寄付を、動物のエサ代や飼育環境の整備費用として活用し、市民の皆さまとともに動物園運営を支える仕組みです。
この制度へ参画した経緯や今後について、導入を担当した社員に話を聞きました。
―最初に、この制度へ参画した経緯を教えてください。
参画には、少しユニークなエピソードがあります。
そもそものきっかけは、自分が王子動物園のファンだったことでした。そして入社時から「神戸の会社であるなら、王子動物園にスポンサーとして参画すべき」と提案していたのですが、当初はなかなか実現には至りませんでした。
ところが数年後、経営層から「家族が王子動物園に行ってきたけど、なぜうちの会社はスポンサーになっていないの?」という一言があり、状況が一変しました。
私は「え…以前から提案していたのですが…」と苦笑い。最終的には「ご家族の一言」が背中を押したことに、なんだか当社らしさを感じました。
―コアラ舎を支援先としたのには何か理由がありますか?
支援先をコアラ舎に決定した理由はいくつかあります。
かつて王子動物園の象徴はジャイアントパンダのタンタンでしたが、2024年3月に惜しまれつつ亡くなりました。現在も園には多くの人気動物がいますが、その中でコアラを選んだのは、飼育体制の熱心さ、ちょうど赤ちゃんが誕生して注目を集めていたタイミング、さらに展示スペースや掲示物が来園者にとってわかりやすい構造であることが大きな理由です。
これらの条件が重なり、コアラ舎への支援が最適だと判断されました。
―支援を始めたことで、社内には何か変化がありましたか?
王子動物園から無料チケットをいただき、社員やそのご家族が動物園を訪れる機会が増えました。これまで「王子動物園?行ってみたい!」という社員にも関心を持ってもらえるようになり、地域への理解が深まったのは大きな成果です。
―動物園側からの反響はいかがでしょうか?
金銭的な支援に加えて、グローブやマスク、ハンドジェルといった物品提供も行っています。すると獣医師や飼育スタッフから「使いやすくて助かっている」「快適です」との声が届きました。
医療従事者ではない彼らにとっても、こうした物資が現場の健康や仕事の快適さにつながっていることを知り、企業として神戸市を支える意義を改めて感じました。
今後に向けて
メディコムジャパンでは、「感染管理で社会に貢献する」という社是のもと、今後も医療用器具メーカーとして培った専門知見を動物医療現場の感染予防・衛生管理に最大限活かし、同時に来園者の安心・安全を守る環境整備にも努めていきたいと考えています。
改めて目標をお聞きすると、力強いメッセージが返ってきました!
「今後の目標は明確です。今もやっているかわかりませんが、川崎重工業さんが実施していた「川重の日」に倣い、従業員や家族を招待する『メディコムの日』を設けられるくらいの規模になりたいと考えています。
さらに、メディコムならではの企画もできればなと思っています。例えば、当社製品に動物のイラストをあしらったオリジナルデザインを作成し来園者に配布する取り組みや、王子動物園の人気イベント『計量の日』に倣い、5月5日の『手指衛生の日』に、子どもたちが動物とのふれあいを通じて楽しく手洗いの大切さを学べるメディコム主催のユニークなプログラムを企画し、地域貢献につなぐことができれば幸いです」
これからも神戸を拠点に、動物福祉の向上と市民の健康・安全を支えるCSR活動を継続してまいります!