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将来は日本とベトナムの架け橋に

簡単な自己紹介と、今の担当業務を教えて下さい

名前はドアン コック ダットです。ベトナムから日本に来て8年目で、今年30歳になりました。来日してからの3年半は日本語学校などに通い、その後日本で社会人となりました。プログラマーからキャリアをスタートして営業なども経験したのち、2020年11月にイー・カムトゥルーへ入社しました。現在はプロジェクトリーダーとして、お客様からの要望を分析してベトナム側の開発側に伝達したり、チーム内の管理を担当したりしています。

イー・カムトゥルー入社のきっかけを教えていただけますか?

2018年頃、以前勤めていた会社で札幌に転勤となったのですが、その頃に友人を介して現在の上長とお会いしました。当時イーカムではオフショア開発をベトナムに委託しており、ベトナム人である私に興味を持ってくれたみたいです。

現地で責任者になってもらいたいと誘ってくれましたが、まだ社会人として経験が浅く、ベトナムに帰る予定も無かったので、その時はお断りさせてもらいました。代わりに当時勤めていた会社を紹介したことで、一緒に仕事をする機会が生まれました。その後、当時勤めていた会社の社員としてイーカムに常駐することになった際、改めて誘っていただきました。

私も将来はベトナムと日本の両国に関係ある仕事で起業をしたいと強く思っていたので、この会社なら自分のやりたい事をやらせてくれるかもしれないと考え、昨年11月に社員として入社する事になりました。

ダットさんが日本に来ようと思ったきっかけは?

特別な理由は正直無いですね(笑)。実はベトナムにいた頃に公務員として働いていたのですが、その仕事には魅力を感じず1年と経たずに辞めてしまい、実家でニートみたいな生活を送っていました。このままではまずいなと思い、再就職を試みましたがどれも上手くいきませんでした。色々と考えていた所に当時日本に住んでいた親戚のお姉さんから日本行きを進められ、深く考えずに「はい、行きます」と日本行きを決断しました。

ですが、ベトナムから日本に移住するのには少なくても100万円程度の費用がかかります。当時はお金も全然無かったので、できるだけ安く日本に行ける方法を色々と調べた結果、朝日新聞奨学生という制度を見つけました。新聞配達をしながら学校に行けるという制度なのですが、その試験に受かったので30万円ほどで日本に来ることができました。

日本ではどのような勉強をされたのですか?

ベトナムにいた頃もCISCOなどのネットワークに関する勉強をしていましたが、ネットワーク関連の求人は日本もベトナムもそこまで多くないのが実情です。そこで、比較的求人の多いプログラム開発について学び直さなければと考え、日本語学校卒業後はプログラミングの専門学校に入学しました。1年半の日本語学校と2年間の専門学校でトータル3年半、毎朝2時半に起きて新聞配達をしながら学校に通っていました。

ダットさんにとってイーカムはどんな会社ですか?

働きやすい会社だと思っています。まず上田社長がすごく優しいです。私もまだ若いので、何か新しい事にチャレンジしたいという思いが強く、将来的にイーカムで積んだノウハウをベトナムに持って帰りたいと考えています。上長を始めみんな応援してくれるので、私にとってすごく合っている会社だなと思っています。

ダットさんがエンジニアとして大切にしていることはありますか?

今はプログラミングの実務から離れていますが、やはり顧客目線で開発に取り組むことが必要だと思います。エンジニアとお客様、それぞれの立場で考える事は違うので、新機能を実装する時などは、お客様が求めている事をお客様の立場で理解する必要があると思っています。

ダットさん自身はどういう人と働いてみたいと思われますか?

日本の人たちって、あまり喋らないんですよね。みんなコツコツと仕事に取り組むので、私としてはもっとフランクに、みんなで楽しく仕事をしていきたいです。

他には、自分の意見が言える人と働きたいです。私は日本企業の文化の中で会議があまり好きじゃないんです、みんなあまり意見出さずにうなずくだけなので。それぞれが持つ悩みとか課題っていうのは各フローから見えた問題点でもあるので、いっぱい悩みを出してもらって、みんなで意見を出し合って、問題点を解決出来るようになると良いと思いますね。

ダットさんが今後、チャレンジしてみたいことはありますか?

まずイーカムの社員として、もっと貢献出来る人材になりたいと思っています。現在はプロジェクトリーダーとしてベトナムの開発を管理する立場なので、ベトナムのリソースを使い、お客様とコミュニケーションを取って、より良いものを提供していきたいと言うのがイーカムの一員としてやりたいことです。

それとは別に、将来イーカムがベトナムに進出する事もあると思うので、日本の言葉や文化、日本流の仕事の進め方など、これまで培った経験を生かして『イーカムベトナム』という会社を起業、ベトナムに日本のサービスを展開していきたいと考えています。

あとはチャレンジとは別ですが今コロナ禍なので、またみんなで飲み会がしたいですね。

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