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【創業ストーリー | 現在編 】私の経験から、忙しく働いている社長を手助けする会社を作りたい!


こんにちは!JOELで主にデザインを担当している西岡です^^
前回に引き続き、弊社社長の笹木にインタビューを続行しました!


~起業第二章の始まり、CCSとの出会い~

---再び一人で起業したわけですが、もう一度人を雇おうと思ったのはどうしてでしょうか?

もう一度一人で起業して、だんだん忙しくなって一人では処理しきれなくなってきました。
その頃から「タスク管理」というものを始めて、少しずつ大量の仕事を処理する術を身につけていったんです。

でも結局やること自体は多いんですよね。そういうのもあって「在宅で仕事を手伝ってくれる人がいたらいいな」という考えが浮かぶようになりました。

しかし「前回はたった2名の社員もまともにできなかったのに、業務委託契約とはいえ果たして大丈夫なのだろうか?」という不安が付きまといました。人を増やすことに対してあまりポジティブになれなかったんですね。

そんな折にCCSに出会いました。「価値観や仕事のルール、やり方、考え方を文書化して冊子にまとめて共有する」というメソッドに共感し、弊社のCCS(JOELノート)を作成することに決めました。

私が過去に失敗した原因が「自分の考えや価値観、会社の方向性を明確にして共有していなかった」ことだと気付いたんです。なにせ「社長が何を考えているか分からない」とよく言われていましたから。

CCSを軸に価値観を重視して一緒に働く仲間を集めたら、自分が動かなくても回る組織になっていくと思ったんです。そして実際に効果を実感しました。



--CSS(JOELノート)を導入してどのような効果がありましたか?


CCS(JOELノート)を軸にして組織化したことで、
1年後にはほぼ私が現場の業務に関わらなくてもサービス提供できる状態になりました。

これまでは私が作業指示を出して、作業後のチェックも私がやっていたんです。
これでは作業の一部をしてもらっているだけで、抱えている仕事量は変わらなかったんですね。

ですが、現在は自分がいちいち指示を出さなくても動く組織になりました。
私の知らないところでミーティングが始まり、そこで色々決めてプロジェクトが進んでいます。

今回のインタビューにしてもそうです。今までは私が依頼しないといけませんでしたが、社員のほうから「インタビューします。質問事項考えたので、時間を取ってください」と言われて喋るだけです。

それだけで記事が出来上がるなんて、これまででは考えられなかったことです。


過去に失敗した経験から、仕組み作りに投資する機会を得ました。
そのおかげで現在は順調に成長しています。

何よりも、私自身が現場サービスをすること無く、
サービス提供ができる状態になったことが大きいです。

私も自分のスキルアップより、仕組みや組織、他の人に成長してもらって
気持ち良く働いてもらいたいという気持ちのほうが大きくなりました。


--CCS(JOELノート)はもともとリモートワークを想定して作られていませんが、それでも十分に効果があったと思いますか?


100%の力が出せていると思います。

弊社の場合、増員と同時にCCS(JOELノート)を導入したので即効性があったんですね。
CCS(JOELノート)がある状態から入ってもらったので、最初から協力して頂ける体制が出来ていました。

他社だと「社長がなんか導入するらしいぞ」なんていって、浸透に時間が掛かったりするようです。

私のほうもCCS(JOELノート)を更新するたびに、価値観などが明確になっていきました。
「こういう人が欲しい」「こういう会社にしたい」というのを言葉に出来るようになったんです。

そういった価値観が浸透していく中で、より共感してくれる方が仲間になってくれるようになりました。
効果はすごくあったと思います。



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最も大事にしていることは「価値観」

--人を増やしていくうえで、気を付けていることはありますか?また今後の課題は?

スキルだけでなく、会社の価値観に合う人かどうかを重視しています。
どんなにスキルが高い人でも、会社の価値観に合わない人は残念ながらお断りしていますね。

価値観に合わない人が働くことで、会社と本人の双方にとって不幸になることを実感しているからです。


今後の課題は人材の成長です。
マーケティングの経験が少ないメンバーを、短期間で成長してもらうための環境作りは最大の課題です。

もちろん、学習の機会に関する施策は色々とやっています。
ただ、私が求めているのは、実際に実務レベルでそこらのマーケター以上の価値を提供できる実力を
持てることなんです。

--現在のスタッフはどのように選出したのでしょう?採用の基準や、大切にしていることなどあれば教えて頂きたいです。

在宅ワーク系のメディアや、フリーランス向けメディアでの採用広告が主です。

初期は有力そうな方に、私がZoom面談をして選んでいました。
ですが徐々にZoom面談はやめて、テキスト上のやり取りへと形を変えました。

というのも、面談するよりもテキストでのやり取りのほうが、実際の仕事をする際のコミュニケーションや、考えを把握しやすいということに気付いたからなんです。
会社の価値観に対する反応もよく分かりますしね。

重視しているのは、会社の価値観に対する反応と学習意欲、自立性、スキルですかね。


--現在の社内の雰囲気についてどう思われますか?

ギスギスしてなくて、人間関係のストレスがあまり無い環境だと思います。
僕の聞く限り、人間関係のトラブルは無いようです。
弊社の「互いの良いところを見よう」という価値観を、皆さんが尊重してくれているのだと思います。
それぞれで上手に処理をしてくれているようです。本当に感謝です。

そのため…といいますか、やや慎重タイプの人が多いような気がします。
私自身、あまり冒険するタイプではないのですが、仕事に関しては積極的に挑戦するほうなんですね。
なので会社としてバランスを取るためには、もっと積極的にどんどんトライしていく人がいても良いのかなというふうに思います。



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1ヶ月間、社長不在でも問題のない会社へ

--弊社は完全リモートワークですが、困ったこと、逆に面白かったことなどはありますか?

困ることはあまりありませんが、強いてあげるなら時々ネットワーク環境の良くない人のZoomが落ちることや、特定のアプリで音声が途切れ途切れになることくらいですね。

面白かったのは、私が朝仕事してちょっと昼寝して、また夜に仕事していたら1日中仕事していると思われたのか「休んでください」と言われたことですかね。

昨年末に手術で1ヶ月ほど休んでいたときも、退院してから皆の様子を見ようとチャットツールを覗いていたんです。
すると私のアカウントがオンライン表示になったことに気付いたメンバーが、
私がオンしている事を社内に広めて「休んでいてください」という雰囲気を作られた事があります。
その時は謝りながら退室しました。w



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一緒にJOELを成長させたいという仲間を増やす

--現在JOELにはそれぞれ個性と能力のある方が揃っていますが、今後の採用にはどんな方を希望されますか?


経営者マインドがあるような、自立性の高い方ですね。

私は作業者を集めたいわけではないので、一緒に問題解決して、JOELを成長させたいという仲間が増えてほしいと思います。

そのほかには「ダイレクトレスポンスマーケティング」のスキルを持っている方です。
お客様から反応を取るマーケティングですね。

あと「論理的思考」「問題解決能力」に長けている方もですね。
弊社の仕事はお客様の問題をどう解決していくかなので、知識以上に考えられる方がいいです。
または、興味をお持ちで、勉強する意欲がある方も歓迎です。

弊社でも学習カリキュラムや制度は用意していますが、
やはり人に言われなくても勉強する事が当たり前な人は成長のスピードが早いですよね。

学習や読書、実践を積極的に回す方、大歓迎です。

そして「こういうのやりたいです!」と挙手してくれる積極的な方もお待ちしています。


ここで現在編は終わりです!
次回は「学習で変化した社員のストーリー」や、「目指せ!社内失業!?」についてお届けします。
お楽しみに!

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